<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)

今年の春はアジア旅、『ミャンマーのヤンゴン、バガン、マンダレー、インレー湖のヘリテージと素敵なホテルに泊まる』

ミステリアスなバガンの遺跡を鑑賞できる特選ホテル

Aureum Palace Hotel Bagan

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_1
昨年世界文化遺産に登録されたバガン。その所為かパゴダへ登り朝日や夕陽を見る事は禁止となった。オーレム パレス ホテルには高さ60mのビューイング タワーがあり、360°の景観を楽しめる。写真は微かだが、エーヤワディー川がピンクの一条の線となり見えている。
バガンの遺跡廻りはオールドバガンなど市街地の滞在が一般的。だが趣向を変え遺跡の中に建つホテルの宿泊もお勧めしたい。例えばニャンウシュエのオーレム パレス ホテル。レセプションの目の前は赤煉瓦のパゴダ。蓮池が乾燥した遺跡と植生豊かなホテルの庭を区切り、そこはまるで砂漠の中のオアシス。本館やヴィラは全て貴重なチークの建物。そして何より感動的なのは、セットアップされたディナーテーブルからのパゴダ群の眺望。それは古のバガン王朝の栄華を思い起こさせ、今にも宮殿の宴の気配すら感じさせる。そんなミステリアスな夜を演出するのは、このホテルの素晴らしいランドスケープにある。アジアのリゾート デザインを席巻するビル ベンスリー氏もビックリの事だろう。

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_2
オーレム パレス ホテルの魅力は広い庭園越しに眺める遺跡の数々だろう。アーナンダやダヤマンチ”ーなど名だたるパゴダと違い、当時の農民が寄進した小さなパゴダもあるはず。そうした時代に心を寄せる事も遺跡廻りの楽しさかもしれない。
  • <ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_3-1

    ジャスミン オーキッド レーク ビュー ヴィラのテラス。パゴダも見える最高のシチュエーション。

  • <ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_3-2

    最上級カテゴリー、アイランド ヴィラ ベッドルーム。ベッドは小上がりにセットされ、ゴージャスな部屋に仕上がっている。

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_4-1

1/5

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_4-2

2/5

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_4-3

3/5

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_4-4

4/5

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_4-5

5/5

レセプションからプール越しに遺跡が見える。スタッフもそれが自慢でチェックイン客を案内する。
”オウギヤシ”のプール。ココナッツを植えると実が落ち、客にあたるとたいへん。ホテルはその除去費用が大きい。その点このオウギヤシは維持コストが安いとか。
ミャンマーとウェスタン料理のザナドゥー レストラン。これほど大量のチークの材が使われたホテルは近年類例を見ない。
バガン ビューイング タワー(60m)。ホテル所有で最高の眺望だが、最近パゴダに登れなくなったため、夕暮れ時はホテル外の観光客で混雑する。
ビューイング タワーからの景観。名も知れぬパゴダが点在、小さい物は木立に隠れ見えないが、その数3000余基。

Hotel@Tharabar Gate Bagan Myanmar

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_5
スイートのベッドルームからテラス越しに見えるパゴダ。誰が造ったのか何時の時代か全く不明だが、オールド バガンのタラバーゲート近くに位置するこのホテル自慢の一部屋。
タラバーゲートは9世紀に造られた旧市街(オールド パガン)の古い門、ホテル タラバ ゲートはその近くに位置する。オーレム パレス同様チーク造りのレセプションやレストラン、客室棟もユニットタイプの低層階。美しい庭や広々したプールがありこの地域で人気のホテル。ハイシーズン(12〜3月)は予約が取りにくい。そしてスイートルームは垣根代わりのブーゲンビリアの向こうにパゴダが聳える。客層も良くバガンで心地良く滞在できるホテルの一つだ。
  • <ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_6-1

    手入れが行き届いた庭、鳥の囀りがうるさい程。

  • <ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_6-2

    ゆったりとしたレセプションではスタッフが丁寧に出迎えてくれる。

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_7-1

1/4

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_7-2

2/4

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_7-3

3/4

<ミャンマーの旅>甦るバガン王朝の栄華と宴(バガンー③)_1_7-4

4/4

装飾が施されたスイートルームのアンティークな4ポスターベッド。嘗ての宗主国イギリスの影響が大きい。
木立に囲まれた静かなプール。午後3時頃からデイツアーの客が戻り、プールは騒々しくなる。
庭にポツンとあるガーデンバーは、バーマンが英仏語とも堪能な所為か、遅くまで客が絶えない。
メインレストランの他、ディナータイムにはガーデンレストランもオープンする。
The Aureum Palace Gotel & Resort Bagan

Near Bagan Viewing Tower, Min Nanthu Village, Nyaung Oo,Mandalay Division, Myanmar
全114部屋 バガンニャウンウー空港から車で20分 ¥25,000〜(ハイシーズン)
Tel:(+95 61) 2460 046/047, (+95 9) 896502 963/964
E-mail: aureumbgn.head@htoohospitality.com
https://www.aureumpalacehotelandresortbagan.com/

Hotel@Tharabar Gate Bagan,Myanmar

Near Tharabar Gate (Old Bagan )
Nyaung Oo Township, Mandalay Division, Myanmar
全84部屋 バガン ニャウンウー空港から車で15分 ¥18,000〜(ハイシーズン)
Tel:95 (61) 2460037/ 42 / 43, 95 Fax : 95 (61) 2460044
E-mail: fom@tharabargate.com

What's New

Feature
Ranking
Follow Us