【中谷美紀】スペシャルインタビュー「日常と非日常を自然につなぐドレスアップスタイルが理想」

圧倒的な存在感で私たちを魅了する女優・中谷美紀さん。そんな彼女は40代に入り、ファッション観にも変化があったそう。コンサートやオペラ鑑賞の際や旅先でのドレスアップスタイルについてお話を伺った。

【Special Interview】目ざしたいのは、日常と非日常をつなぐドレスアップ

トリプル主演で話題のドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ』(フジテレビ系列)に出演中の中谷美紀さん。クリスマスの一日を描く作品中で、ニュースキャスターを演じている。

「ドラマでは、ほぼ働く女性のスタイルで登場していますが、ロケをしているクリスマス仕様の横浜の街はとても華やか。実際のクリスマスシーズンが楽しみになります」と語る。

ご自宅のあるオーストリア・ザルツブルクでは、クリスマスは家族で静かに楽しむ風習なので、装いは控えめな一方、中谷さんご自身は、コンサートやオペラ鑑賞に行くことも多く、ドレスアップするシーンもたびたびあるそう。

「全身すきがないドレスアップももちろん素敵ですが、個人的にはマスキュランなスタイルが好きです。日常と非日常を自然につないでくれる、そんな着こなしが理想です。コンサートなどに行く際は、シャツ×ワイドパンツにジュエリーで華を添えることが多いですね。旅が多い日々なので、旅先ではミニマムなワードローブでドレスアップすることに。おのずと黒の装いになりますが、黒は好きな色なので、私にとってはいたって自然なんです」

40代に入り、ファッション観にも変化があったという中谷さん。
「ずっと大切にしたい、心から好きだと思えるものだけを身につけていたいと思うように。バージャケットなどディオールのお洋服もその筆頭です。今回、大好きなディオールを5体着用させていただきましたが、どれもとても私好みのドレスアップスタイル。シンプルなのに印象的なジュエリー使いは大人に許された贅沢ですね」。

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中谷美紀

中谷美紀

なかたに みき●女優。’76年生まれ。東京都出身。映画、ドラマなど数々の名作に出演し、多数の映画賞も受賞。’23年はNYの舞台『猟銃』で主演を務めた。今秋発刊された、東京とオーストリア、二拠点生活の日々をつづった著書『文はやりたし』(幻冬舎文庫)が話題。
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