京都の街歩きにも最適!体験型滞在がかなうホテル『HANARE by Tokyu Stay』がオープン

滞在型ライフスタイルホテルとして、全国で32施設を展開する東急ステイ。今秋『東急ステイ京都三条烏丸 別館はなれ』を『HANARE by Tokyu Stay』として、リニューアルオープンした。

『HANARE by Tokyu Stay』

ゆとりある空間で、五感で楽しむ文化体験とともに

大人の京都旅は、季節の味覚を堪能する食を目的にすることが多い。そんなときに選ぶ宿に求めるのはまず立地のよさ。『HANARE by Tokyu Stay』は烏丸御池駅から徒歩2分ほどと格好の立地。周辺にはレストランやカフェも多く、革新的な西陣織を手がける「HOSOOギャラリー」も向かい側に位置する。
HANRE by Tokyu Stay 外観
デザインのコンセプトは悠・幽・遊・融と4つの“ゆう”がキーワード。「はなれ」のロゴのタイポグラフィは右と左を離すことで、日本らしい美意識として間(ま)をもたせ、余白を感じさせている。
HANRE by Tokyu Stay ラウンジ
館内の各所にもさりげなく伝統を現代流に表現。階数表示は掛軸をアレンジし、部屋番号はこの地のルーツが両替商だったことから小判に着想を得た。
HANRE by Tokyu Stay 館内
昨今、外国人旅行者の増加も相まって京都は宿泊料も高騰ぎみなので、ゆったりと過ごせて、なおかつほどよい価格であってほしいもの。このホテルは最もコンパクトなツインルームでも26㎡とビジネスホテルの2倍近くの広さで価格も3~4万円くらいから(シーズンにより変動あり)、しかも海外仕様で室料価格なのもお得感がある。
HANRE by Tokyu Stay 客室内
最大5名まで滞在可能な56㎡のアセンブルスイートもあり、成人した子供や両親など家族やグループの旅行にも使い勝手がいい。京都の名所を撮影し、抽象的にプリント表現したシアーなファブリックを間仕切りに配することで、存在を感じながらもプライベートな空間を確保できる工夫がなされている。ラグジュアリースイートには「HOSOO」の素材を使用。
HANRE by Tokyu Stay 客室 ファブリック
しかもシャワーヘッド、ヘア&ボディアメニティは全室「ReFa(リファ)」を搭載。整った設備に定評がある東急ステイらしく、洗濯乾燥機とミニキッチン、電子レンジがすべての室内に備え付けられている。複数日滞在する場合も、洗濯を終えて帰路につけるのは、忙しいエクラ世代にはうってつけだ。
HANRE by Tokyu Stay 客室内
さらにこのホテルでは、ユニークな文化体験もかなう。デジタル茶室「茶幻~sagen~」ではモニターに映し出される本企画の監修者、三斎流観翠庵 梅村尚子氏のお点前を鑑賞しながら、その指南に沿って自身でお茶をたて、味わうことができる。茶道の心得がなくとも、気後れせず気軽に楽しめるのもいい。
HANRE by Tokyu Stay デジタル茶室
ほかにも京都旅の記憶を香に落とし込み、持ち帰ることができる「調香体験 mikou」も。白檀、フランキンセンスなど4種の香料をブレンド。そこに“夕暮れの鴨川”“祇園の月華”など、京都の風情を感じるネーミングの香料を加えていく。五感を研ぎすませて香りに集中する、日常を忘れられるひととき。こういった京都ならではの文化体験も、このホテルの特徴となっている。
HANRE by Tokyu Stay 調香体験
京都府京都市中京区両替町通姉小路下る柿本町410番地2
☎︎075・748・1109
全42室
ツインルーム¥33,000〜(1室1泊2名まで)
取材・文/古泉洋子
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