50代の夏バテ対策②:たよれる食材は、鰻より…⁉

今回は、夏バテ対策の第2位にあがった「食事」についてリサーチ。やっぱり定番の鰻でスタミナ補給? いえいえ、知性が光るJマダムたちには、鰻よりもたよりにしている食材があるらしい。
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前回の「50代の夏バテ対策①」で、「睡眠」に続いて第2位にあがった「食事」。料理上手が多いJマダムたちは、夏バテの特効薬として日々の食材選びにも心を砕いている。
夏バテを感じたときに食卓にあげる食材・料理として人気だったのが、下のグラフ。僅差ではあるけれど、1位に輝いたのは「薬味や香辛料が効いた料理」(36ポイント)だった。2位は、ゴーヤやトマトなどの「夏野菜」。3位にようやく、定番の「鰻」がランクインした。てっとり早く鰻でスタミナを補給するのもアリだけれど、それ以上に毎日の食事でさまざまな食材をバランスよくおいしくいただけるように工夫し、低カロリーでヘルシーな食生活を目指すのがJマダム流のようだ。
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具体的にはどんな食材や料理をたよりにしているのだろう。Jマダムたちの声をピックアップ。
「いつもの料理でも、ミントや大葉、ミョウガ、ショウガなどの薬味をトッピングするだけで、味にアクセントが効いて食がすすみます」(Yさん)「キムチ鍋。暑くても食が進む味です。豚肉やニラ、ネギなど疲労回復にいい食材がたっぷり!」(Iさん)「食が細って野菜不足になりがちなので、毎朝野菜ジュースは欠かしません」(Kさん)「ポリフェノールなどをたっぷり含む黒ニンニク。体が疲れにくくなったような気が」(Mさん)「ラッキョウの甘酢漬け。今年初めて自分で作りました。血の巡りがよくなったのか、冷房の中でも冷えが気になりません」(Sさん)「筋トレ後にハチミツ入りのヨーグルトを食べています。若返りホルモンと言われるマイオカインを多く分泌するのを願って」(Kさん)
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いろいろな食材や料理があがったが、中でも特にJマダムたちの熱い視線が集中したのが甘酒。“飲む点滴”と言われ、美肌効果や体力の回復に効果があるとして人気だ。「夏疲れ回避に食べたい食材」ランキングでも、堂々の5位にランクインしている。
「甘酒は3年前から欠かさず飲んでいます。おかげで夏でも疲れ知らず!」(Yさん)「朝晩飲んでいます。お腹の調子がよくなり夏でも絶好調」(Kさん)「甘酒をはじめ塩麹や醤油麹、味噌などの発酵食品を手作り。以来めったに体調不良を感じません」(Mさん)「料理で砂糖のかわりに甘酒を使っています。白砂糖は体の疲労感が増すので使いません」(Tさん)
そのほか、豆腐や豆料理、モロヘイヤや山芋などのネバネバ食材も人気が高かった。どんな食材になんの栄養が含まれるのか、暑さの中でも食欲を保つためにどう工夫すればいいのか。Jマダムたちが健康な輝きを放つ秘訣は、どうやら食への頭脳戦にもあるようだ。

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