【2023秋 50代が買うべきブランド】上質素材と女性らしいデザインの「ジェイドット」

白のウールワンピースは、ジェイドットを象徴するようなクリーンかつリュクスな一枚。下のポンチョと同じく、尾州産ウールを職人の手仕事でていねいなダブルフェイスに仕上げている。丸みを帯びてきた大人女性の体型を、立体裁断ですっきり見せることもブランドコンセプトのひとつ。
ワンピース（共布ベルトつき）￥185,900・ニット￥42,900・パンツ￥53,900／ジェイドット 自由が丘八雲店（ジェイドット）　ネックレス（短）￥46,200・ネックレス（二重にした長）￥70,400／エスケーパーズオンライン（ハルポ）　靴￥135,300／セルジオ ロッシ カスタマーサービス（セルジオ ロッシ）

白やキャメルのまろやかなカラーパレット、フェミニンでどこか可憐さも感じるデザイン……ジェイドットの服は、豊かに年齢を重ね、優しく満ち足りた女性像をイメージさせる。

デザイナーの谷川順子氏は、エクラ世代に人気の実力ブランド、ドゥクラッセを創業から担当。今年、よりラグジュアリーなつくりに特化したハイラインをローンチした背景には、日本が誇る高品質な素材と職人技を十分に生かしたいという強い思いがある。

ブランド名は、「ジャパン品質」へのこだわりと、自身の名前の頭文字から。秋冬は、ひと目で極上とわかる尾州産ウールを中心としたラインナップ。谷川氏が得意とする立体裁断で、ノーブルで女性らしいシルエットに仕立てられている。

「日本の女性は美しい。仕草に宿る気品、潤いのある肌や温かなまなざし、謙虚な語り口も──そんな大人が内側から輝ける服づくりを目ざしています」と谷川氏。同じ理想を共有できる、心優しい女友だちのようなブランドだ。

（右）目を見張る繊細な表面感のリバーレースを採用したブラウス。職人が手作業で糸をつなぎながら機械を動かすことで、自動織り機にはない美しい凹凸（おうとつ）が。
ブラウス￥61,600
（中）ウエストゴムでリラックス感がありながら、生地をバイヤスに使っているためリッチなドレープが生まれて。ドレスアップにも対応する上質なイージーパンツは貴重。
パンツ￥53,900
（左）世界のトップメゾンも指名する尾州産ウールを使用した一枚仕立てのノーカラーポンチョ。装飾はなくても、素材とシルエットだけで十分優雅さが伝わる。
ポンチョ￥163,900／ジェイドット 自由が丘八雲店（ジェイドット）