似合うものの精度を上げていくほうがおしゃれに近づける(ジェーン・スー)
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【大草直子×ジェーン・スー スペシャル対談】令和の50代。あらためて“マイスタイル”を考える
世の悩める女性たちに愛の言葉を送り続ける、大草直子さんとジェーン・スーさん。リアルなエクラ世代で仲よしのふたりが、等身大の“マイスタイル”について、ゆるやかに、深く向き合った。
スーさん(以下、敬称略) 似合うものだけにしていけばいいって、以前大草さんがちゃんと理屈で教えてくれて、選ぶのがラクになりましたよ。私は体に厚みがあるから、襟によって印象が全然違うんだけど、ニットはシンプルなクルーネックが一番ダメ。逆に厚みが目立つの。ボートネックやタートルだとすっきり収まることがわかって、もう迷いません。
大草さん(以下、敬称略) 似合わないものを手放す作業は私もしてるよ。20代で膝を出す服は捨てたし。自分のスタイルと違っちゃうから、もう膝は出さない、って。ミニスカートも、厚手のウールのタイツにニーハイブーツ履けば着られるの。そういうイタくならない方法はあるけど、私は選ばないかな。この冬手放したのは、ノーカラーのコート。
スー わー、ほんと?
大草 ノーカラーは今55点なんだよね。髪が伸びて、襟があるほうが似合うから。私、髪伸びると、キムタクっぽくない?
スー え? のれない、唐突すぎて(笑)。
大草 男の子っぽくなるの、逆に(笑)。それに、ピラティスやって体が薄くなったこともあって、襟があるほうが顔まわりに立体感が出るんだよね。
スー そうか、工夫がないとイタくなる可能性がある年代になったんだろうな。
大草 本当にセンスだけでおしゃれできる人なんてごく少数。そうじゃないなら、ちゃんとTPOから服を考えればいいんだと思う。見る人に気持ちよさを与える客観性は必要なんだよね。それも知性でしょ。
スー 知力と、知性だ。
大草 おしゃれじゃなきゃいけないなんてことはないんだよね。でもさ、朝ごはん食べなくても出かけられるけど、洋服着ないと外に出られないでしょ? 服を着るって、超エッセンシャルなんだよね。
スー 本当にそのとおり。
大草 だから一回この年齢でちゃんと向き合って、言語化するといい。この先がきっと明るく変わってくるから。
スー そういわれると勇気をもらえます!
ジェーン・スー
世の悩める女性たちに愛の言葉を送り続ける、大草直子さんとジェーン・スーさん。リアルなエクラ世代で仲よしのふたりが、等身大の“マイスタイル”について、ゆるやかに、深く向き合った。
年の差1歳。同じ文京区で、近所の国立小学校出身の2人。大草直子さんとジェーン・スーさんが、それぞれのマイスタイルを披露。「私らしい服」に迷うエクラ世代はヒントをもらえるはず。
古くは与謝野晶子、現代ならさしずめユーミン、そしてこの人、ジェーン・スー。彼女が紡ぎ出す言葉で、より強く、よりいきいきと輝きはじめた女たちがどれだけいることか。自身も50歳を迎えた今、私たちにどんな言葉を投げかけてくれるだろうか。前中後編の前編では、デビューから今までの10年を振り返ってもらった。
「海外出張が多くなり、レセプションやパーティに呼ばれる機会がぐっと増えているんです」という大草直子さん。そんな大草さんがエクラ世代に向けて、大人のドレスアップのコツを伝授。オール私物でお届けするリアルな大草さんの洗練されたドレススタイルにもぜひ注目して!
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