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あなたが描いている“家族”は思い込みかも!?【50歳から考える家族のかたち】
親の介護や看取り、子どもの独立、夫の定年など、家族の節目や転換期に直面する機会が多い50代。だからこそ感じてしまう、「家族って何?」という疑問。少子高齢化や未婚率の上昇など、社会が大きく変化する「今」だからこそ考えたい“家族のかたち”とは?
【親の介護】子の役割は、“担い手”ではなく“司令塔”!【5大家族問題・解決のヒント】
親の介護
「子の役割は、“担い手”ではなく“司令塔”」――介護・暮らしジャーナリスト・太田差惠子さん
「『育ててくれたのだから、親孝行するのはあたりまえ』と考えている人もいれば、『世間や親から、優しい子だと思われたい』という気持ちを抱いている人もいるでしょう。ただ、昔のような大家族ではなく、核家族化した現代において、家族だけで親を介護するのは非常にむずかしいこと。2000年に、社会全体で高齢者を支える仕組みとして介護保険制度が創設されたのも、その表れのひとつ」というのは、介護の現場に20年以上携わってきた太田差惠子さん。
親の介護のために会社をやめてしまい、貧困に陥った人もいれば、自分自身が体調をくずしたり、精神的に追い詰められてしまった人もいる。また、きょうだいの仲が決裂したり、夫婦間に溝が生まれて離婚にいたったというケースもまれではない。そんなふうに“自滅”してしまうのは、親にとっても本意ではないはずだ。
「まずは、『親の介護は子どもがするべき』という思い込みを捨てましょう。『できることはするけれど、できないこともある』と、認識することも必要です。親には親の人生があるように、子どもにも子どもの人生があります。最優先すべきは、自分の生活。そのうえで、『自分にできることは何か』を、考えて。もし、親のケアができなくても、罪悪感を覚えたり、自己嫌悪に陥る必要はありません。介護サービスの種類や利用方法などの情報を収集し、親の状況に適したサービスを手配する“司令塔”になるだけでも、十分です。介護費用にしても、親のお金で賄うのが基本。そのためにも、親の懐事情を知り、介護費用を軽減する情報や制度の把握を」
親との関係しだいでは距離をおくのもアリ
「きょうだいがいると、等分にかかわってほしいと思いがちです。けれど、それぞれの置かれている環境や価値観は違いますし、親との関係も同じとはかぎりません。無理じいして仲違いするよりも、“最初からいなかったもの”と考えたほうが、精神的に楽なのでは?
逆に、義理の親に対しては、実子である夫に主体的に動いてもらうのが得策。介護サービスの利用を促したり、介護費用の算段をしたりと、デリケートな問題が発生するため、義理の関係だと、こじれる危険性もあります」
なかには、介護する親との関係に不安を抱いている人もいる。
「精神的に追い詰められてまで、親の面倒を見ることはありません。家族の歴史はそれぞれですから、親との関係によっては、距離をおかざるを得ないこともあるでしょう。そう割り切ることも、大切です」
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