【50代の頭皮ケア】目立つ”透け頭皮”をなんとかしたいなら、薄毛外来へ

ふと鏡を見て、自分の頭頂部の透け感が気になったら、クリニックの薄毛外来もひとつの選択肢。通院する症状は人それぞれなので、“自分基準”で受診する女性が増えているそう。薄毛外来の第一人者、医師の浜中聡子先生にその実情をうかがった。
教えてくれたのは
浜中聡子 院長

浜中聡子 院長

医学博士。国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医などさまざまな資格をもち、女性の薄毛治療の最前線で活躍。
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック

クレアージュ東京 エイジングケアクリニック
東京都千代田区有楽町1の7の1有楽町電気ビル北館17F
☎03・5224・6661
https://www.womenshealth-tokyo.com
※電話、web、LINEなどで予約可能。
全国に浜中先生が顧問を務める分院あり

Q.頭皮が透けて見える原因は?

A.毛密度が下がっていることが原因!

毛穴や毛根の数は変わりません。つまり頭皮が透けて見えるということは、髪一本一本の毛密度が下がってきているということ。そしてひとつの毛穴から生えてくる髪が、若いころは3本だったのが、2本、1本と少なくなってきていることが原因だと考えられます。中年以上の女性に多くみられる、加齢による変化です。

Q.エクラ世代の頭皮に透けが起こる原因は?

A.加齢だけでなく、不規則な生活、過度なケミカル施術など

女性の頭皮の透け、薄毛の多くはびまん性脱毛症といわれていますが、原因は単純ではなく、加齢、遺伝、女性ホルモン、生活習慣などが複雑にからんでいます。意外と侮(あなど)れないのが、過度の飲酒や喫煙、栄養の偏り。そして過度なカラーリングやパーマ、縮毛矯正などの外的刺激。髪や頭皮の負担となって影響を及ぼすことが。

Q.頭皮の透けをケアするために、クリニックでは何ができる?

A.内服薬と外用薬による治療です

クリニックでは医薬品による「発毛」の治療が可能。外用薬では発毛剤のミノキシジルを中心に、補助薬を組み合わせることも。クリニックであればミノキシジルも6%以上と高い濃度で処方できますし、内服もあわせて治療をしたり、サプリメントや点滴を処方したり、その人それぞれの症状に合わせて、医師が治療方針を考えます。

内服薬と外用薬による治療です

Q.クリニックでの治療の予算は?どのくらいの期間が必要?

A.ひと月で最大¥33,000。期間は人によって変わります
当クリニックでは外用薬+内服薬の治療で、ひと月最大¥33,000です(初診料は別)。保険外治療なので安くはありませんが、治療を続けられることも加味して診療時にご相談しています。治療期間は個人差が大きいので、一概に何年、何カ月とお伝えするのはむずかしいですね。けれど少しでも頭皮が気になるなら、まずはカウンセリングだけでもクリニックに頼ってください。

初診時
初診時

6カ月後
6カ月後

12カ月後
12カ月後
【40代女性治療例】
内服薬+外用薬(月¥33,000)の治療を12カ月継続した変化。
資料提供/クレアージュ東京 エイジングケアクリニック

Q.頭皮治療中、ホームケアはどうしたらいい?

A.ボリュームケアができるシャンプーなどがおすすめ

治療中だからと、NGなことはありません。白髪のカラーリングも可能ですし、シャンプーなども市販のもので大丈夫です。髪のボリュームをサポートするようなアイテムだと、地肌の透けが気になりにくくなることも。あとは良質な睡眠をとること、タンパク質やビタミン、ミネラルを食事でバランスよくとることが大切です。

ボリュームケアができるシャンプーなどがおすすめ
ハリコシ成分配合で根元から立ち上がる洗い上がり。地肌も保湿できる。(右から)スカルプD ボーテ フワリー スカルプシャンプー 350㎖・同 トリートメントパック 350g 各¥1,986/アンファー
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