隠れ家の趣き タイ チェンマイのラーンナースタイルホテル 5選

リゾート写真家 増島 実の、本当にお薦めしたいホテル タイ編 3

2018年1月15日
東南アジアで一番人気を誇る観光国タイは、4つの地域に分けられる。ビーチリゾートに恵まれた南部タイ、首都バンコクを含む中部タイ、イーサンと呼ばれる東北部タイ、そしてチェンマイを中心とする北部タイ。クメールやモン文化の影響を受けている他の3つの地域とは異なり、北部タイには13世紀末から16世紀の中頃まで断続的に続いたラーンナー王朝の影響が色濃く残されている。ラーンナー王朝は、チェンマイを首都に定め、豊かな土壌に恵まれて米作が盛んになり、仏教を信仰して多くの寺院を建立した。なだらかなカーブを描く大きな屋根を特徴とする寺院建築や、独特のテキスタイル、クラフトなど、その総称がラーンナー文化と呼ばれている。1995年、このラーンナースタイルの寺院建築をホテルデザインに取り入れたフォーシーズンズ チェンマイがオープン。これが起爆剤となり、次々にラーンナースタイルのホテルや、西洋建築と融合したラーンナーコロニアルのホテルが誕生した。いまやその数50軒を越えるが、そのなかから、隠れ家の趣きがある、ゲストたちに好評な5軒をセレクトした。

タマリンド ヴィレッジ チェンマイ(Tamarind Village Chiangmai )

チェンマイの魅力は、旧市街の散策。1.3Km四方の城壁の内側は、京都を思わせる碁盤の目のような整然とした町並みが続く。高いビルはなく、大通りからソイ(横町)に入ると、あたかも昭和の下町。手仕事で生計を立てる庶民の暮らしが垣間みられる。そんな旧市街の中程、ラーチャダム ヌン通りに面して立つタマリンド ヴィレッジ チェンマイは、日本の老舗旅館かと錯覚する上品な佇まい。

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タマリンド ヴィレッジのシンボルは、古都チェンマイにふさわしい樹齢200年のタマリンドの古木。リスの一家も住み着き、自然が溢れるシチュエーション。
チーク材が多用された室内は、老舗旅館にベッドをしつらえたような風情。侘び寂びの趣きすら感じさせる。いずれの部屋からも庭が臨め、風が渡ってくる。
タイ北部の料理が中心の、レストラン、ルアン タマリンド。ラープタヤン ハンレー(北部のカレー)ゲーンケー(バナナの花やカボチャの唐揚げ)は、辛味を抑えてマイルドにしてあり、食べやすい
ヴィレッジ スパは6つの施術室を備えている。お薦めは、タイマッサージだが、ハーバルボールを使ったタイ古来の施術ルー プラコップも興味深い。
フランジパニが香る夕暮れのダイニング。頬を寄せ合い、ろうそくの光でメニューをチェックするカップルが微笑ましい。木造のラーンナーホテルならではの温かなディナータイム。
Tamarind Village Chiang Mai
50/1 Rajdamnoen Road, Tambon Sri Phum, Amphoe Muang, Chiang Mai 50200, Thailand
http://www.tamarindvillage.com/en/
\23,901~Chiang Mai International Airportより4km
(料金は最安値の一例です)

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