アートから刺激を受ける

このロゴとタイトルの意味は何だろう?
 こんばんは、藍です。

 私のバイク仲間である各務さんの息子さんが、大学の同級生4人で展覧会を開催するとお聞きし、吉祥寺のギャラリーに行って来ました。

PENNY LANE GALLERY
 中に入ると、「通りがかりで入ってくださったのですか?」と声をかけて下さったのは、出展者のお一人である中原さん。
中原さん
中原祐輝さんと「自画像」
 各務さんは、残念ながら他のギャラリーに出向いているとのことで、お会いできませんでしたが、中原さんが丁寧に案内してくださいました。
各務一爽
各務一爽さん「guerrilla space」
 なんだか見ているだけで、爽やかな気分になってきました。
PENNY LANE GALLERY
初めにこの作品の位置が決まったそうです。
各務
各務一爽さん「place]
 落ち着きます。
中原祐輝
中原祐輝さん「無題」「筆致について2」
中原祐輝
中原祐輝さん「無題」「筆致について3」
 中原さんの作品は、段ボールに油絵具を重ねるだけでなく、はがすことで制作されたものもありました。「筆致について0」という作品は、最後に制作されたとのことですが、なぜか0番。「作品を作っていくうちにシンプルでいいのではと思いつき、0にしました。」と話してくださいました。
筆致について0
中原祐輝「筆致について0」
 何かが変わるときは、この様な感じかもしれません。シンプルが益々好きになりました。
 このロゴとタイトルの意味は何だろう?
 発案者の各務さんが不在のため、後で詳しくロゴとタイトルの意味をお聞きしました。
Loss/Rush
展覧会のロゴとタイトル
 「最初は区切りをつけるという意味を/(スラッシュ)という記号で置き換えてタイトルに付けたいという考えがあった。

展示タイトルを考え始めた時に、テーマよりも先に形遊びから入ろうという話し合いがあって、/と組み合わせてちょうどいい形の文字を探してたら、カタカナのロがしっくり来たので組み合わせた。

全員が平面作品を出すことが決まっていたので、絵画の基本的な形状である四角█の中から起こる、その枠からの脱却かあるいは調和を一挙に見せつつ、そこに区切りをつけてみるという意味合いも込めている 。

ロスラッシュとそのまま読んだら Loss rushと読むことが出来るのも偶発的な発見ではあったものの、大学の1年の中では早くに同級生のみのグループ展を行うことから、そういった自分達への、あるいは同じ時間感覚を持った人々への一種の皮肉を込めた「喪失を急ぐ」という造語として「Loss/Rush」というダブルミーニングのタイトルに決定した。」
 こうやって、アートはできるのだなと、素晴らしい発想と独創性に刺激を受けました。これからの4人のご活躍が楽しみです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。
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藍

愛知県在住。薬剤師。夫と社会人の息子、娘の4人家族です。ファッションや日常を発信し、エクラと共に素敵に歳を重ねていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

Instagram:yu_miys

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