【市場前】ラムセス大王展

10月に入り、ようやく秋らしい涼しさが戻ってきました。 夏の名残を感じつつも、街を歩くと、どこか落ち着いた空気が漂っています。 関西万博は終わりましたが、日本にいながら異国の雰囲気を味わいたい——そんな気持ちから、話題の「ラムセス大王展」に行ってきました。
大混雑だった万博もようやく終わり、少し落ち着きを取り戻した東京。
そんな中で最近よく耳にするのが、「エジプトのファラオ・ラムセス大王展」です。
実は、友人に誘われるまでこの展示会のことをまったく知りませんでした。
調べてみると、もともとは9月7日で終了予定だったそうですが、あまりの人気ぶりに会期が来年1月4日まで延長されたとのこと。
これはかなり注目されている証拠ですね。
周りの友人たちからも、
「行ってきた!」「めちゃくちゃ良かった!」
という声をたびたび耳にして、普段はどちらかといえば出不精な私も、ついに重い腰を上げようかなという気持ちになりました。
何といっても、ラムセス大王の棺や装飾品を実際に見られるなんて、そうそうない機会。
万博では残念ながらエジプトパビリオンに行けなかったので、今回はそのリベンジというわけです。
ラムセス大王展建物の前
市場前を降り、歩いて数分。展示会場の前にラムセス大王のポスター群が。
ゆりかもめに乗って、市場前で降り、歩いて数分で、展示会場前に辿り着きました。
ラムセス大王展示のポスターが並び、会場に着いたという安心感が湧きます。

事前に購入したオンラインチケットで、入場します。

入って、すぐ左側に写真撮影をしてくれるスタッフの女性に写真を撮影してもらいました。
神殿背景
神殿を背景にラムセスポーズ
ラムセスポーズを教えていただき、パチリ。
こちらは、無料でダウンロードが可能でした。有料の、背景画像による写真もあります。
友人は、エジプトを意識したエスニックな大ぶりのアクセサリーを身につけていて、スタッフの方に褒められていて、ノーアクセサリーの自分を反省。タンクトップの茶色で、エジプトの砂漠の茶色を意識したくらいです。
入場ゲート
入場口の頭上にも「RAMSES THE GREAT」の文字が。
中に入ると、ラムセス大王の巨大なマスク写真と共に頭上には「RAMSES THE GREAT」の文字が。

「大王」という日本語訳の響きと「THE GREAT」の語感の響きの違いを感じます。

中に入ると、巨大な石像が。
ラムセス2世の巨像頭部
ラムセス2世の巨像頭部
こちらは、ラムセス2世の巨像の頭部なのだそうです。
エジプト博物館に所蔵されているもので、後の時代に作り直された部分もあるそうですが、それでもこの迫力には圧倒されます。
頭部だけでこの大きさ…。
もともとは、どれほど大きな像だったのでしょうね。想像するだけでわくわくします。
ラムセス2世の像は口角が上がり、少し微笑んでいるようにも見えます。
当時のファラオがどれほどの権力を持ち、人々に敬われていたのかが伝わってくるようでした。
メリト王女の胸当てとペンダント
メリト王女の胸当てとペンダント
棺と共に埋葬された宝飾品も多数飾られていました。こちらは、王女の胸当てとペンダントということです。
会場内は写真撮影OKということで、来場者の皆さんも思い思いにカメラを構えていました。
私もせっかくなので、いくつか撮影しましたが……どうしても、ミイラだけは撮れませんでした。
猫や昆虫など、小さなミイラも展示されていて、怖いというよりは静かな存在感がありましたが、それでもカメラを向けることはできませんでした。
やはり、かつて生きていた命がそこにあると思うと、レンズ越しに撮る気持ちにはなれませんね。
その代わりに、棺はしっかり撮影しました。
鑑賞を終えたあとは、話題のVR体験にも挑戦してみました。
本当にアプ・シンベル神殿の中へ入っていくような臨場感で、まるで古代エジプトにタイムスリップしたよう!少しお値段は張りますが、予算に余裕があれば、ぜひ体験してみてほしいです。きっと、これまでにない先進的な体験になると思います。
会場を後にしてからは、人気のクッキーをお土産に購入。
  • 缶(FACE)

    ゴージャスな絵柄の缶の蓋

  • 缶(SIDE)

    ゴージャスな絵柄の側面

  • 缶の中身

    缶の中身はクッキー

香水瓶が描かれた四隅には、太陽王、あるいは太陽神を思わせるモチーフが輝いています。
これは、青山ダカーポが手がけた「ラムセス大王展」限定のお菓子缶。
側面には古代エジプトを想起させる繊細なイラストが施されています。
蓋を開けると、内側には香水瓶の型押し。
その中には、クッキーが入っています。
私は、可愛い缶に入ったお菓子を集めるのが好きで、
食べ終えたあとは、アクセサリーやUSBなどをしまう場所にしています。
この缶は、職場でゼムクリップなどを入れる場所にしようかと思います。
鑑賞後は、神楽坂まで移動して、エジプト料理の「SPHINX」へ。
ビュッフェスタイルで、チリソースや細長いお米を使った料理など、本場の味を思う存分楽しみました。
ラムセス大王展の余韻が混ざり合って、まるで旅の続きをしているような気分に。
まさに、エジプトづくしの一日になりました。
写真はありませんが、「ライスミルクプリン」が本当においしかったです。
隣の席の方たちが「これ、すごく美味しい!」と盛り上がっていて、
「お米を牛乳で煮込んだプリンが、そんなに?」と思いながらいただいたのですが──
一口食べると、想像をはるかに超えるもちもちの食感と、やさしい甘さに思わず笑みがこぼれました。
きっと多くの方の“想像を超える味”だと思います。
もし訪れる機会があれば、ぜひこのプリンを試してみてください。

万博が終わって、少し寂しい気持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、身近な場所にも、予想を超える楽しい体験を感じられる時間や場所はきっとあるはず。

それでは、また。
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自由な名古屋人→2021年から都内在住。大学職員です。J マダムのブログでは、街や食のトレンドを私なりに発信できればと思います。

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