「ひとり娘なので、両親に何かあれば、私が面倒を見なければと思っている。でも、実母とは折り合いが悪いので、正直憂うつ」(47歳・会社員)
「もう何年も前から、夫との間に愛情はない。子どもが巣立った今、なぜ夫婦を続けているのか、自分でも不思議に思うことがある」(51歳・パート)
「息子は2年前に会社をやめて以来、ニート状態。この先ずっと親に頼って生きるつもりなのかと思うと、目の前が真っ暗に」(53歳・専業主婦)
もしかしたら、家族という存在に息苦しさや違和感を抱く人が増えているのでは? そんな疑問から生まれたのが、今回の企画だ。
世間で注目されている“家族もの”にも、昔ながらの大家族を扱った作品もあれば、血縁によらない新しい家族を描く作品もある。今、家族のかたちは、大きく変化しつつあるのかもしれない。この機会に、自分にとって家族とは何か、今後どう向き合っていくか、一緒に考えてみませんか?