「どう考えていますか? 親のこと」それぞれの事情ケース3【50代のお悩み】

2018年5月21日
人の数だけ事情がある中で、親のケアの仕方も人それぞれ。エクラ世代の親のリアル体験談をご紹介します。ケース3では、認知症の義母のケアに家族と話し合い、「時には冷静さ、クールさも必要と痛感しています」という結論に。
sebra/Shutterstock.com
case3
親の状況 義父母が同じ市内に居住
主にケアしている人 義母と同居の義父
Y.Kさん(パート事務/48 歳)
家族構成 夫と息子ふたりの4人暮らし
親とは同居? 別居? 義父(79歳)・義母(79歳)別居、実母(77歳)別居

時には冷静さ、クールさも必要と痛感しています

5、6年前から義母に認知症の症状が現れてきていたのですが、義父はなかなかそれを認めようとしませんでした。4年前に義母の妹の助言もあって義父は彼女と一緒に市役所の介護課に行き、介護支援事業所のリストをもらってケアマネジャーさんを紹介してもらいました。
 義母は要介護3と認定され、うちから車で30分のところに住んでいるので、最初は私もなるべく行って食事や買い物を手伝おうと張り切っていたのですが、義父はプライドが高く、素直に頼んでこないので、今は頼まれたときだけ行くようにしています。家族のヘルプには、時には冷静さ、クールさも必要だと思います。
 義父は自宅で仕事をしていたため、私たち夫婦はデイサービスを利用したほうがいいのではないかといったのですが、「家族がいるのにそういうところに行かせるのはかわいそう。彼女はそういうところが好きではないと思う」という意見でした。私自身は、義母はずっと仕事をしていた社交的な人なので、家にいるより社会とのつながりがあったほうがいいと思ったのですが……。結局ケアマネジャーさんの助言でデイサービスに通うまでに1年くらいかかりました。今はデイサービスに週4回通い、とても規則正しく安定した日々を過ごしているようです。その間は義父も仕事に集中できるようになったので、結果的にはよかったと思っています。
 義母をどう見るかについては家族とずいぶん話しあいましたが、それぞれ立場や性格が違うので、義母によかれと思う部分がくい違ってしまう場面もありました。介護する人が追い込まれず、介護される人が振り回されないためにも、なるべく第三者の視点をもつ人の手を借りたケア方法を選択するほうがいいと、今は実感しています。

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