<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)

今年の春はアジア旅、『ミャンマーのヤンゴン、バガン、マンダレー、インレー湖のヘリテージと素敵なホテルに泊まる』

ホテルはメジャーの高層階か、それともブティック系の低層階?
Photo & Text : Mike Masujima

Mercure Mandaly Hill Resort Hotel

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_1
上座部仏教に登場するヒエラルキーが最下位の動物。それが僧院などの入り口に造営される一対の魔除けのチンタ像(ライオン)。これはタイではシンハ(同じくライオン)となり寺の入り口に必ず設けられる。日本にもこれがコマイヌとして伝わっている。宗教的な意味合いがある動物だが地位が低いためか、ホテルなどのスタチューとして利用される場合がある。
マンダレー ヒル リゾートは、王宮、シェナンドー僧院、ゼーチョーマーケットなど主要観光スポットへのアクセスが便利な立地。そしてホテルは宿泊は固より、人形劇を楽しめるアウトドア レストランやビルマの古典的な屋根を持つプールパビリオンなどファシリティーが充実。野外レストランの入り口に造営された一対のチンタ像(魔除けのライオン)は、マンダレーヒル参道のチンタ像より出来が良い程だ。またデザインが素晴らしいスパは、マンダレー王朝時代の様々な仕掛け、例えば寺院装飾から着想された建築デザインをベースに、クジャクの装飾、ペルシャ絨毯、カラードグラス、など枚挙にいとまがない。この様なヘリテージスパを持つホテルはミャンマーではここだけだろう。施術を受けなくても見学する価値は十分ある。
<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_2
コンクリートの大ホテルだが、あちこちにマンダレー王朝時代のデザインを散見する。メルキュールにマネージメントが移ってからもファシリティーやサービスが充実した。マンダレーを代表するホテルで安心して宿泊できる。
  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_3-1

    アジアンテイストのフュージョン料理、ミングス レストラン。庭園に面し雰囲気が良い。

  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_3-2

    マンダレー寺院の特徴的な屋根、パヤータートルーフから着想されたパビリオンとプール。

  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_4-1

    キプリング ラウンジ & シガーバー。カクテルの他アフタヌーンティーやアラカルト 料理も注文できる。

  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_4-2

    キングサイズベッドの置かれたDXルーム。38平米と広い。マンダレーヒルを望む部屋もある。

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_5-1

1/5

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_5-2

2/5

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_5-3

3/5

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_5-4

4/5

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_5-5

5/5

メルキュール マンダレイには、ビルマ 建築の素晴らしいスパがある。お隣の国、タイ チェンマイのダラ デヴィホテルの デヴァ スパを彷彿とさせる雰囲気だ。

スパ レセプションはシャン族の王の象徴クジャクのモチーフの鏡が堂々と飾られている。

スパメニューはタイのハーバルトリートメントが主流だが、タイマッサージなどもあり、お隣の国タイと比べ料金的に安い。
マンダレー スパのトリートメンとルーム。チークの床や色ガラスのドアー、マンダレー王朝の香を漂わせる天井のファブリックや装飾。
スパヴィラのチークの床にペルシャ絨毯。こんな熱い国で何故絨毯かと言うと、マンダレー王朝時代このペルシャ絨毯が一つのの権威でもあった。

Rupar Mandalar Resort

<ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_6
中庭の隅に簡素なバーカウンターがあり、遺跡ツアーから戻った客の溜まり場となっている。この日は人形劇が催されるため、庭にディナーテーブルが設けられた。
ルパー マンダラー リゾートはマンダレー旧王宮の東南東に位置し、静かな環境に建つ部屋数40のブティックホテル。部屋のカテゴリーは6つもあり、オーナーは画一性を好まぬ事が伺える。ホテルは高層階ではなく、コテージタイプのチーク造り。ミャンマーは19世紀末に英国の植民地になり、同時に船の甲板などに需要の多いチークの原木は切り倒されていった経緯がある(タイタニック号の甲板はミャンマー産チークだと言う)。お隣のタイは同時期から英国東ボルネオ会社が同じ様にチークを伐採し20世紀半ばには枯渇してしまった。そのため現在チークの森は手厚く保護され、ホテル建材として入手が困難な状態。ミャンマーの場合も何とかチークの森が枯渇せぬ事を願う。さもなければ、ミャンマーのリゾートはコンクリー尽くめになってしまい、味も素っ気もなくなる。
  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_7-1

    DXチェリールーム。ちょっと暗い印象だが総チーク造りの重厚な趣のある部屋。ヨーロピアンにウケるだろう。

  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_7-2

    レストランの料理はインターナショナル。というのも欧米人が多いためだが、料理の質は高い。

  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_8-1

    部屋数40のブティックホテルにしては特大のプールだ。静かに過ごす欧米人に人気。

  • <ミャンマーの旅>ビルマ王朝最後の都マンダレーのホテル(マンダレー②)_1_8-2

    ミャンマー・サウン(竪琴)と呼ばれる宮廷楽器。9世紀には既に奏でられたと言われる。

Mercure Mandalay Hill Resort

9 Kwin 416 B 10th Street At The Foot Of Mandalay
Aungmyaythazan Township 100101 Mandalay MYANMAR.
全208部屋 マンダレー空港から車で45分
Tel : +95(2)4035638 Fax : +95(2)4035639
E-mail : HA3M8-RE@accor.com
Rupar Mandalar Resort

No.(A-15), Corner of 53rd & 30th Street, Chan Aye Tharzan Township, Mandalay MYANMAR.
全40部屋 マンダレー空港から車で35分。¥13000〜
Tel : +95(2)4061552〜9、ホットライン:+ 95(9)402658777
E-mail : reservation.ruparmandalar@gmail.com

What's New

Feature
Ranking