効率よくマイルを貯めるには?【賢く旅する! 今どきマイレージ学】

フライトやショッピングなどで貯めたマイルを、特典航空券をはじめ、さまざまな特典と交換できるマイレージプログラム。どうすればもっと簡単に、効率よく貯まるのか。日本初のポイントプログラムのポータルサイトを運営する菊池さんに伺いました。

効率よくマイルを貯めるための3大原則

✔JALかANAのクレジットカードを申し込む

初心者でも簡単に貯められるのは、やはりJALかANAのマイルで、クレジット機能は必須。ほかの航空会社のマイルは上級者でないと貯めにくい。

✔一般カードよりゴールドカードを

ゴールドだと年間で100万円使えば、1万マイル貯まる計算に。さらに、一般カードよりも搭乗時のボーナスマイルが2.5倍に。

✔広く使えるのは VISAかMastercard

海外で使う頻度が多ければ、VISAかMasterがおすすめ。JCBはアメリカや日本国内ではほぼ使えるが、アジアでは使えない店もある。

貯めやすいのはANA わかりやすいのはJAL

マイルを貯めるには、フライトとショッピングという方法があるが、「フライトだけではなかなか貯まらない。クレジット機能をもつJALかANAのカードをもって、支払いを1枚のカードに集約させることが必要です」と菊地さん。どちらのカードにするかは、その人のライフスタイルによる。

「例えば、帰省に飛行機を使う人であれば、就航している航空会社のカードを選ぶほうがいい。それから、カード使用でマイル数が増える特約店や加盟店はJALとANAとで違うので、ふだんどこをよく利用するかも決め手になります」 

クレジットカードには一般、ゴールド、プラチナなどのランクがあり、上のランクにいくほどマイルも貯まりやすくなる。「初心者にもわかりやすく、貯めやすいのはゴールドですね。搭乗マイル数もアップされますし、空港のラウンジも使えますから」 勘違いされがちなのが、マイルの貯まり方だ。JALカードは決済されれば直接貯まるが、ANAカードはポイントが貯まって、それをマイルに交換するという手続きが必要となる。

「一般的にはANAのほうがマイルは貯めやすいが、構造が複雑でわかりにくい。だからこそ攻略のしがいがあるということで、陸マイラーと呼ばれるフライト以外で貯めている人たちにはANA派が多いですね。逆にJALはわかりやすいけど貯まりにくい」

また最近は、せっかく貯めても特典航空券の予約は常に満席という状況。マイラーにANA派が多いということは、逆にいえば、JALが穴場ということ。

「これからカードを申し込むなら、個人的にはJALのほうがおすすめです」

マイルを提携している代表的な航空連合

※航空連合が違っても、マイルを提携している航空会社もあります。詳細はJAL、ANAそれぞれのホームページでご確認ください。

スカイチーム

エールフランス航空
KLMオランダ航空
デルタ航空
ベトナム航空
大韓航空
チャイナエアラインほか

ワンワールド

JAL
ブリティッシュ・エアウェイズ
アメリカン航空
キャセイパシフィック航空
マレーシア航空
カンタス航空ほか

スターアライアンス

ANA
ルフトハンザ ドイツ航空
ユナイテッド航空
シンガポール航空
タイ国際航空
アシアナ航空ほか

JAL、ANAクレジットカードのランク

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1.思い込みを捨てて、カードは1枚に!

 持っているカードをすべて見直して、カードはJALかANAのどちらかに一本化したほうが効率的。「百貨店やスーパーマーケット、ガソリンは、その店のカードで払ったほうがおトクだと思っている人が多いのですが、実はそうではないことが、比べてみるとわかります」と菊地さん。デパートのカードも高級ブランドではポイントはつかないが、航空会社のカードで買えばポイントがつく。まずは思い込みを捨てて、カードを一本化してみよう。そのうえで、光熱費や通信費などの固定費はもちろん、すべての支払いはカードで行うのが基本。「固定費が月に5万円だとすると年間60万円になるので、6000マイルは自動的に貯まる計算になりますよ」(菊地さん)。
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2.ショッピングでは、JAL派・ANA派を把握して効率よく

「航空会社を新規に設立するのはむずかしい。そうなると、企業はJALかANAのどちらかと提携するしかありません。鉄道会社や三越伊勢丹は両方と提携していますが、それはまれで、通常はどちらか一方との提携。となると、ショッピングする際にその店がJAL派なのかANA派なのかを押さえておく必要があります」(菊地さん)。

マイルを貯めるのにおトクな店は、JALは「JALカード特約店」という名称で、ショッピングマイルが2倍貯まる。一方、ANAは「ANAカードマイルプラス加盟店」と呼ばれ、クレジットカード会社のポイントとは別に、100円〜200円ごとに1マイルが貯まる。代表的な店は下記参照。詳細は各航空会社のホームページで。
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3.ネット通販はマイレージモールを経由すれば2重におトク!

Amazonや楽天などで通販を利用する場合、ホームページから購入するのではもったいない。通販サイトにも同じくJAL派、ANA派があって、航空会社のマイレージモールのサイトに行き、そこから利用したい通販サイトに入れば、通販サイトのポイントとは別に、航空会社のマイルも加算され、2重におトクになる。もらえるマイル数は提携ショップによって異なるので、各航空会社のホームページで確認してみて。「証券会社や銀行によっては、マイレージモールを経由して口座を開設するとマイルが加算されるところもあります。ANAカードの場合は、スルガ銀行ANA支店を引き落とし口座に指定すれば、1件につき5マイル獲得できます」(菊地さん)。

マイルを貯めやすい特約店・加盟店、ネット通販サイト例

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教えてくれたのは…
ポイ探 代表取締役
菊池崇仁さん
日本電信電話(現NTT東日本)を経て企業。ポイ探の開発に携わり'11年に代表取締役。約70枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払う。1年間で約20万マイル以上を貯める。

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