スタートの春🌸オススメの2冊

オックスフォードで博士号取得のプリンセスと、エクラ世代の才媛芸人?光浦さん。 桜美しく始まる季節に、元気をくれる2冊です。
4月、通勤電車や職場で見る新人達には
こちらの気持ちも、どこかシャキッとしたものです。
フレッシュマンじゃなくなっても、やはり春はスタートの季節。
そんな気持ちを後押ししてくれるような2冊です。
赤と青のガウン 彬子女王  50歳になりまして 光浦靖子
まずは彬子女王(あきこじょおう)「赤と青のガウン」
文庫の重版でベストセラーとなりました。

オックスフォードに留学され、日本美術で博士号を取得。
この本では2回にわたる留学のあれこれが記されています。

異国での暮らしは、どんな人にも大変だと思います。
ましてやプリンセスなら尚更。
生まれて初めて、側衛という皇宮護衛官のいない生活が始まります。

残念なことや悔しい思いもたくさんありながら、
起こることが一つ一つ、前向きな気持ちで綴られています。

悪いことも、というのがポイントなんです。
辛かったことは敢えて短文にサラッと留められていて、
それが却って、大変だったんだろうなと共感を呼びます。
読後が本当に清々しい。

ご本人曰く、辛かったという感情は覚えていても、
詳しい内容は忘れてしまうタチなのだそう。
穏やかな性格の人って、こうなんだろうな。
いい記憶を積み重ねていける方、それが文章に表れています。

次は光浦靖子さん「50歳になりまして」
仕事を休んでカナダ留学、のはずがコロナで中止。
無期限の暇つぶしのような毎日に、
更年期やら歯の矯正やら、いろんなネタが差し込まれています。

楽観的な人間としては、ネガティブな人に対して
もうちょっと明るく考えたら?と思ってしまいます。
でもテレビの光浦さんは、だからこそニーズがあったのかな。
ポジティブな人ばかりがウケるわけじゃないし。

他者に「決めつけられている」という彼女。
ほんとはそうじゃないんだけどなぁと思うことが多々あるそうで、
それは共感できるところなんです。
勝手にそう思われて残念だなって経験、私にもいっぱいあるので。
今は無事カナダに住み、好きな手芸のワークショップを開いたり、
楽しく人生を満喫されている様子。
頑張って!インスタもフォローしました(笑)

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yako

yako

大阪府在住。夫と娘の3人家族。おしゃれ、台所仕事、本 etc好きなものを自分の言葉で綴ります。

Instagram:yako_sugar

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