秋のパンプキンパイ〜若山曜子さんのルセットから

どのお菓子も美味しい若山曜子さんのレシピ本。いつのまにかたくさん集まりました。 秋に食べたいかぼちゃのパイは溶かしバターの簡単生地で。
大学生でお菓子作りを始め、レシピ本を買うのが昔も今も大好きです。
その頃好きだった研究家は藤野真紀子さん。
ご主人の駐在に伴って、パリやニューヨークで料理を学んだ華やかな方。
センスの良いお菓子は当時の私の、というかお菓子仲間みんなの憧れでした。
料理本だけじゃなく、雑誌やエッセイもよく買ったっけ。
その後、12年くらい前かな、美味しいなぁと惹かれたのは、若山曜子さん。
コロナ自粛中、バナナがドン!と豪快に乗ったバナナブレッドがインスタでバズりました。
今は料理研究家としてもご活躍で、ご存じの方も多いのでは?

最初に買った「パウンド型ひとつで作るたくさんのケーク」という一冊は、もう付箋だらけ。
甘いケーキのみならず、ケーク・サレという塩味パウンドも何度も作りました。
その後、新刊が出るたびにチェックして、10冊以上。
味覚って好みだから、ピタリと合うと「次(の本のメニュー)も美味しいはず」と思うんですよね。
若山曜子さんのお菓子の本
今回は「溶かしバターと水で作れる魔法のパイレシピ」から久々にジンジャーパンプキンパイを。
かぼちゃはいつでも手に入るけれど、やっぱり秋にふさわしい。
型に簡単パイ生地を敷き詰めて空焼きしてから、かぼちゃのペーストを入れて焼きます。
固形のバターを細かくして作るパイ生地はホロホロした食感が魅力だけれど、溶かしバターの生地はザクザクの素朴な感じ。でも作り方はかなりラクです。
普段の生活でバタバタしていると、お菓子作りは後回しになりがちです。
特にフルーツなどは「ああーもう旬が終わっちゃった」ということも多々あり。

だから時短と労力削減?のため、できる準備は予めやっておくのがオススメ。
私がよくやるのは、パイやタルトなら、生地は事前に作って冷凍しておき、前日の夜に冷蔵庫に移して解凍すること。当日のハードルはかなり下がります。
今回は生地は当日、かぼちゃのペーストは数日前に仕込んで冷凍したものを使いました。

よし!と思い立って、その季節に作れたら、小さな達成感と自信が(笑)
久しぶりに一冊ずつパラパラめくって、また下準備しておこう。
パンプキンパイ
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yako

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大阪府在住。夫と娘の3人家族。おしゃれ、台所仕事、本 etc好きなものを自分の言葉で綴ります。

Instagram:yako_sugar

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