50代女性に聞いた!夢中になった「韓国時代劇ドラマ」はこれ!

根強い人気の韓国時代劇ドラマ。中でも50代に関心の高いドラマを探るべく読者アンケートを実施。数ある作品の中から、熱いコメントが寄せられた“偏愛”時代劇ドラマ5選をご紹介。

『夜に咲く花』

昼は礼儀正しい寡婦、夜は正義の味方として覆面姿で人助けをするチョ・ヨファ(イ・ハニ)の二重生活を描く、痛快で温かい時代劇ロマンティック・コメディ。彼女の行動を目撃した従事官パク・スホ(イ・ジョンウォン)との出会いをきっかけに、ヨファの隠された行動が波紋を広げ、さまざまな事件に巻き込まれていく。
「夜に咲く花」主演のイ・ジョンウォンとイ・ハニ
主演のイ・ジョンウォン(左)とイ・ハニ(右) ©2024MBC
「夜に咲く花」主演のイ・ハニ
主演のイ・ハニ ©2024MBC
「主演のイ・ハニのコメディエンヌとしての高い演技力と売り出し中の若手イ・ジョンウォンの組み合わせがとても新鮮だった。未亡人と若い武官のほっこりする感じのゆるいメロ(恋愛)も良かったし、何よりもイ・ハニが役にぴったりだった。また時代劇は悪の力が強ければ強いほど、見る側をストーリーに引き込む力も大きくなるが、まさか! という脚本展開も秀逸で総合力が高い作品だったと思う。韓国時代劇は、どの時代も激動の歴史があり、ドラマのモチーフとしても非常に興味深い題材に溢れていると思います。両班と奴婢の身分格差、朝廷における権力争い、他国の侵略による略奪や政情不安など、ドラマチックな展開が観る者をぐいっと物語に引き込むのが大きな特徴だと思いました」(56歳・役員)

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『哲仁王后~俺がクイーン⁉~』

現代の男性シェフ、チャン・ボンファン(チェ・ジニョク)の魂が朝鮮時代の王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)の体に入り込むことで始まる、タイムスリップ×魂入れ替わりのフュージョン時代劇ラブコメディ。ボンファンは王妃として宮廷生活を送る中で、王・哲宗(キム・ジョンヒョン)と出会い、次第に心を通わせて……。
『哲仁王后~俺がクイーン!?~』のシン・ヘソンとキム・ジョンヒョン
主演のシン・ヘソン(左)と王・哲宗役のキム・ジョンヒョン(右) © STUDIO DRAGON CORPORATION
「現代の男性シェフがタイムスリップして王妃になる想像出来ない作品でしたが、王に惹かれていく過程がとても温かく、現代に戻っても心配している姿に和む作品です」(51歳・パート)
『哲仁王后~俺がクイーン!?~』のシン・ヘソン
主演のシン・ヘソン © STUDIO DRAGON CORPORATION
「泣いたり笑ったりハラハラしたり、飽きさせないストーリー、コミカルもシリアスも演じ分ける役者さんの演技力、衣装や小道具のリアル感、何もかもがよくできているなあといつも感心させられ、後味がすっきりなところが魅力です」(54歳・会社員)

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『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』

現代の女性コ・ハジン(IU)が高麗時代にタイムスリップし、ヘ・スとして8人の皇子たちと出会うロマンティック時代劇。優しい第8皇子ワン・ウク(カン・ハヌル)と惹かれ合う一方、冷徹な第4皇子ワン・ソ(イ・ジュンギ)の隠された優しさに心を動かされていく。しかし、ワン・ソが後の第4代皇帝・光宗であることを知り……。豪華キャストの競演も見どころの胸キュン物語。
『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』の皇子役たち
©2016 Universal Studios, Barami bunda. Inc., and YG Entertainment Inc.
「後半は辛い展開ですが、イ・ジュンギがカッコよく演じています。他の王子様達もそれぞれ個性的でいいです」(51歳・パート)
『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』のIUとイ・ジュンギ
主演のIU(右)とイ・ジュンギ(左) ©2016 Universal Studios, Barami bunda. Inc., and YG Entertainment Inc.
「主役がIUで周りを固める男性陣もイケメンばかり、キラキラした内容のラブコメ時代劇なんだろうな、と軽い気持ちで見始めたのですが……思ってもみなかった展開に何度も涙しました。評価が高いのは知っていましたが、ずっと後回しにしていて、もっと早く見ればよかったと思うほど、心にずっと響いている作品です」(55歳・主婦)

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『奇皇后』

14世紀の元と高麗を舞台に、実在した女性・奇皇后の波乱に満ちた生涯を描く歴史ロマンス時代劇。主人公スンニャン(ハ・ジウォン)は、高麗で生まれた身分の低い女性ながら、卓越した知性と武術を備え、男装して宮廷に仕えるうちに、元の皇帝タファン(チ・チャンウク)と高麗の王ワン・ユ(チュ・ジンモ)、2人の男の間で揺れ動く運命の恋に巻き込まれていく。愛と野望、忠義と裏切りが交錯するスケール感あふれる大河ドラマ。
『奇皇后』のチ・チャンウクとハ・ジウォン
主演のチ・チャンウク(左)とハ・ジウォン(右) Production/MBC
『奇皇后』のチ・チャンウクとハ・ジウォン
Production/MBC
「初めて見た韓流ドラマです。そこから数年たちますがこれを超える韓流時代劇に出会えていません。男まさりの少女が美しい皇后になるまでの数奇の運命を辿る物語ですが、そこまでの道のりの険しいこと険しいこと。1話ごとに事件や山場があり乗り越えてゆくのですが、恋愛あり出産あり父親の拷問や惨殺など、最後までジェットコースターのごとく、ずーっとハラハラドキドキで、眠れない日が続きました。物語もさることながら、日本ではありえないほどの豪華絢爛のセットに、衣装や出てくる人物の美しさにうっとり。満足度が半端ないのでとにかくおすすめです!」(50歳・主婦)

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『赤い袖先』

朝鮮王朝第22代王・正祖(=イ・サン)と、自由を求める宮女ソン・ドクイムの切ない恋を描いた歴史ロマンス。イ・サン(ジュノ/2PM)は孤独な宮廷生活の中でドクイム(イ・セヨン)と出会い、彼女を側室に迎えたいと望むが、ドクイムは自由な生き方を望み、何度も拒む。宮廷内の権力闘争や陰謀が渦巻く中、2人の関係は試練にさらされて……。
『赤い袖先』のジュノ
主演のジュノ ©2021MBC
「とにかく主役のジュノがかっこいい。姿形も声もしぐさもすべて好きになる。激動の時代を切り取って物語にしているせいか、ドラマティックでストーリー自体に惹き込まれる。結末が切なく、終わっても抜け出せなくなるドラマ。相手役のイ・セヨンの凛とした美しさも魅力。韓国ドラマの中でも時代劇は大好き。題材自体に重厚感があり、そこに家族、恋愛、政治など色々絡んできて、展開に飽きず惹き込まれる。現代劇だとあまりカッコいいと思えない俳優さんが物凄くカッコよく見えたりして、発見があるのも面白い。ジュノは『赤い袖先』からファンになりました」(54歳・自由業)
『赤い袖先』のジュノとイ・セヨン
主演のジュノ(左)とイ・セヨン(右) ©2021MBC
「映像美と演者の素晴らしさが圧倒的。私はジュノペンとして韓国での放送時に字幕なしで見始めましたが彼の出ない第1話を見て、コレは傑作になる!という予感で震えました。そして史実を元にしっかりと丁寧に描かれた人物像。エピソードの無駄をなくしてイ・サンの愛と孤独を描ききった監督さんと脚本家さんの想いが伝わってきました。そしてその世界を見事に演じ切ったジュノさんとイ・セヨンさん。最初は同じ女性としてドギム(主人公の役名)目線で世孫様(ジュノ演じるイ・サン)を見ていたのに、途中からはイ・サンの心情に完全に支配されてしまいました(笑)。名場面は数え切れないほどありますがイ・セヨンさんがこのシーンを演じたくて引き受けたと言っていたラストシーンは感動と切なさと……、涙涙で数日余韻が抜けませんでした。長編時代劇でもなくフュージョン時代劇でもなく、過去にも大ヒット作を生んだ名君・正祖を正統派だけれど新しい切り口で描き、傑作ドラマを作り上げてくるのが韓流ドラマの凄いところだと思います」(55歳・会社員)

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