神楽坂から目白へ ホテル椿山荘東京の雲海と昭和の名建築を満喫

先日ご紹介した神楽坂の休日ランチの続きを…。東京カテドラル聖マリア大聖堂、椿山荘の「東京雲海」を体験してきました。
坂の上に立つ赤城神社を後に、
今度は坂を下って、目白方面へ。

これがなかなかの急な坂で
赤城神社の標高がいかに高いかを
改めて実感します。
赤城神社の社殿
神楽坂に行くなら
少し足を伸ばして、
前から一度行きたかった
「東京カテドラル聖マリア大聖堂」へ行こう!と
夫婦の意見が合いました。

今を時めく建築家・隈研吾氏監修の神社から
昭和を代表する
世界的建築家・丹下健三氏設計のカテドラルへ。

今思えば
結構な振れ幅ですね〜。

東京のカトリック教会の総本山である
東京カテドラル聖マリア大聖堂へは
東京メトロ江戸川橋駅方面から、
またまた坂を上ることに…。
本当に靴をヒールにしなくて良かった。
東京カテドラル聖マリア大聖堂の外観
ご存知の通り、丹下健三氏は
近代建築の基礎を作り上げたと言っても過言ではない
日本を代表する建築家。

代表作品に「(旧)国立代々木競技場」や「広島平和記念資料館」
「東京都庁舎」などがあります。
そんな数ある作品の中でも
最高傑作とも言われるのが
東京カテドラル聖マリア大聖堂なのです。
東京カテドラル聖マリア大聖堂はシャープな印象
シルバーメタリックのシャープな外観が
とにかく目を引きます。
昭和の非常に勢いのある時代らしい
都会的で華やかな建築ですよね。

一転して、教会の内部は
カトリック教会らしい荘厳な雰囲気。
そのギャップに驚きました。
中に入った瞬間、空気が一気に変わりますよ。

東京カテドラルの一番の特徴は、
上から見ると
建物全体で十字架の形を描いていること。
後でグーグルアースで確認しました♫
こんなこと考える丹下氏はやはり只者ではありません。
東京カテドラルの鐘塔
鐘塔の4つの鐘はドイツ製ですが、日本的な音色が出るよう工夫されています
残念ながら内部は撮影禁止!でしたが
見学は自由にできます。
しかも、無料です。

教会の中はとても広く、
まず、高さ16mもの十字架に目が釘づけに。

他にも、最後の晩餐の食卓をかたどった祭壇や
サン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロ作
「ピエタ像」の原寸大レプリカ
最頂部が高さ40mにも及ぶ大聖堂など
見応えたっぷりでした。

機会があれば、ぜひご自身の目で
確かめてみて下さいね。

この日は、ちょうど結婚式が行われており
パイプオルガンの美しい音色を
生で聴くことができて、とてもラッキーでした。

このパイプオルガンは
教会用のオルガンとしては
日本最大だそうですよ。
ルルドの洞窟を真似た祈り場
屋外にはフランスのルルドの洞窟
そっくりに作られた祈り場がありました。

なんでも、この片田舎の洞窟に
聖母マリアが現れるという奇跡が起こり、
世界的な巡礼地になったとか。
祈り場に立つ聖母マリア
聖母マリアさま
神々しく、優しい眼差しでした。
ホテル椿山荘東京の庭園
東京カテドラルの目の前には
ホテル椿山荘東京があります。

普段からよく歩くとはいえ
今日はスニーカーではなくローファー。
流石に足が疲れてきました。

これも予め今日のプランに入っていたのですが
憧れの椿山荘でコーヒーブレイク♫です。

この日はお天気も良く
たくさんの結婚式&披露宴が行われており
ホテルのロビーはとても華やかでした。
庭園で写真を撮る女性
椿山荘といえば庭園が有名ですよね。
そして2020年からは
霧に包まれた庭園の幻想的な情景を楽しむ
「東京雲海」も話題に。

ランチやアフタヌーンティー、ティータイムの利用でも
見ることができると聞き、
訪れてみました。
  • 椿山荘の庚申塔

  • 椿山荘の七福神

  • 椿山荘の羅漢石

椿山荘の庭園の中には、江戸時代に造られ、
当時からこの場所にあったと伝えられる
「庚申塔」(左)があります。

庚申塔って、神社を巡っていると
よく見かけますが、
まさか椿山荘にあるとは!

他にも、七福神(中央)や
羅漢石(右)など、楽しい発見が一杯です。
この羅漢さん、
なんだかちょっとゴリラっぽく見えませんか?
とても愛らしい表情をされています。


椿山荘の三重塔
立派な三重塔もあります。
椿山荘の雲海
広いお庭を散策していると
もく、もく、もくと
白い霧のようなものが…。
東京雲海の始まりです〜。
椿山荘の雲海
白い霧の雲海が
庭園中に、どんどん広がっていきます。
庭園を白い霧が埋め尽くす椿山荘の雲海
わずか数秒で見えないくらいに(笑)
椿山荘の雲海
ピークを超えても
しばらくは雲の中にいるような感じ。
椿山荘の雲海
庭園の至る所に
白い霧が立ち込めています。
椿山荘の雲海
神楽坂から目白へ ホテル椿山荘東京の雲海と昭和の名建築を満喫_1_17
椿山荘の雲海
ホテルのHPによれば、雲海の出現は約3分間。
もっと長く感じたけどなあ。

髪も少ししっとりするくらい
結構な量のミスト!
まるで雲の中にいるような不思議な体験でした。

そして、なんだかとてもいい香り〜。

早朝や深夜には
庭園の4分の3を覆う「大雲海」が
体験できるそうですよ。
夜はライトアップもされて、
グッと神秘的な雰囲気に。

いつか、宿泊して体験したいものです。
椿山荘の雲海
雲海は日中、30分に1回実施されるので
いろいろな角度や場所から
見るのもおすすめです。
夕日と椿山荘の庭園
素晴らしいお庭に感動して
ゆっくりしているうちに
もう日が沈む時間に。

神楽坂ランチから始まった休日は
盛りだくさんな内容で
とても充実した1日になりました。

いろいろプランを組んでくれた夫に
感謝、感謝です。
都電荒川線
リフレッシュしたら
まだまだ歩く私たち夫婦(笑)。
平坦な道をまっすぐ歩いて
副都心線の雑司が谷駅へ向かいます。

本日の締めは
駅からすぐのところから見える
都電荒川線(夫が見たかった!)

東京に残る唯一の都電で
1両のみのレトロな電車です。

今日やりたかったことは全てコンプリートして
家路につきます〜。
本日の歩数は約2万歩に。
よく歩きました。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
CHIKAO

CHIKAO

東京都在住。ライター兼ディレクター。夫と社会人の息子の3人家族です。旅、食、インテリア、コーヒー、映画、神社巡りに興味津々!自分の楽しみや新しい挑戦、日々の気づきなどを楽しく発信していきたいです。

Instagram:chikachika_i

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