【フェムテックで女性の不調に寄り添う】株式会社MTG SIXPAD本部長 石谷桂子さん「明るく、健やかに生き、美しい人生を」

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女性の誰もが、生涯を通して健やかに過ごし、前向きな人生を送れるように――。自らの経験にも基づく願いを、フェムテックに託してかなえようとするトップ・マーケター。その願いは、性別、年代の垣根を越え、やがてすべての人のためのテクノロジーへと拡大していく。
SIXPAD フェムケアプロジェクト×eclat LEE MAQUIA

株式会社MTG 上席執行役員 SIXPAD本部 本部長

石谷桂子(いしたに けいこ)さん

石谷桂子さん

profile

●石谷桂子

’90〜 津田塾大学国際関係学科卒業後、

    プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ジャパン株式会社に入社。宣伝本部に配属。

’01〜 同社ペットケア担当のマーケティングディレクターに。

          米国本社赴任を経て、マーケティング本部長、

          ブランドオペレーションズリーダーなどを歴任。

’16〜 PGジャパンを退社し、UCC上島珈琲株式会社に入社。

          常務取締役・マーケティング本部長に就任。

’20〜 株式会社西友に入社、マーケティング本部長を務める。

‘23〜 現職。

女性ならではの体と心のケアを、先進のテクノロジーで

 低周波の電気刺激を与えることによって筋肉を収縮させ、運動と同じトレーニング効果をもたらす独自のEMSElectrical Muscle Stimulation)技術を搭載したトレーニング・ギア「SIXPAD」。初期は体を鍛える男性向けのイメージが強かったが、日本上陸10周年を迎えた現在はユーザーの幅が徐々に広がっているという。その仕掛け人が、株式会社MTGSIXPAD本部長を務める石谷桂子さん。26年間在籍したP&Gジャパンをはじめ、多くの企業でトップマーケターとして活躍してきた。

「そもそもEMSは、運動したくてもできないというかたのニーズに応えるテクノロジー。怪我や病気のあとのリハビリや、高齢で運動がむずかしくなったかたの機能維持でも非常に有効です。また、女性はもともと筋肉量が少なく、腹筋などお腹まわりの筋肉が鍛えられないと、様々な問題が生じる。本来は定期的に運動をするのが一番なのですが、習慣が身についていないと、なかなか難しいですよね。そうした悩みを解決できるよう、女性特有の体と心のケアを行うフェムテック領域へのアプローチを試みています」(石谷さん、以下同)

 女性(Female)とテクノロジー(Technology)を組み合わせたフェムテック(Femtech)。これを搭載した商品やサービスが解決しようとしている領域は、とても広い。PMS(月経前症候群)や生理痛、産後うつといった妊娠・出産にまつわる体調不良、冷え症などの血行障害、骨粗しょう症などが代表的だが、石谷さんのチームが特に注目したのは、年齢を重ねた女性たちが抱える体の変化。更年期障害や加齢によりさまざまなトラブルに悩んでいることが、マーケティングを進める過程で明らかになっていった。

石谷桂子さん
すらりと伸びた背すじは、週2日のランニングなど日ごろの鍛錬の証し。「健康機器を扱う者として、ダラッとしてはいられません(笑)」と石谷さん

「はく」「座る」ことで骨盤底筋ケアが可能に

 実は、美容以上に健康ニーズが高いのではないか――そう感じたのは、おしりの筋トレを目的としたSIXPADの女性向け商品「Hip Fit(ヒップフィット)」をリリースしたころ。

「当初のターゲット層は20代から30代で、おしりを鍛え、自信をもって服を着られるようにという訴求だったのですが、実際には40代から50代の女性たちから支持を得たんです。詳しく調査すると、いわゆる“美尻”ニーズのほかに『これって骨盤底筋にも効くの?』という声が聞かれていたと」

 骨盤の底にある筋肉、骨盤底筋が加齢によりゆるむと、膀胱などの臓器が下がり、尿漏れなどに繋がる恐れがある。骨盤底筋のゆるみ対策として、支えるアンダーウエア「骨盤底筋ケアガードル」と「骨盤底筋ケアショーツ」、鍛える「Perine Fit (ペリネフィット)」を発売する。


「早い人だと20代、30代から、出産などを契機に骨盤底筋のゆるみで悩んでいるかたもいると聞きました。我々のもっているテクノロジーを結集させてつくったフェムテック製品は、使い方がはくだけ、座るだけという手軽さがメリット。おしりまわりの健康を全身の健康につなげるための商品やサービスの開発に、新たに『Beautifem life.』(LifeにFemaleをかけ合わせた造語)というスローガンを掲げて取り組んでいるところです」

 デリケートな部位がからむこともあって、なかなか人に相談できず多くの人がひとりで抱えがちだった女性特有の不調。石谷さん自身にも、経験があった。

30代で第2子を出産する際に子宮腺筋症が見つかり、そこから閉経まではずっと生理が重くて。前職の会社では生理用品を扱っていたこともあり、割と職場の中でも話しやすく、会議中にトイレに立つこともできたのですが、男性の多い職場に転職してからは、言いにくさ、不自由さも感じていました。この状況を周囲に理解してもらうにはどうしたらいいんだろう?と」

「ヒップフィット」「骨盤底筋ガードル」
(右)EMSが大臀筋に集中的にアプローチする「Hip Fit」(¥39,600〈税込〉)。はくことでおしりを鍛えることができる。(左)10月15日発売のはく医療機器「骨盤底筋ケアガードル」(¥11,000〈税込〉)。現在、楽天市場にて予約販売中(予約サイトは下記)。同ブランドのリカバリーウエアにも使われている、血流を促す素材を使用し、立体的な縫製で骨盤底筋を物理的に支える。’26年3月には「骨盤底筋ケアショーツ」も発売予定

フェムテック製品の第一弾製品となる“はくだけ”で骨盤底筋を持ち上げ、さらに血行促進する「骨盤底筋ケアガードル」は、楽天にて先行予約を開始。

 
「Perine Fit」
着座タイプの「Perine Fit」は’26年1月発売予定。一日15分座ることで骨盤底筋にダイレクトに働きかける専用トレーニング機器

ひとりで悩まず、皆で解決するムードを醸成したい

 それを解決するために役に立つのがテクノロジーであり、そして、理解促進のための啓蒙活動だと、石谷さんはいう。

50代からの更年期世代も含めて、体調不良を抱えたままでは、女性はきちんとしたパフォーマンスで働けない。ある研究では、そのことによる経済損失は年間4900億円にも上るというデータも出ています。それをフェムテックで軽減し、問題を社会で共有していくためには、きちんとした情報提供を行うこと、そしてSNSYouTubeチャンネルなどを駆使して一緒に問題を解決していけるコミュニティをつくることも大事。まずは、『ひとりで悩まないで、もっと大っぴらに話していいんじゃない?』というムードを醸成することから始めたいですね」

 それが、自身の経験も踏まえてフェムテックに取り組む意味だと、石谷さん。

SIXPADのテクノロジーは、体を鍛える男性だけでなく、幅広い年代の女性たちに対してメリットをもたらすもの。手軽に運動を続けながら、健康維持をみんなの共通課題として理解し、共有していくことをミッションに、これからも前進していきます」

motto

過去と他人は変えられないが、未来は自分の力で変えられる――そう信じる石谷さんらしい、前向きなモットー。「フェムテックも、できることから気軽に取り入れてほしい」。
過去と他人は変えられないが、未来は自分の力で変えられる――そう信じる石谷さんらしい、前向きなモットー。「フェムテックも、できることから気軽に取り入れてほしい」。

SIXPAD for Womenでは、特設サイトを立ち上げ、フェムテック・フェムケアの正しい知識について発信するとともに、女性の体のためのお役立ち情報や、心にも寄り添えるコンテンツを提供。

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