発足は4月2日。和と洋のいずれの空間にもフィットする花器の制作を、鈴木さんが8つの工房に依頼。青磁、木工、ガラス、唐津焼の技法を使った陶器による11のコレクションが完成し、5月19日からオンラインストアでの販売がスタートします。
職人の手仕事から生まれる器はモダンであると同時に、少しずつ表情が異なる一点もの。さりげなく置けるSサイズ(径6cm程度)、テーブルセンターにも使いやすいMサイズ(径10cm程度)、大ぶりな枝ものに対応するLサイズ(径16cm程度)の3サイズ展開で、価格帯は3,000~20,000円の予定。素材違い、サイズ違いでいくつか組み合わせるのもかわいいですね。
「ONE FLOWERWARE」というプロジェクト名には、「ともに苦しい時を過ごす職人とお客さんをひとつにつなげる」という思いが込められているそう。コロナ禍は工芸職人が働く工房にも及んでいて、陶器市や工芸関係のイベント、発注キャンセルや観光客の減少など、先行きへの不安はぬぐえません。現状を好転させるだけでなく、伝統や技術の未来への継承のためにも鈴木さんは工房を応援したいのだといいます。
なお、売り上げの一部は、公益社団法人日本医師会への寄付を通じて全国の医療機関や医療従事者への支援に役立てられるとのこと。
温かな気持ちをシェアできる素敵なプロジェクト、詳細は下のリンクからどうぞ。