佐賀市にある八戸窯で、陶芸家の西岡孝子さんがこの「練上げ」なる技法を使って焼き物を制作している姿に目を奪われました。
「練上げ技法」とは、顔料を混ぜた異なる色の土をパズルのように何層にも重ねたり巻いたりして模様を作り、それを成形して作る焼き物の技法です。
表面だけでなく、素地自体に模様が練り込まれているため独特の趣ある焼き物が出来上がります。
一つの作品ができあがるまでの気が遠くなるほどの行程を知り、「なんて手の込んだ特殊な技法なんだろう!」と深く感銘を受けました。
もっと練上げ技法について詳しく知りたい!そして、その作品を見てみたい!と思い、調べてみたところ、たまたま6月10日~16日まで日本橋高島屋で西岡さんの器展が開催されていると知り、早速行ってみることに!