「近畿地方の旅」京都・大阪・奈良など日本を代表する観光都市【憧れの高級ホテル・旅館】

一年を通して観光客が絶えない、国内旅行の人気エリア。古都の面影が残る京都は伝統の京料理や和スイーツも人気。くいだおれの街グルメが有名な大阪、異国情緒あふれる兵庫、世界遺産のある奈良、海と山に囲まれた和歌山県など見どころ満載。

※本記事の内容は、取材時点の情報になります。最新情報につきましては、直接各ホテルまでお問い合わせください。

三重県のおすすめホテル

COVA KAKUDA《コーバ カクダ》

【極上ホテル&宿】伊勢志摩の自然が旅人を魅了する!おすすめ宿「COVA KAKUDA(コーバ カクダ)」
真珠養殖場の趣(おもむき)を残したまま修繕した「OKI TAKA」のリビングルーム。立派な太い梁が印象的だ。ゆったりと広く、家具や調度もデザインから手ざわりまで上質。時折目の前を、漁船が通り過ぎ、英虞湾の日常に触れられる

真珠小屋を蘇らせた宿で伊勢志摩の至宝の自然を味わう

海と森に抱かれた聖域。『COVA KAKUDA』は、真の上質を知る人にこそ訪れてほしい場所だ。志摩半島の南、英虞(あご)湾の深い入江に沿うよう、レセプション兼ダイニングやヴィラが連なる。

 

英虞湾は、伝統的な真珠の産地としても知られる。『COVA KAKUDA』は、伊勢市を拠点に真珠の生産、卸しなどを手がける『覚田真珠』が’23年に開いたスモールラグジュアリーだ。

 

ヴィラはかつて真珠の加工場だった建物で、外装はあえて素朴に保ちつつ修繕し、室内はラグジュアリーホテルの仕様に。ただし過度な装飾はない。海景色を切り取る大きな窓、木漏れ日や水面の揺らめきを映す白い壁がまぶしいほどのすがすがしさで、ここで何をすべきかを教えてくれる。

 

ワインをオーダーしデッキでくつろぐ。オーシャンビューのバスタブで、ゆったりと手足を伸ばす。類(たぐい)まれな美しさで多くの旅人を魅了してきた湾景の、刻々の移ろいを楽しむことこそがプライオリティだ。

 

もちろんここではまわりの海も森もすべて休日の舞台になる。穏やかな海でのアクティビティはビギナーにも優しく、緑豊かな散策道から見下ろす海は、また違って美しい。

 

夕刻、ディナーを楽しみにカートでダイニングへと降りる。夕暮れに染まる空と海の借景が、このうえなくゴージャスだ。山海の恵みを主役に自家菜園のハーブなどで新鮮な香りを添えた料理は、地元出身の松本守シェフによるもの。長く和食で磨いた技術は確かで、幼いころからの味の記憶も盛り込まれた皿が楽しい。

 

天気がよければディジェスティフ(食後酒)がわりに星空の下でのひと時を、という計らいも。アウトドアに興味がなくとも、ここでは外へ気持ちが向く。焚き火を囲み、“星のソムリエ”の言葉に耳を傾けながら、夜の正しい暗さと静寂を贅沢に思うのだ。

 

COVA周辺にはかつて100軒を超える真珠養殖場があったというが、現在はわずか20軒足らず。危機的な状況を憂い開かれたリゾートは、観光誘致だけが目的ではない。自然と人が共存することで保たれる里海の美しさを次代に残すという思いを秘めている。

 

ゲストは何もしいられることはないが、季節の野菜が育つ畑はいつでも見にいけるし、薪(まき)割りも体験できる。オリーブ畑に養蜂と、その領域を広げている。時の経過を経て古びるのではなく輝きを増すあり方は、リゾートの未来のかたちを示している。

朝日を受けて輝く海を眺めながらの朝食。
朝日を受けて輝く海を眺めながらの朝食。「昔は枕崎より生産量が多かった、伊勢の波切(なきり)節からとるだしと、七分つきで炊くブランド米『結びの神』の炊きたてを味わってください」と説明がある。地魚の一夜干し、作りたてのだし巻き卵と贅沢
高台に建ち、木立に囲まれたプライベート感が人気の客室「MIHARASHI」のベッドルーム
高台に建ち、木立に囲まれたプライベート感が人気の客室「MIHARASHI」のベッドルーム
サービススタッフ自らが栽培したハーブを乾燥、配合し作るオリジナルハーブティー。
サービススタッフ自らが栽培したハーブを乾燥、配合し作るオリジナルハーブティー。フレッシュな香りが豊か
ダイニングの窓の先には、クルーザーが。賢島駅まで、海を渡っての送迎もある(予約時、確認を)
ダイニングの窓の先には、クルーザーが。賢島駅まで、海を渡っての送迎もある(予約時、確認を)
2棟が連なる客室「OKI TAKA」のバスルーム。
2棟が連なる客室「OKI TAKA」のバスルーム。バスルームも全室オーシャンビューで、ゆったりと手足を伸ばせる広さもうれしい
英虞湾の真珠。ピンク色がかった奥深い輝きがあり、ナチュラルかつノーブル
英虞湾の真珠。ピンク色がかった奥深い輝きがあり、ナチュラルかつノーブル
デッキやテラスも全室に(写真は「MIHARASHI」のテラス)。
デッキやテラスも全室に(写真は「MIHARASHI」のテラス)。海と空を眺め何もせずに過ごす時間を
森の散策道からの眺め。海辺の広場で、薪割りや火熾しの体験を行っている。対岸に見えるのが客室「OKI TAKA」
森の散策道からの眺め。海辺の広場で、薪割りや火熾しの体験を行っている。対岸に見えるのが客室「OKI TAKA」
客室「MIHARASHI」は、レコードプレーヤーを備えている。
客室「MIHARASHI」は、レコードプレーヤーを備えている。レセプションに用意されたレコードコレクションからお好みを選んで部屋で楽しめる
森のウバメガシの薪ストーブで温めるサウナ(水着着用)。
森のウバメガシの薪ストーブで温めるサウナ(水着着用)。体の芯からじっくりと温まる。水風呂はもちろん、海へ飛び込むことも
星空を楽しむ夜のひと時
星空を楽しむ夜のひと時
ディナーのスペシャリテ「KAZOのお財布」。
ディナーのスペシャリテ「KAZOのお財布」。“お財布”は、豪華なものの象徴で、ヒオウギ貝やキャビア、ウニなどをクレープ生地で包んだもの(中身は時季替わり)。松本シェフの遊び心が光るひと皿。シャンパーニュとともに
【極上ホテル&宿】伊勢志摩の自然が旅人を魅了する!おすすめ宿「COVA KAKUDA(コーバ カクダ)」

Data

三重県志摩市志摩町片田1397の14

☎0599・52・0231
平日¥121,000~、土曜、祝前日¥143,000~(1室2名利用時の1泊2食つき1名料金、サ込、アクティビティ各種、サウナ1回利用つき)
13歳未満は要相談
全3棟4室

IN14:00 OUT11:00
不定休

アクセス/近鉄特急鵜方駅または賢島駅から車で約25分
https://cova-iseshima.jp/

HOTEL VISON

100㎡以上あるヴィラは広い庭と露天風呂、広縁などがあり各棟専用の駐車スペースも完備。ホテル棟の客室には、室内と同じくらいの広さのテラスを設け、テラスに露天風呂がある部屋も。ヴィラ・ホテルの棟ともに愛犬と泊まれる部屋などもあり、好みに合わせて選べる。最上階には、三重とスペインの食材を用いたメインダイニングやバーがある。VISON内に多数あるレストラン施設や、薬草湯が楽しめる温浴施設「本草湯」を利用するなど、滞在しながらVISONを存分に楽しめるホテルだ。
HOTEL VISON
ヴィラは、天然木に白と黒を基調としたシックな雰囲気。1棟ごとにデザインが異なる
ヴィラは、天然木に白と黒を基調としたシックな雰囲気。1棟ごとにデザインが異なる
ヴィラには広い庭も
HOTEL VISON
ホテルタイプの客室には、全5タイプがあり、露天風呂つきスイートルームも人気
HOTEL VISON
スイートのリビングエリア
HOTEL VISON
ホテル棟は、山の斜面に立つ。さらにカジュアルなタイプの宿泊施設として『旅籠ヴィソン』が8月10日に開業している

三重県多気郡多気町ヴィソン672の1
☎0598・39・3090
ホテルタイプ¥26,400〜、ヴィラ¥75,200〜(2名1室利用の1泊2名料金、朝食つき) 
https://vison-hotels.com

湯の山 素粋居

個性的なアート空間で温泉と美食を堪能

12のヴィラは、土・石・漆喰・木・漆・和紙・ガラス・鉄の8つの素材から構成される。各室には、川のせせらぎと自然を満喫できる源泉かけ流し露天風呂も完備。熟成肉専門店「HINOMORI」、「うなぎ 四代目菊川」、「そば切り 石垣」の3つのレストランも、それぞれ独立した棟にある。
地元産の菰野石(こものいし)の巨石を配したヴィラ「石砬(せきろう)」 
地元産の菰野石(こものいし)の巨石を配したヴィラ「石砬(せきろう)」 
左官職人が作る土壁が印象的な「囲土(いのつち)」
左官職人が作る土壁が印象的な「囲土(いのつち)」
ミシュラン一ツ星の手島竜司シェフが手がける「HINOMORI」
ミシュラン一ツ星の手島竜司シェフが手がける「HINOMORI」

三重県三重郡菰野町菰野4842の1

☎059・390・0068

全12棟 ¥57,000〜(2名1室利用の1名1泊料金、夕朝食つき)

https://sosuikyo.com

京都府のおすすめホテル

バンヤンツリー・東山 京都

東山の自然や歴史と融合する旅館の美意識をもつホテルが誕生

世界各地にラグジュアリーなホテルやリゾートを展開するバンヤン・グループが2024年8月20日、日本初のバンヤンツリーを京都・東山に開業。清水寺に近い高台にたたずみ、背後に自然を控えた隠れ家的なホテルは、日本の伝統文化に敬意を表した凛とした建築デザイン。館内は、天然木の美しさがきわだつコンテンポラリーな日本旅館といった趣(おもむき)で、敷地内には天然温泉の源泉があり、露天風呂を備える大浴場のほか、8つの客室では温泉も楽しめる。建築の監修には隈研吾氏を迎え、氏ならではの独特なスタイルの能舞台も設置されている。ホリスティックな施術に定評があるバンヤンツリー・スパも楽しみ。

バンヤンツリー・東山 京都
ホテルの機能性と日本旅館の美意識やくつろぎを備えた客室デザイン。床は畳材
「バンヤンONSENリトリート」の客室では、ヒバ材のバスタブにつかりながら、日本庭園を眺められる
「バンヤンONSENリトリート」の客室では、ヒバ材のバスタブにつかりながら、日本庭園を眺められる
割烹料理「りょうぜん」では、夕食と朝食を提供
割烹料理「りょうぜん」では、夕食と朝食を提供
割烹料理「りょうぜん」では、夕食と朝食を提供
スパには温泉とスチームサウナを備えた贅沢なトリートメントルームが。プロダクトも自然派
スパには温泉とスチームサウナを備えた贅沢なトリートメントルームが。プロダクトも自然派
竹林を背後にたたずむ能舞台は、人間界と自然界をつなぐ場のよう。建築コンセプトは「幽玄」
竹林を背後にたたずむ能舞台は、人間界と自然界をつなぐ場のよう。建築コンセプトは「幽玄」

京都府京都市東山区清閑寺霊山町7

☎075・531・0500

全52室

¥200,000~(1室2名利用の1泊料金、朝夕食つき、税・サ込み、宿泊税別)

www.banyantree.com/ja/japan/kyoto/

シックスセンシズ京都

シックスセンシズ京都(京都・東山)
木のぬくもりが心地よい開放感あふれるロビー。館内のデザインは、世界で注目される「BLINK Design Group」が担当

ウェルネスとサステナビリティを先導するエコフレンドリーなホテルが日本上陸!

自然環境の保護と地域との共生をコンセプトに、ウェルネスとサステナビリティに対する積極的な取り組みを行い、自然派ラグジュアリーリゾートの先駆者として高く評価されている「シックスセンシズ」。’95年のブランド創設以来、その上質なエコスタイル、心のこもったフレンドリーなおもてなしが多くの客を魅了。現在、21カ国で26軒のホテルを運営し、40を超える開発プロジェクトも進行中だ。 

 

そんなホテルブランドが、ついに日本初上陸。4月23日、京都の歴史ある東山に開業した。館内は、平安時代の“雅”をテーマとし、『源氏物語』の世界観や高山寺に伝わる国宝絵巻『鳥獣戯画』に描かれた小動物などがちりばめられ、リラックスできる。持続可能な取り組みを知る「アースラボ」や天然素材の材料を用いた手作り体験をする「アルケミーバー」、日本伝統暦・二十四節気を伝える食、人のぬくもりとハイテクを見事に融合した世界基準のスパなど、ここでは、常に土地の新たな魅力に出会え、よりよく生きるためのヒントも得られる。これまでとはひと味違った、豊かな京都滞在を約束してくれる。

薬問屋をイメージしたカウンターが印象的なバー「ナイン・テイルズ」
薬問屋をイメージしたカウンターが印象的なバー「ナイン・テイルズ」。サステナブルな自家製シロップやリキュールを使ったカクテルを
朝食で人気。宇治にある平飼養鶏農家の有精卵を使った「ポーチドエッグサワードウ スモークサーモン オランデーズソース」
朝食で人気。宇治にある平飼養鶏農家の有精卵を使った「ポーチドエッグサワードウ スモークサーモン オランデーズソース」
伏見で無農薬栽培をしている山田耕一氏の野菜を使用。
伏見で無農薬栽培をしている山田耕一氏の野菜を使用。
伏見で無農薬栽培をしている山田耕一氏の野菜を使用。朝食で味わえる「ヤマダファームの蒸籠(せいろ)蒸し 季柑橘 自家製ポン酢」とアラカルトメニューの「ヤマダファームの野菜 黒豆フムス 季柑橘」
72㎡の「プレミア ガーデン スイートキング」では、どこにいても石の風合いや水音が心地よい専用の日本庭園を眺めることができる。
72㎡の「プレミア ガーデン スイートキング」では、どこにいても石の風合いや水音が心地よい専用の日本庭園を眺めることができる。
72㎡の「プレミア ガーデン スイートキング」では、どこにいても石の風合いや水音が心地よい専用の日本庭園を眺めることができる。シックスセンシズのベッドルームでは手製のマットレス、オーガニックコットンのシーツ、寝具の温度調整、睡眠サポートアプリなどを完備。世界的に権威のある睡眠専門医の監修により上質な睡眠環境が提供される。また、バスアメニティやペットボトルなど、プラスチックゼロも実現
客室の入口にある“Don’t disturb”のサインは、京都らしく稲荷神社で祀まつられているきつねのお面。
客室の入口にある“Don’t disturb”のサインは、京都らしく稲荷神社で祀まつられているきつねのお面。ひとつひとつ和紙で手作りされている
シックスセンシズでの滞在では欠かせないスパ体験。
シックスセンシズでの滞在では欠かせないスパ体験。まずは、約40の生理学的バイオマーカーを短時間で分析する「ウェルネス・スクリーニング」を
 
「バイオハック リカバリー ラウンジ」では、心身の負のエネルギーを除去するパルス電磁界(PEMF)マットや、肌質改善を促す赤色LEDライトのフェイスマスクでリフレッシュ
「バイオハック リカバリー ラウンジ」
「バイオハック リカバリー ラウンジ」
「アルケミーバー」では、日本の二十四節気に基づく旬の素材を使ったスクラブやバスソルト作りを楽しめる。ホテルに隣接した庭園のハーブも使用
「アルケミーバー」では、日本の二十四節気に基づく旬の素材を使ったスクラブやバスソルト作りを楽しめる。ホテルに隣接した庭園のハーブも使用
東洋哲学と現代技術を融合させたアプローチが信頼を集めるウェルネス ディレクターの福田絢子さん
東洋哲学と現代技術を融合させたアプローチが信頼を集めるウェルネス ディレクターの福田絢子さん

京都府京都市東山区妙法院前側町431

☎075・531・0700 ¥170,000〜(1室2名利用時の1泊料金、税・サ込)
全81室(スイート11室)
IN15:00 OUT12:00 アクセス/京都駅から車で約7分

https://www.sixsenses.com/en/hotels/kyoto/

デュシタニ京都

ウェルネス先進国タイの癒しに身をゆだねる贅沢

 エントランスからロビーに足を踏み入れると、エキゾチックな香りに包まれて気分がふっと上がる。京都・西本願寺の門前町に、昨年秋に開業した『デュシタニ京都』。デュシタニとは、タイを拠点に世界16カ国に6つのブランドを展開するデュシット・インターナショナルの中でも最高峰に位置する名門ホテルブランド。タイ語では「天国の街」を意味する。

 

スパ&ウェルネスの先進国タイらしくグループ全体でウェルネス滞在に力を入れており、『デュシタニ京都』内にある「デバラナ」スパにも、充実した施設と施術が備わっている。タイ伝統のヒーリング療法と現代のウェルネスの概念を融合させたスパでは、オイルやハーブボール、ホットストーンを用いるトリートメントはもちろん、タイ古式マッサージ、瞑想、指圧、プライベートヨガまでメニューはとても豊富。いつもは忙しい京都旅でも、半日、ゆったりウェルネス時間に当ててみるのも大人の通な選択だ。

 

レストラン「Ayatana」では、現在進行形の新しいタイ料理を堪能できる。伝統に革新性が加わり、日本の食材やフレーバーをプラスしたおいしさは、何度かタイを訪れた人こそ感動するはず。ロビーや館内を歩くと、精緻で直線的な日本の意匠に、タイのたおやかな曲線が美しく融け合っているのに気づく。仏教国タイと寺社が多い京都とは、慈悲やもてなしの心など共通点が多いのかも、などと思いをめぐらせるのもおもしろい。

京都での半日をウェルネス時間で満たすという新しい選択ができる 『デュシタニ京都』

「デバラナ」スパでは、トリートメントを受ける外来ゲストも屋内プールを利用できる
「デバラナ」スパでは、トリートメントを受ける外来ゲストも屋内プールを利用できる。泳ぐというよりはリラックスに向いたプール。京都旅の“締め”に、半日過ごすのもいい。
地下1階にあるデバラナ スパのレセプション
地下1階にあるデバラナ スパのレセプション。トリートメント前のカウンセリングは半個室で、プライバシーを保ちながら行われる。デバラナとは、タイ語で「天国の庭」といった意味。
落ち着いた色合いでまとめられたトリートメントルーム
落ち着いた色合いでまとめられたトリートメントルームは、プライベートバスつきのスイートルームを含む4室。ほかにタイマッサージなどを行う畳敷きの部屋もある。
13mの屋内プールには、ジェット水流で肩や全身をほぐせるコーナーもある
13mの屋内プールには、ジェット水流で肩や全身をほぐせるコーナーもある。外来ゲストもトリートメント前後の1時間ほど利用可。
厳選素材を用いてタイで生産されたオリジナルブレンドのオイル
厳選素材を用いてタイで生産されたオリジナルブレンドのオイル。個別のカウンセリングで、安眠、デトックス、ストレス軽減など目的に合わせて、9種類ものブレンドから選べる。
体験してみたいのが「メディテーション」のセッション
体験してみたいのが「メディテーション」のセッション。ガイドつきで行われる1名または2名での瞑想では、9つのシンギングボウルと竹製のベルを用いる。シンギングボウルとは、専用のスティックを用いて縁を叩いたりこすったりすることで、癒しにつながる倍音を奏でる金属製の器。ヒーリング効果が期待できるとして海外では人気の高い施術だ。初めての人でも心を穏やかに保ち、簡単に瞑想にトライできる。60分で1名¥12,000、2名¥18,000

ゆるやかな空気感に包まれてリラックスする京都旅もいい

床の間を独自のシンプルデザインで表現した「ティーサロン」
床の間を独自のシンプルデザインで表現した「ティーサロン」。日により抹茶をいただけるセレモニーが行われるが、アフタヌーンティーや軽食がいただける「ザ・ギャラリー」の続きとしても利用できる。
ぜひ足を向けたいモダンタイ料理の「Ayatana」
ぜひ足を向けたいモダンタイ料理の「Ayatana」。バンコクのレストラン『Bo.Lan(ボー・ラン)』の元シェフだったボー・ソンヴィサヴァさんとディラン・ジョーンズさんが監修。
タイ伝統料理に基づき、味も演出もモダンかつユニークに仕上げていて、5つのアミューズに続いて、シェアスタイル
タイ伝統料理に基づき、味も演出もモダンかつユニークに仕上げていて、5つのアミューズに続いて、シェアスタイルで登場するメインの数々はどれも個性的なおいしさ。ディナーコースのみ。¥13,000、¥24,800
ロビーの奥にあるオリジナル製品を販売するギフトショップ
ロビーの奥にあるオリジナル製品を販売するギフトショップ。タイの脚つき盆「パーン」をモチーフにした空間デザイン。
天井から吊り下げられた布アートは、西陣織で製作されている。
天井から吊り下げられた布アートは、西陣織で製作されている。
【リュクスな最新ホテル】タイと京都が融合したホテル『デュシタニ京都』で癒しのひとときを

デュシタニ京都

京都府京都市下京区西洞院通正面上ル西洞院町466

☎075・343・7150 デバラナ スパ☎075・585・4806

トリートメント利用客は、前後に1時間ほどスパやサウナ施設などを利用可。

1泊1室¥50,000〜(税・サ別)

www.dusit.com/dusitthani-kyoto/ja/

※メニューやスパ料金は、税・サ込

THE SHINMONZEN

京都の中心でリゾートのようにリラックスできる時間

建築設計は安藤忠雄、内装はフランス人デザイナーのレミ・テシエ。オーナーは、京都の古美術を愛し続ける世界的な美術コレクター。南仏にある『ヴィラ・ラ・コスト』の姉妹ホテルとして、10年以上かけて新門前通に理想のホテルを開業した。

広々としたスイートルームには、欅(けやき)材や大理石など上質な天然素材が用いられ、アメニティにもこだわりがあり、すべてが五感を贅沢に満たしてくれる。客室やパブリック空間にさりげなく配された数々のアート作品が、著名な現代美術作家の作であることにも驚くはず。

新門前通の古美術店を訪問する際には、コンシェルジュが個別に案内してくれることも。ホテル内では世界レベルの現代美術と食とに満たされ、周囲の古美術で審美眼を養う、ちょっと大人の京都時間を過ごしてみたい。

ころりとしたデザインがかわいいソファは、内装デザインに合わせて
ころりとしたデザインがかわいいソファは、内装デザインに合わせて、海外アーティストにオーダーしたオリジナル製。「花政」のブーケがゲストを出迎えてくれる
ラウンジのテラスでは、オーナーが南仏に所有する畑で産するビオワインを味わって
ラウンジのテラスでは、オーナーが南仏に所有する畑で産するビオワインを味わって
「ジャン・ジョルジュ」の朝食は、アボカドトーストやアーモンド粉のパンケーキなど、ヘルシーで栄養価の高い素材を用いたメニューを、好きなだけどうぞ
「ジャン・ジョルジュ」の朝食は、アボカドトーストやアーモンド粉のパンケーキなど、ヘルシーで栄養価の高い素材を用いたメニューを、好きなだけどうぞ
9室の客室のうち7室には、檜の浴槽が備わっており、お風呂時間も大充実
9室の客室のうち7室には、檜の浴槽が備わっており、お風呂時間も大充実
ラウンジには、ダミアン・ハーストの作品がさりげなくかけられていて眼福。
ラウンジには、ダミアン・ハーストの作品がさりげなくかけられていて眼福。
玄関ののれんをくぐると、別世界へと誘いざなわれるような通路が続く、コンクリートを用いた安藤建築
玄関ののれんをくぐると、別世界へと誘いざなわれるような通路が続く、コンクリートを用いた安藤建築
ベッドルームが畳素材敷きで、イワタ製のオリジナル布団を備えるスイートも。ベッドと布団の中間くらいの、心地よい寝心地。
ベッドルームが畳素材敷きで、イワタ製のオリジナル布団を備えるスイートも。ベッドと布団の中間くらいの、心地よい寝心地。
壁一面の障子を通して、室内に光が柔らかく広がるようなつくり
壁一面の障子を通して、室内に光が柔らかく広がるようなつくり。最も小さな部屋でも44㎡、最も広い部屋は97㎡。ミニバー内の飲み物類や小菓子もインクルーシブ
建物は、外からは2階建てに見えるけれど実際は4階建て。
建物は、外からは2階建てに見えるけれど実際は4階建て。京都の伝統的な建築にのっとった造りだ。4階の客室「SUISHO」には、新門前通を見下ろすテラスも設けられている。陰が心地よい。
リバーサイドテラスからは、白川沿いの巽橋付近がすぐそこに
リバーサイドテラスからは、白川沿いの巽橋付近がすぐそこに

京都市東山区新門前通西之町235

☎075・533・6553 全9室

¥130,000〜(2名1室利用の1泊料金、朝食、税・サ込、宿泊税込)

https://theshinmonzen.com

丸福樓

話題のオールインクルーシブであれこれ悩まずに自由に楽しめる

1880年創業の任天堂の発祥地に'22年4月に誕生したホテル。事務所と創業家・山内家の住居などがあった旧本社社屋を客室などに改装し、新築の宿泊棟ともども安藤忠雄氏が設計監修。既存の建物は当時の様式や内装を残すレトロなインテリア、新築棟はシンプルでモダンな空気感や機能美がきわだち、客室の延長として設けられたライブラリーやラウンジも独創性あふれる空間だ。宿泊は、食事とドリンクフリーのオールインクルーシブプランがおすすめ。料理家・細川亜衣さんが監修する夕朝食や軽食、夜食やバーを好みのスタイルで楽しめ、ホテルの中ですべてが完結する。チェックアウトまでずっとホテルにこもって過ごす人が多いというのも納得がいく。

新旧の建築、豊かな食を紡ぐ今話題のエリアで新しくて懐かしい滞在を 丸福樓
細川亜衣氏監修のディナーの前菜「魚の幸のサラダ」。季節の食材を生かした「新しい日本の洋食」がコンセプト
細川亜衣氏監修のディナーの前菜「魚の幸のサラダ」。季節の食材を生かした「新しい日本の洋食」がコンセプト
安藤忠雄氏が手がけた新築のレジデンシャルスイート。客室は全18室あり、すべて内装や調度品が異なる。
安藤忠雄氏が手がけた新築のレジデンシャルスイート。客室は全18室あり、すべて内装や調度品が異なる。
夕食と朝食を提供するレストラン「carta.」
夕食と朝食を提供するレストラン「carta.」
荷物の輸送に使われていたエレベーターをそのまま残す宿泊棟。歴史ある建物を再生させ、新旧のものを絶妙なバランスで共存させている。
荷物の輸送に使われていたエレベーターをそのまま残す宿泊棟。歴史ある建物を再生させ、新旧のものを絶妙なバランスで共存させている。
新築の客室内には設計した安藤氏のサインが
新築の客室内には設計した安藤氏のサインが

京都市下京区正面通加茂川西入ル鍵屋町342

☎075・353・3355 1泊3食つき(飲み物や夜食を含む)¥75,000〜(1室2名利用時)、朝食のみのプランも。レストラン「carta.」のビジター利用はHPで告知。

https://marufukuro.com

nol kyoto sanjo

利便性がいいのに、静か。京都の日常をカジュアルに過ごす

伏見の日本酒造「キンシ正宗」の販売所として使われた町家を改修した建物が通りに面してあり、その奥の宿泊棟は増築されたもの。3タイプある客室は快適なヒバ材の風呂、電子レンジ、洗濯機を全室に備え、室内は長期滞在しても疲れない和の要素を取り入れたモダンなインテリア。今と昔、日常と非日常の間にある心地よい時間を醸し出し、宿泊者限定のラウンジも快適にしてもとの面影を残す。夕方はキンシ正宗をフリーで楽しめ、朝食は地元の仕出しで対応。滞在するうちに京都を体感でき、心地よさが増す。

町家の風情とホテルの機能性が共存する暮らすように過ごせる宿 nol kyoto sanjo
建物外観はそのまま残し、宿泊者専用のロビーとして活用。客室は全48室
建物外観はそのまま残し、宿泊者専用のロビーとして活用。客室は全48室
客室の一角に丸いヒバの浴槽を設けたコンパクトな「壺湯スーペリア」。
客室の一角に丸いヒバの浴槽を設けたコンパクトな「壺湯スーペリア」。
50㎡の「坪庭スイート」。町家の趣とホテルの機能性を両立させ、畳の部屋も
50㎡の「坪庭スイート」。町家の趣とホテルの機能性を両立させ、畳の部屋も

京都市中京区堺町通姉小路下ル大阪材木町700

☎075・223・0190

1泊¥21,000〜(1室2名利用の1室料金※9月3日現在の10月料金)、朝食つきのプランもあり、「湯葉丼とおばんざい」は1人¥2,970。要予約

https://www.nolhotels.com/kyoto-sanjo/

ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都

アクセスも居心地もいい大人の女性のリアル上質がここに

天井から床まで広がる窓は、開放感たっぷり。白やグレートーンの落ち着いた色使いも素敵。レジデンス調の雰囲気ある客室に、比較的リーズナブルに滞在できるのが、’22年4月に開業した『ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都』。烏丸御池駅から徒歩約2分という利便性はもちろん、ホテル内の施設やサービスが充実しているのが魅力だ。2階のラウンジはすべての宿泊者が利用できて、午後は「サダハル・アオキ・パリ」のスイーツを、夕方から夜は、「シンクロニア ディ シンジハラダ」によるアペタイザーやアルコールを含む飲み物を自由に楽しめる。大浴場のほかに、個性ある2つのメディテーションルームもあり、ホテル内で過ごす時間を大切にしたくなる。

コーナーバルコニーの客室は、開放感たっぷりの角部屋。バルコニーにも出られ、祇園祭の巡行時には特等席にもなる。
コーナーバルコニーの客室は、開放感たっぷりの角部屋。バルコニーにも出られ、祇園祭の巡行時には特等席にもなる。
ラウンジを使いこなして滞在を楽しんで。
ラウンジを使いこなして滞在を楽しんで。
ミストが満ちるメディテーションルーム「blank」。大浴場のあとや朝活にも利用してみたい
ミストが満ちるメディテーションルーム「blank」。大浴場のあとや朝活にも利用してみたい

京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町420

☎075・241・1110 全125室 スタンダード¥21,600〜、コーナーバルコニー¥52,000〜(2名1室利用の1泊1名料金、朝食つき、税・サ込、宿泊税別)

https://www.the-royalpark.jp/ic/kyoto/

ホテルオークラ京都 岡崎別邸

「ホテルオークラ」ブランドの国内での新規開業は約20年ぶり。京都・岡崎に'22年1月に開業した『ホテルオークラ京都 岡崎別邸』は、東本願寺岡崎別院の隣地に位置し、境内の自然や日本庭園を愛(め)でることができるスモールラグジュアリーホテルだ。館内各所に取り入れられた数々の手仕事による意匠は、京都の伝統工芸を担う後継者6名のプロジェクトユニット「GO ON(ゴオン)」が手がけたもの。ロビーエリアも客室も、落ち着いた雰囲気の中に上質な華やぎがあり、京都の新しい美意識がちりばめられている。庭に面したレストラン「ヌーヴェル・エポック」では、革新的なフレンチを京都の季節とともに味わって。大人の隠れ家を思わせるホテルでは、静謐(せいひつ)でプライベートな時間を大切に過ごしてみたい。
70㎡の「別邸スイート」。バルコニーからは、眼下に日本庭園が、彼方には京都の山並みを望める
70㎡の「別邸スイート」。バルコニーからは、眼下に日本庭園が、彼方には京都の山並みを望める
ソファ席とカウンター席があるラウンジ
ソファ席とカウンター席があるラウンジ
「牛肉のパイ包み焼き」は、フォアグラに味噌、九条ねぎを合わせて
レストランでは、オークラの伝統を継承しつつ、京都の食文化を融合させたイノベーティブ・ガストロノミーを。「牛肉のパイ包み焼き」は、フォアグラに味噌、九条ねぎを合わせて
京都府京都市左京区岡崎天王町26の6
☎075・771・5777
全60室
開業記念宿泊プラン スーペリアルーム ¥54,510〜(1室2名利用時の1室料金、朝食つき、開業記念ギフトつき)

すみや亀峰菴

現代美術家とのコラボで老舗旅館をリニューアル

京都の奥座敷、亀岡にある1955年創業の老舗旅館が、素敵に生まれ変わった。鉄のキューブをモチーフに大胆に改装されたロビーやエントランスは、国際的に活躍する現代美術家・柳幸典氏とコラボレーション。アーティスト本人が直接設計デザインにかかわり、いくつものアート作品を展示するギャラリーともなっている。柳幸典氏は、瀬戸内海の「犬島精錬所美術館」でも知られる作家。今後は、まるでアートの中に泊まれるような特別宿泊室も完成予定だ。
すみや亀峰菴
ロビー&ギャラリーには、柳氏の代表作のひとつ「さまよえる位置」シリーズを展示。
すみや亀峰菴
エントランスの正面にも作品が。
すみや亀峰菴
茶釜を配したカウンター。

京都府亀岡市薭田野町柿花宮ノ奥25 

☎0771・22・7722

全26室 ¥26,550 〜(2名1室の1泊1名料金、夕朝食つき) www.sumiya.ne.jp

 

ウェスティン都ホテル京都

SPA「華頂」は、5階と6階のフロアを使用した総面積2100㎡の広さを誇り、庭園と一体になったゆとりある半露天風呂やソティスのトリートメント施設なども併設。滞在しながらウェルネスライフを満喫して。
ウェスティン都ホテル京都
「水路閣」をイメージした半露天風呂
ウェスティン都ホテル京都
SPA「華頂」のロビー。スパは宿泊客と会員のみが利用可
ウェスティン都ホテル京都
上品な内装で落ち着く、本館ジュニアスイート

京都府京都市東山区粟田口華頂町1
☎075・771・7111
全266室 デラックス¥88,000〜(2名1室利用の1泊1室料金、宿泊税・入湯税・サ別)
www.miyakohotels.ne.jp/westinkyoto

 

ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts

一帯はかつて琳派の発祥の地であり数々の芸術家を輩出してきたことから、インテリアには唐紙、漆、竹、陶器などの京都らしいアートワークが施されている。施設の真ん中には水盤がゆったりと広がっているのが印象的。屋外にある天然温泉を利用したサーマルプールは、通年で利用することができる。天神川に面したレストランでは、四季折々の自然を眺められるテラスも人気。陶芸や茶道の体験などのアクティビティも豊富にあり、自然と文化に親しめる上質なリトリートだ。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
「THE ROKU SPA」内にある長さ25mのサーマルプール。森を眺めながらリラックスしてみたい
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
リビングからも寝室からも天神川沿いに山並みを望める100㎡のROKUスイート。唐紙や西陣織のアートワークを配した内装
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
光が心地よいレストラン「TENJIN」のオールデイダイニング
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
エントランスを抜けると、自然の景観を映し込む大きな水盤が広がる。浮島には北山で伝統的に仕立てられてきた北山杉を配しているのが特徴
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
「TENJIN」には、季節の特別メニューを味わえるシェフズテーブルも用意されている

京都府京都市北区衣笠鏡石町44の1
☎075・320・0111
全114室 ¥103,730〜
(1室料金、宿泊税・入湯税別)
www.rokukyoto.com

HOTEL THE MITSUI KYOTO

日本の伝統美を大切にした特別なラグジュアリー体験を

庭と建物とが調和する「庭屋一如」の精神を重んじたランドスケープで、日本の伝統文化や建築、工藝、食などに見られる独特の美しさを大切にしている。歴史性と先進性が調和する滞在空間だ。スイートルーム22室を含む全161室の客室は、平均50㎡を超えるゆったりとした造り。レストランは、ガストロノミー鉄板の「都季 -TOKI-」、庭を望めるイタリア料理の「FORNI」や「THEGARDEN BAR」。さらに、茶室やレストランの別室などに利用できる「四季の間」も。SPAエリアには、敷地内の源泉を活用したサーマルスプリングSPAも備えている。日本の美意識に培われた洗練を極めたホテルで、特別なくつろぎを堪能したい。
HOTEL THE MITSUI KYOTO
千宗屋氏監修による床飾りとともに、三井総領家邸宅の一部を再現した「四季の間」
日本庭園の眺めとともに食事を楽しめる、オールデイダイニング「FORNI」
日本庭園の眺めとともに食事を楽しめる、オールデイダイニング「FORNI」
ガストロノミー鉄板の「都季 -TOKI-」
ガストロノミー鉄板の「都季 -TOKI-」
天然温泉がついた101〜111㎡の「Onsenスイート」
天然温泉がついた101〜111㎡の「Onsenスイート」
三井総領家の時代から受け継がれてきた梶井宮門をエントランス
三井総領家の時代から受け継がれてきた梶井宮門をエントランスに移設。

京都府京都市中京区油小路通 二条下る二条油小路町284

☎075・468・3155(宿泊予約専用平日、土曜9:00〜18:00) 

全161室 開業記念宿泊プラン¥98,000〜

(1室1泊料金、サ込・税別、朝食2名分や1滞在につき ホテルクレジット¥10,000などの特典つき)

www.hotelthemitsui.com

 

あまやどりの宿 雨情草庵

日本海の宝・松葉ガニを存分に味わう。冬の贅の極みがここに

日本海の幸に舌鼓。冬ならではの海の京懐石

個室の食事処に香ばしい焼きガニの香りが立ち込め、ふっくらとした身を夢中で味わう口福なひと時。丹後の芳醇な地酒も体を温め、心地よい酔いをもたらす。

津居山や柴山などのブランドガニをひとり1杯食べつくす豪華なプラン
津居山や柴山などのブランドガニをひとり1杯食べつくす豪華なプランもあり、刺身、焼きガニ、甲羅味噌など、まさにカニざんまい。
種類豊富な前菜も宿の料理の自慢のひとつ
種類豊富な前菜も宿の料理の自慢のひとつ。旬の山海の食材が小椀に並ぶ様は圧巻。前菜といってもいちどきに平らげる必要はなく、お酒と一緒にマイペースで味わえるのがうれしい。
敷地内に点在する5棟の離れは、約70㎡のゆったりとした造りで、全室に温泉露天風呂がつくのでおこもりに最適。さらに特別棟「宗家」は、新潟の古民家を移築した風情ある客室。存分に非日常感に浸れる。
敷地内に点在する5棟の離れは
広々とした部屋つきの温泉露天風呂。宿泊客は敷地内の夕日ヶ浦温泉の大露天風呂「美人の湯」も利用可。
全6棟の離れには、和室、リビング、テラスのほか、ベッドの寝室
全6棟の離れには、和室、リビング、テラスのほか、ベッドの寝室がある。
カニの時期は通常より料金は高くなるが、その価値は十分。自分へのごほうびに、贅沢な冬旅を。

京都府京丹後市網野町木津247(佳松苑内)

☎0772・74・9199

(予約専用、平日10:00〜19:00)

¥43,000〜(※カニの季節は+¥15,000〜。

2名1室利用の1泊1名料金、夕朝食つき、サ込、税・入湯税別)

温泉露天風呂つき離れ全5棟、特別棟「宗家」1棟

IN14:00 OUT11:00

http://www.ama-yadori.com

 

ザ・ホテル青龍 京都清水

元小学校の歴史的建物を改装・再生。美しきヘリテージホテル

八坂の塔を一望にするナイスビュー
増築された棟にある角部屋のテラスツインの客室。八坂の塔を一望にするナイスビュー
48室の客室のうち、34室は、校舎の建築を生かしたデザイン。増築棟にある14室は、モダンで優雅な内装に、京都伝統のエレメントを加えている。かつての講堂だった「restaurantlibrary the hotel seiryu」は、本に囲まれたアカデミックな空間だ。屋上のバー「K36」や、別棟のレストラン「ブノワ京都」は、宿泊客以外も利用可。ホテル内には多彩なアートもあり、建物の歴史を楽しみながら、美術館をめぐるように滞在したい。
歴史的な建物の意匠を、可能なかぎり残した外観
歴史的な建物の意匠を、可能なかぎり残した外観。ホテルからは、八坂神社や清水寺も徒歩圏内
restaurant library thehotel seiryu
「restaurant library thehotel seiryu」では、地元産の素材を用いた“京の養生ブレックファスト”も味わえる
クラシカルな雰囲気を残したぬくもりあるロビー
クラシカルな雰囲気を残したぬくもりあるロビー
スーペリアキングの客室
かつて小学校の教室として使われていた建築の魅力を残したスーペリアキング。45.2㎡の広さ
STAY PLAN 24 時間ステイ
チェックインが15時から19時の間であれば、24時間滞在可能なプラン。朝食は部屋で、滞在中は軽食やカクテルなどが楽しめるゲストラウンジを、自由に無料で利用できる。¥61,220〜(1室2名利用の1泊料金、朝食つき、税・サ込)一日2組限定。

京都府京都市東山区清水2の204の2

☎075・532・1111(代表)

全48室
¥69,286〜(1室2名利用の1泊料金、朝食つき、税・サ込)

www.seiryukiyomizu.com

フォションホテル京都

日本初のフォションホテル。客室のグルメバーも楽しみ

世界では2軒目、日本では初の『フォションホテル京都』が、'21年3月に開業。フォションピンクを印象的に配したホテルには、フレンチレストラン「グラン カフェ フォション」や「サロン ド テ フォション」などの施設も充実。すべての客室に備わるグルメバーの中には、フォション自慢のスイーツやペストリー、紅茶などを用意し、部屋でのティータイムやディナー後のデザートとして楽しめるのも素敵。フォションブランドとして世界初のスパもお目見えする。

フォションホテル京都
38㎡のスーペリアルーム。
フォションホテル京都
アフタヌーンティーをゆったりと楽しめるサロンド テ。
フォションホテル京都
スイーツやペストリーなどを購入できる「ペストリー&ブティック フォション」
フォションホテル京都
パリを思わせるデザインの外観。

京都府京都市下京区難波町406
☎075・751・7711

開業記念特別プラン朝食つき¥65,240~(2名利用の1室1泊料金)宿泊は6/30まで
hotelfauchonkyoto.com

ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都

新登場の食とウェルネスのための空間にも注目

'22年4月に開業の『ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都』は、烏丸御池駅から徒歩約2分とアクセス至便。客室はシンプルながら洗練された使い勝手のよい造り。1階にはパティスリー「サダハル・アオキ・パリ 烏丸御池店」と、銀座の「アロマフレスカ銀座」の原田慎次氏が手がけるイタリア料理「シンクロニア ディ シンジハラダ」もオープン。ウェルネスエリアには大浴場とメディテーションルームも備えており、施設の充実ぶりも魅力。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都
御池通りに面したバルコニーを設けた「コーナーバルコニー」の客室
大浴場があるのもうれしい
大浴場があるのもうれしい
シックな雰囲気の1階ロビー。2階には宿泊者用ラウンジも
シックな雰囲気の1階ロビー。2階には宿泊者用ラウンジも

京都府京都市中京区東洞院通御池上ル船屋町420
☎075・241・1110
全125室
開業記念プラン スーペリアツイン1室 ¥16,800〜

大阪府のおすすめホテル

フォーシーズンズホテル大阪

大阪の街を一望する洗練の和モダンラグジュアリー

「水の都」としての大阪を感じさせる堂島エリアに、2024年8月1日『フォーシーズンズホテル大阪』が開業。石や木などの天然素材や和の意匠を取り入れたロビーや客室、大浴場や貸切風呂を備えるスパ&ウェルネスなど、日本の伝統文化とラグジュアリーを絶妙に融合させているのが特徴だ。興味深いのが、特別コンセプトフロアの「GENSUI(玄水)」で、このフロアのみモダン旅館を表現した畳敷きの贅沢な客室を備えている。広東料理やフレンチビストロなど6つのダイニングとバーがあり、最新の食の魅力も大充実。世界とつながる、新しい大阪の魅力を体験しに出かけてみたいホテルだ。

フォーシーズンズホテル大阪
「GENSUI(玄水)」の畳コーナースイートの客室。床が畳敷きで、ベッドはふとん仕様の特別なマットレスを採用
36階のプールは、大阪市内中心部を一望!宿泊者は無料で利用できる
36階のプールは、大阪市内中心部を一望!宿泊者は無料で利用できる
オールデイダイニング「ジャルダン」ではビストロ料理を提供
オールデイダイニング「ジャルダン」ではビストロ料理を提供
シグネチャーレストランは、本格的な広東料理の「江南春(ジャンナンチュン)」。
シグネチャーレストランは、本格的な広東料理の「江南春(ジャンナンチュン)」。
豆腐を巧みに飾り切りした、見た目にも麗しい料理も登場
豆腐を巧みに飾り切りした、見た目にも麗しい料理も登場
梅田駅と中之島の間に位置する
梅田駅と中之島の間に位置する

大阪府大阪市北区堂島2の4の32

☎06・6676・8682

全175室

デラックスルーム¥145,759 〜、GENSUI 畳プレミアルーム¥172,640 〜(1室1泊、開業記念特別プランあり)

www.fourseasons.com/jp/osaka/

Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新

世界初のオフィシャル・シャンパーニュ・ホテルが開業

「ボランジェ」「シャルル・エドシック」「テタンジェ」など、11室の客室すべてを、11の名門シャンパーニュ・メゾンとともに作り上げた、世界初のホテルが、いよいよ’24年1月13日に開業。各客室がそれぞれのメゾンの世界観で作り上げられ、生産者のメッセージや特別な一本とともにゲストを迎えてくれる。プロデューサーは、シャンパーニュ業界のパイオニア・山本一人氏。こだわりのパンを朝食や軽食でいただけるサービスもあり、優雅で特別な時間を過ごせそう。

Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新 「シャルル・エドシック」のゲストルーム
「シャルル・エドシック」のゲストルーム
Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新 全室に半露天で滞在中いつでも入れるエニータイムバスを設置
全室に半露天で滞在中いつでも入れるエニータイムバスを設置
Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新 シャンパーニュを五感で味わって
シャンパーニュを五感で味わって

大阪府大阪市中央区南船場2の6の7
j2@cuveej2.jp 全11室
¥41,250~(2名1室利用の1泊1名料金、1室につきシャンパーニュ1本つき、宿泊税別)
https://www.cuveej2.com

voco 大阪セントラル

自分スタイルでくつろげる次世代型ホテルが日本初上陸

IHG ホテルズ&リゾーツのプレミアムホテルブランドであり、世界各地に45軒ほどのホテルを展開するvocoが、日本に初上陸。2023年5月30日、大阪・京町堀に『voco大阪セントラル』がオープンした。ロビーは、古木を再生・活用した斬新なデザインが印象的。チェックインの際には、地元ならではのウエルカムアメニティとともにお出迎えしてくれる。モダンな内装の客室では、自分の部屋にいるようにリラックスした時間を過ごして。サステイナビリティにも配慮され、アメニティや節水タイプのシャワーなどはもちろん建築もエネルギーをむだにしないように設計されている。自然体で気取らないサービスが魅力の次世代型ホテルだ。

次世代型ホテル『voco 大阪セントラル』
客室は、白とグレーを基調に、ブルーやイエローのアクセントを効かせた内装
レストラン&カフェ、バー「LOKAL HOUSE」
レストラン&カフェ、バー「LOKAL HOUSE」では、気軽にシェアして楽しめるウエスタンスタイルの料理を提供
ナチュラルテイストでくつろげる客室
ナチュラルテイストでくつろげる客室
歯ブラシは竹製
歯ブラシは竹製
客室のディテールがキュート
客室のディテールがキュート
大阪の中心部、Osaka Metro四つ橋線の肥後橋駅から徒歩3分
大阪の中心部、Osaka Metro四つ橋線の肥後橋駅から徒歩3分

大阪府大阪市西区京町堀1の7の1
☎0120・056・658(IHG・ANA・ホテルズ 予約センター)
全191室 オープニングスペシャル特別料金オファー(8月31日まで)プレミアムルーム ツインベッド ソファベッドつき¥20,750〜(2名 1室利用の1泊1室料金)税サ込、大阪府宿泊税別https://www.ihg.com/voco/hotels/jp/ja/osaka/osakn/hoteldetail

W Osaka

黒を基調としたスタイリッシュな外観の建物の中には、大阪の街からインスパイアされたにぎやかでエネルギッシュな世界が広がる。客室は、鮮やかな色彩とすっきりとしたラインを用いた大胆なデザイン。ブラッセリー「Oh.lala(オーララ)…」のメニュー開発には、大阪フレンチの名店『ラ・シーム』の高田裕介シェフも参画。鉄板焼「MYDO(まいど)」では、3つのエリアで異なる鉄板料理を提供する。パティスリーやバーも「Wow!」感にあふれた個性的なメニューぞろい。大人が余裕で遊べる場、としてのラグジュアリーホテルが誕生した。
W Osaka
ソーシャルな交流の場ともなる「リビングルーム」にはDJブースを常設。軽食、アフタヌーンティー、カクテルタイムなど幅広いシーンで利用できる 
W Osaka
大阪市のメインストリート御堂筋に面して立つ27階建て
W Osaka
80㎡の広さのスイートルーム マーベラス。大きな窓からの眺望も見事
W Osaka
ブラッセリー「Oh.lala…」は、朝食からランチ、ディナーまで利用できるダイニング
W Osaka
LEDライトに輝くプールをはじめ、フィットネス施設やスパも充実
W Osaka
エントランスには「W」のサインがきらめく

大阪府大阪市中央区南船場4の1の3

☎06・6484・5355

全337室 スタンダードルーム¥52,800〜(1泊1室、サ別)
wosaka.com

Zentis Osaka

大人カジュアルな気分を満たすホテル

内装を手がけたのはイギリスのデザイナー、タラ・バーナード氏。木の風合いに、白やベージュ、グレーを巧みに合わせたリラックス感あるデザインだ。
Zentis Osaka 客室
落ち着いた雰囲気のレストラン「Upstairz」
食事は、落ち着いた雰囲気のレストラン「Upstairz」で。
カジュアルでありながら上品さも備える、気軽に泊まりたいホテルだ。

大阪府大阪市北区堂島浜1の4の26

☎06・4796・0111 

全212室 ステュディオ¥18,300〜、

スイート¥50,000〜(いずれも朝食つき、税・サ別)

https://zentishotels.com/ja/osaka/

兵庫県のおすすめホテル

南海荘

素材の味をストレートに供する和食とひと技ありのイタリアンのミックスが魅力

淡路島が誇る山海の幸を島イタリアン&和食で堪能

リピーターの多くがここでの夕景と料理を楽しみにし、とりわけ淡路の幸を味わいつくす夕食が人気だ。通常は和食だが、平日はイタリアンを加えたちょっと変わったコースも楽しめる。「つくり手がわかっている島産で、どれも安心安全。味と鮮度が抜群なので、できるかぎりシンプルに味わってもらいます」。和食なら名物の活造りや創業より続く宝楽焼、イタリアンならカルパッチョや炭火焼きにし、パン主体のひと皿やごはんがわりのリゾットなど。食事は夕朝とも快適な個室で、ロケーションもごちそうだ。

ルッコラを練り込んだ「フグのパスタ」。ソースに白子を使用。
ルッコラを練り込んだ「フグのパスタ」。ソースに白子を使用。
ビーツのペーストとゴルゴンゾーラのソースを添えた「淡路牛の炭火焼」
ビーツのペーストとゴルゴンゾーラのソースを添えた「淡路牛の炭火焼」
お造りは、地元のセンザン醤油の2年熟成の醤油や塩、スダチを搾って
お造りは、地元のセンザン醤油の2年熟成の醤油や塩、スダチを搾って
春と秋に収穫している自家製のハチミツはパン生地に使用。優しい甘味で、コクがある。
春と秋に収穫している自家製のハチミツはパン生地に使用。優しい甘味で、コクがある。
イタリア野菜 島の生産者が手がけたイタリア野菜は、どれも新鮮で美しい。
島の生産者が手がけたイタリア野菜は、どれも新鮮で美しい。イタリアンのディナー用のバゲットは自家製。調味料や器も島のつくり手によるもので、淡路島のすばらしさを五感で楽しめる。
玄関前のロビーラウンジからも海を一望。
玄関前のロビーラウンジからも海を一望。
展望内風呂のある客室「島風」
ゆっくり部屋でくつろぐおこもりには、展望内風呂のある客室「島風」がイチ押し。
4室すべての部屋から夕日を満喫
窓から見える海景は日々刻々と変わり、4室すべての部屋から夕日を満喫できる。奥に見えるのは大鳴門橋。

兵庫県南あわじ市阿那賀丸山港

☎0799・39・0515

¥13,000〜(2名1室利用の1泊1名料金、夕朝食つき、税・入湯税別)

カード不可

全4室(1室展望内風呂つき)

IN15:00 OUT10:00

http://www.nankaiso.com

有馬山叢 御所別墅

鉄分・塩分が豊富な有馬のにごり湯、「金泉」を部屋でひとりじめ

日本最古の湯と進取の気風を融合させた和のプチホテル 

温泉街から少し離れた1400坪を超える敷地に、わずか10室だけのスイートルームを備える『御所別墅(ごしょべっしょ)』。ヨーロッパのプチホテルを思わせるたたずまいだが、過剰なしつらえや堅苦しさはなく、かつて外国人の別荘地として栄えた古きよき有馬を彷彿とさせる。全客室に36℃前後に保たれた岩盤浴室を併設し、この春、平屋のヴィラ5室に「金泉」と呼ばれる有馬特有の褐色の湯を引き、滞在中いつでも温泉を楽しめるようになった。部屋にいながら鳥のさえずりや木々を抜ける風音を感じられ、料理はレストランの個室にて。宿の中で有馬の魅力が完結する。

春から客室5室の浴室にも温泉を引き、部屋でも心ゆくまで有馬の湯につかれる
春から客室5室の浴室にも温泉を引き、部屋でも心ゆくまで有馬の湯につかれるように。豊富なミネラルを含む褐色の湯は「金泉」と呼ばれ、日本三大古湯にして三大名湯でもある。国が指定している9つの泉質のうち7つを有し、「美肌の湯」としても知られるありがたさ。
春から客室5室の浴室にも温泉を引き、部屋でも心ゆくまで有馬の湯につかれるように。豊富なミネラルを含む褐色の湯は「金泉」と呼ばれ、日本三大古湯にして三大名湯でもある。国が指定している9つの泉質のうち7つを有し、「美肌の湯」としても知られるありがたさ。
岩盤浴ができるサーマルルーム。
岩盤浴ができるサーマルルーム。
100㎡の木造平屋のヴィラ
100㎡の木造平屋のヴィラ。ほかにメゾネットタイプの5室がある。
べっ甲あんがかかる鰆の西京漬けとフォアグラのソテー
べっ甲あんがかかる鰆の西京漬けとフォアグラのソテー
神戸牛の中で最高級のクオリティをもつ「但馬玄(たじまぐろ)」
神戸牛の中で最高級のクオリティをもつ「但馬玄(たじまぐろ)」を酒粕のソースで味わうひと皿。有馬近郊の食材で作る和洋融合のコースを提供する。
有馬屈指の老舗旅館『陶湶 御所坊』の系列。11月半ばには紅葉が見ごろに。
有馬屈指の老舗旅館『陶湶 御所坊』の系列。11月半ばには紅葉が見ごろに。

兵庫県神戸市北区有馬町958

☎078・904・0554

メゾネット¥40,000~、ヴィラ¥50,000~(2名1室利用の1泊1名料金、夕朝食つき、税・サ込、入湯税別)

全10室(全室風呂、サーマルルームつき)

大浴場1

IN15:00 OUT12:00

http://goshobessho.com

奈良県のおすすめホテル

紫翠 ラグジュアリー コレクションホテル 奈良

大正時代に建てられた優美な「奈良県知事公舎」を、“伝統と現代の結び”をテーマに隈研吾氏が改築。スパでは、仏教の伝来地で古くから漢方が盛んな奈良らしく、りんの音と和漢ハーブの力で全身を調整する「音薬」を堪能したい。
紫翠 ラグジュアリーコレクション 奈良

奈良が育んだ歴史と自然の真ん中に泊まる贅沢ステイ

奈良公園の西側、東大寺や春日大社にも近い緑豊かなエリアに『紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良』が2023年8月24日開業した。趣(おもむき)あるたたずまいのホテルには、自然と調和する客室が全43室。うち23室には専用温泉風呂または露天風呂が備わっている。大正時代に建てられた奈良県知事公舎をリノベーションしたメイン棟には、ダイニング「翠葉(すいよう)」、鮨&バー「正倉」などが、敷地内には日本庭園「吉城園」や旧興福寺子院「世尊院」を活用したカフェもあり、滞在しながら奈良の自然や歴史、文化に触れることができる。夕暮れ時は、宿泊者限定のシャンパーニュのフリーフロータイムも魅力的。

紫翠 ラグジュアリー コレクションホテル 奈良
40㎡以上のスタンダードルーム。旧奈良県知事公舎内のしつらえに用いられていた「いばら」を、寝室と広縁の間にかたどっている
プレジデンシャルスイートのリビング
プレジデンシャルスイートのリビング
紫翠 ラグジュアリー コレクションホテル 奈良
「翠葉」は、奈良のテロワールと食文化を体感できるイノベーティブなレストラン
寺院のような風情のホテル表門
寺院のような風情のホテル表門
天然温泉露天風呂つきのプライベートスパでは、薬草を用いたトリートメントが楽しめる
天然温泉露天風呂つきのプライベートスパでは、薬草を用いたトリートメントが楽しめる
紫翠 ラグジュアリー コレクションホテル 奈良
レストラン「翠葉」の外観と庭園

奈良県奈良市登大路町62
☎075・744・0951(翠 SUI カスタマーエンゲージメントセンター〈宿泊予約〉)
全43室
スタンダードツイン¥137,884〜(1室2名利用の1室1泊料金、朝食つき、サ込)
https://www.suihotels.com/shisui

ふふ 奈良

奈良公園の緑を見ながらの温泉は、至福のひと時

次の旅の目的地にしたい、古都の自然と文化に触れる宿 

豊かな自然と寺社が点在する奈良公園のオールスイートのリゾートホテル。建物や内装に県産の吉野杉や奈良墨のグレー色をふんだんに取り入れ、中庭を囲む現代の数寄屋像を体現する。30室ある客室はひとつとして同じしつらえはなく、アートや伝統工芸品を飾り、全室温泉露天風呂を完備。窓いっぱいに広がる公園の緑とシックな色調のインテリアが調和する室内、大和当帰などの和漢植物の香りを加えて楽しむ温泉、木漏れ日を感じられるデッキと、部屋で過ごす時間がなんとも贅沢。生薬を使うのは料理もしかり。別棟にある「日本料理 滴翠」と「鉄板焼き 久璃」では、大和野菜や大和牛、地産の和のハーブを取り入れた、滋養に満ちたコースを提供。さらに「Spa by sisley」では世界初の薬湯を取り入れた施術、「BAR蓮」ではオリジナルカクテルも。かつてない奈良の魅力が体験できる。

部屋に置かれた和漢植物の袋を温泉に入れ、香り湯を。ゆったりとしたデッキチェアを併設。
部屋に置かれた和漢植物の袋を温泉に入れ、香り湯を。ゆったりとしたデッキチェアを併設。
広々としたワンルームを本棚で仕切ったプレシャススイート
広々としたワンルームを本棚で仕切ったプレシャススイート。全室靴を脱いで過ごせ、日本旅館とホテルそれぞれのよさを融合。
2階の回廊には春日大社をイメージ
2階の回廊には春日大社をイメージした行燈がかかる。
建築設計は隈研吾氏。奈良の景観を継承する意匠や色が取り入れられ、周辺環境とも調和する。
建築設計は隈研吾氏。奈良の景観を継承する意匠や色が取り入れられ、周辺環境とも調和する。
敷地内には名勝・奈良公園に追加指定された瑜伽山(ゆうがやま)園地があり、竹林や樹木の間を回遊するだけで癒される。
敷地内には名勝・奈良公園に追加指定された瑜伽山(ゆうがやま)園地があり、竹林や樹木の間を回遊するだけで癒される。
中庭と調和するロビーラウンジ
中庭と調和するロビーラウンジ。庭は日本を代表するランドスケープアーキテクト・宮城俊作氏のデザイン。
奈良産の和紅茶をまとわせて焼いた大和牛
大和当帰や柿の葉を燻し、奈良産の和紅茶をまとわせて焼いた大和牛。3種類のソースで味わう。
当帰パウダーで香りを添えた、国産ジンベースのカクテル「緑穂〜RYOKUSUI」¥2,200
当帰パウダーで香りを添えた、国産ジンベースのカクテル「緑穂〜RYOKUSUI」¥2,200

奈良県奈良市高畑町1184の1

☎️0742・81・7738

¥38,650〜(2名1室利用の1泊1名料金、夕朝食つき、税・サ・入湯税込)

全30室(全室露天風呂つき)

IN15:00 OUT11:00

https://www.fufunara.jp

JWマリオット・ホテル奈良

最上級インターナショナルブランドが日本初上陸

内装には、奈良を象徴する鹿を取り入れたデザインなど、自然美や伝統を思わせるアイデアが随所に取り入れられている。飲み物や軽食を提供するエグゼクティブラウンジは、穏やかでエクスクルーシブな空間。
オールデイダイニング「シルクロードダイニング」
オールデイダイニング「シルクロードダイニング」
客室には鹿の角を表現したオブジェ
客室には鹿の角を表現したオブジェが。オレンジと土褐色がキーカラ
木の天井が印象的なロビー
木の天井が印象的なロビー

奈良県奈良市三条大路1の1の1

☎0742・36・6000

全158室

開業記念宿泊プラン ¥45,000〜(2名1室利用の室料、税・サ別、朝食や¥5,000相当のホテルクレジットなど特典つき。12/28まで)

https://www.marriott.co.jp/

和歌山県のおすすめホテル

TUZUMI WAKAYAMA SUSAMI

海と空の絶景に抱かれる5室のみのヴィラが誕生

南紀白浜空港からは、車で約30分。本州最南端に位置する、紀伊半島の串本に近いすさみ町に4月末開業。5棟のみのヴィラは、全室がオーシャンビューで、テラスには天然温泉露天風呂を備え、絶景を眺めながらの湯浴みは開放感たっぷり。夕食、朝食、冷蔵庫内のドリンクが宿泊費に含まれるオールインクルーシブで、夕食はダイニングテラスのグリルでスタッフが仕上げてくれる和歌山の食を満喫。和風の朝食弁当も人気が高い。海と空を間近にしながら、グランピング気分でゆったり滞在できるヴィラだ。

TUZUMI WAKAYAMA SUSAMI
太平洋を見晴らす海岸沿いに立地。海と空の絶景を満喫できる
太平洋を見晴らす海岸沿いに立地。海と空の絶景を満喫できる
53.43㎡の「凪」の客室。3人定員
食事は半屋外のダイニングテラスで
食事は半屋外のダイニングテラスで

和歌山県西牟婁郡すさみ町江住859

☎0739・58・8700

スタンダードプラン¥70,000〜(2名1室利用の1泊料金、2食・冷蔵庫の飲み物含む、税込)

https://tuzumi-wakayama.jp/

▼その他のおすすめ記事もチェック
  • まるで食の万華鏡!オトナの美食欲を満たしてくれる「大阪」グルメ大特集

    まるで食の万華鏡!オトナの美食欲を満たしてくれる「大阪」グルメ大特集

    今、大阪が熱い!’25年の日本国際博覧会に向け、街全体が勢いづいている。古くは北前船の拠点であった大阪には多くの昆布がもたらされ、だし文化を育んできた。大阪湾や瀬戸内海の海の幸、河内平野の野菜など食材も豊富。そして全国から商人が集まる都市として料亭文化や美食家を育む土壌となったことも、「食の都」といわれる理由だ。「天下の貨たからの七分は浪華にあり」といわれた浪速のパワーと魅力を感じに、いざ出陣。

  • 【50代の金沢旅】アラフィーの感性を豊かにしてくれる!とっておき「金沢」観光スポット

    【50代の金沢旅】アラフィーの感性を豊かにしてくれる!とっておき「金沢」観光スポット

    「大人の旅に必要なもの、それは風情、人情、そしておいしいもの。金沢にはそれがすべてつまっています」とは金沢屈指の老舗バー『倫敦屋酒場(ロンドンヤバー)』の主人の言葉。観光旅行とはひと味違う、心と感性を刺激する、成熟した大人だから楽しめるとっておきの金沢をご案内。人や自然との出会い、器や美味から得られるインスピレーションが、あなたの毎日をさらに輝かせてくれるはず。

Follow Us

What's New

Feature
Ranking
Follow Us