アラフィー女性のホンネ:人には理解してもらえないかもしれない、私の“こだわり”①

無意識のうちにしてしまう“クセ”の対極にあるのが、こだわり。他人にはどうでもよく思えることでも、その人がその人であるために必要なルールのようなものかもしれない。Jマダムたちに、人に理解してもらえなくて上等、なこだわりの数々を披露してもらった。
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寄せられた回答のなかで、もっとも多かったのが美容に関するこだわり。

「外出する日はもちろん、家にいる日も必ずメイクをする」(YN・54歳)という人が、予想以上に多かった。さすが、Jマダムのみなさん。ちなみにYNさん、「外では、周りの人に対して、家では主人と自分が心地よくいられるため」がメイクの理由だそう。

また、こんな理由も。

「磨呂眉の私。眉毛のない自分を見るだけで凹むので、家から一歩も出なくてもフルメイクをしている。というか、眉毛を書き始めると最後まですることに。いつ、イケメンの配達員が来るかもしれないし(笑)」(ET・53歳)

なんて素敵な心がけ! 心がけといえば、

「ネイルをして、つねに手先をキレイにしておく」というKSさん(54歳)。その理由は「気分もアガるし、手元は意外と人に見られていると思うから」。

「誰も気にしていないよ」と言われてしまいがちの、自分なりの”こだわり”。美というものは、そうした「見えない努力」によってつくられるものなのかも?
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ファッションに関するこだわりも、さまざま。

「以前は『365日、違う服を着る』。今は、そこまでこだわっていないが、『今日はこれを着たい』という気分は大事にしている」(RC・47歳)

たしかに、「気分」って大事。

「気分を上げるために、どこかに必ず明るい色をチョイス。どうしても入れられないときは、『下着でも可』ということに」(YK・47歳)
「どこかに必ず、気分の上がるピンクを使う」(JK・48歳)

みなさん、セルフマネジメントがお上手。また、洋服を買う際のこだわりとして

「店員さんに『これはよく売れていますよ〜』と言われると、それは避ける。他人とかぶる可能性が高いから!」(MC・50歳)

つい、売れている=流行していて着やすい服なんだろうけど、この冷静さ、見習わないと。
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最後に、靴へのこだわりを持つ人の声を。

「どんなにお金がなくても、靴はデパートで買う」というTTさん(45歳)。

就職氷河期で希望する仕事に就けず、お金がなかった20代。いちばん困ったのが靴を買うことだったのだそう。

「うすら悲しいあの頃の経験がトラウマになっているようで、やっとの思いで正社員になってから今に至るまで、買い物に行くとまず靴を確保。靴ばかり増えて、母に『ムカデさん』と呼ばれるほど」。

でも、きちとした靴を履くのは大切なことと思い、「靴は必ずデパートで買う」ことにしているのだそうだ。きちんとした靴は、がんばっているTTさんにとっては勲章のようなもの、なのかも。なんか、いい話……。
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