パリ ミュージアムパスでおトクに!ルーブル美術館(Musée du Louvre)見どころとアクセス方法【フランス パリ】

パリ観光で外せないスポット、ルーブル美術館。 広大な館内を効率よく巡り、名作を堪能するにはポイントを押さえた回り方が重要です。限られた時間でも楽しめる見どころと、ミュージアムパスを活用してスムーズに入館する方法をご紹介。

ルーブル美術館の魅力的な旅の始まり

ルーブル美術館 ミュージアムパス アクセス
パリの中心部に佇む世界的に有名な美術館、ルーブル美術館を訪れました。 
 



パリミュージアムパス paris museum pass  ルーブル美術館
パリミュージアムパス

ミュージアムパスとは?

ルーブル美術館を訪れる際、事前に「ミュージアムパス」を購入し、予約をしておけば、長蛇の列に並ぶことなく優先入場が可能です。
貴重な時間を無駄にせず、スムーズに館内へ入ることができます。 

ミュージアムパスは、パリとその近郊の主要な美術館や博物館、史跡に何度でも入場できる便利なパスです。
ルーブル美術館のほか、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿、ポンピドゥー・センターなど、約50以上の施設で利用できます。有効期間は2日、4日、6日間の3種類があり、旅行の日程に合わせて選ぶことができます。 

このパスを活用すれば、美術館巡りの待ち時間を大幅に短縮でき、限られた旅行時間を最大限に活かせます。
ルーブル美術館をはじめとするパリの名だたる美術館を効率よく巡りたい方に、ぜひおすすめしたいアイテムです。 





ルーブル美術館 Musée du Louvre  アクセス
ルーブル美術館  Musée du Louvre  予約

効率よく名作を巡るコツ

ルーブル美術館は世界最大級の美術館であり、その膨大なコレクションをすべてじっくり鑑賞するには数日かかると言われています。
事前に見たい作品をリストアップし、館内マップを活用して効率よく回る準備が肝腎です。 

おすすめの準備:
◎公式アプリをダウンロードし、目的の作品がある展示室を確認 

◎主要な作品を絞る(「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」など) 

◎時間配分を決める(特に人気作品は混雑するため、開館直後や閉館前が狙い目) 
 







ルーブル美術館 Musée du Louvre 短時間で巡る ミュージアムパス
今回は、ルーブル美術館の中でも特に有名な5つの作品を巡りました。 





今回巡った5つの名作とその魅力

サモトラケのニケケ (展示室703,ダルー翼)

ルーブル美術館  サモトラケのニケ Musée du Louvre
ルーブル美術館 サモトラケのニケ NIKE ナイキ
Musée du Louvre ルーブル美術館 サモトラケのニケ NIKE ナイキ
サモトラケのニケ
「サモトラケのニケ」は、古代ギリシャの彫刻の中でも特に象徴的な作品の一つです。紀元前190年頃に制作されたとされるこの彫刻は、勝利の女神「ニケ」を表しています。サモトラケ島で発見されたため、この名前で呼ばれています。 

女神が風を切りながら立つ姿は、彼女の躍動感と力強さを感じさせます。翼を大きく広げたその姿は、まさに「勝利」の瞬間を象徴しており、ギリシャ彫刻の卓越した技術を体現しています。この刻は、ルーブル美術館の大階段に収められ、多くの来館者がその前で足を止め、見上げるようにして圧倒的な存在感を楽しんでいます。 

また、この勝利の女神「ニケ」は、スポーツブランド「NIKE (ナイキ)」の名前の由来にもなっています。NIKEのロゴである「スウッシュ(Swoosh)」も、この女神の翼をモチーフにしており、スピードや躍動感、そして成功への追求を象徴しています。この彫刻は、古代から現代まで「勝利」を象徴するインスピレーションを与え続けているのです。 
 





ミロのヴィーナス (展示室711,ドゥノン翼)

ルーブル美術館 ミロのビーナス Musée du Louvre
ミロのビーナス
「ミロのヴィーナス」は、紀元前130~100年頃に制作された古代ギリシャの彫刻で、愛と美の女神「アフロディーテ」を表現しています。1820年にエーゲ海のミロ島で発見され、現在はルーブル美術館で展示されています。 

この彫刻の特徴は、欠けた両腕にもかかわらず、圧倒的な美しさを放っている点です。彼女の身体の曲線と繊細な表情は、古代ギリシャ彫刻の理想的な美を象徴しています。特にその立ち姿は、静謐でありながらも力強く、多くの人々を魅了し続けています。 







モナ・リザ (展示室346,シェリー翼)

ルーブル美術館 モナリザ  Musée du Louvre
モナ・リザ
「モナ・リザ」は、レオナルド・ダ・ヴィンチによって 16世紀初頭に描かれた名画で、世界で最も有名な絵画の一つです。絵に描かれている女性のモデルは、「リザ・デル・ジョコンド」とされていますが、その正体にはいまだに謎が残っています。
この絵の特徴は、微笑みによる神秘性と視線が観客を追うように見える点です。さらに、背景に描かれた幻想的な風景も、作品の魅力を引き立てています。ルーブル美術館では、この小さな絵の周りに常に多くの観客が集まり、みなその特別なオーラを一目見ようとしています。 




美しき女教師 (展示室710,ドゥノン翼)

ルーブル美術館 パリ ラファエロ Musée du Louvre
美しき女庭師
16世紀初頭に描かれたラファエロ・サンツイオの「美しき女庭師」もまた、ルネサンス絵画を代表する名作の一つです。優雅な聖母マリアと幼子イエス、幼い洗礼者ヨハネが描かれ、その調和のとれた構図と柔らかな色彩が特徴です。 

この絵の魅力は、聖母マリアの穏やかで母性的な表情と、人物同士の優しいつながりにあります。
また、背景には自然な風景が広がり、画面全体に静謐で神聖な雰囲気を生み出しています。ルーヴル美術館では、「モナ・リザ」とともに、多くの人々がその洗練された美しさを堪能しようと足を止めます。
 



 














アポロンのギャラリー (展示室705,シェリー翼)

ルーブル美術館 Musée du Louvre 短時間で巡る
アポロンのギャラリー
ルーブル ルーブル美術館 Musée du Louvre
Musée du Louvre ルーブル美術館 短時間で巡る
Musée du Louvre  ルーブル美術館

ルーブル美術館のシェリー翼1階、「展示室705」には、訪れる人々を圧倒する美しい広間、「アポロンのギャラリー」があります。この広間は、17世紀にルイ14世が改装を命じ、彼の「太陽王」としてのイメージを象徴する場所として設計されました。 

装飾を手掛けたのは、当時フランスを代表する画家であり建築家でもあったシャルル・ルブランです。彼は、ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンを主題に、豪華絢爛な装飾を構想しました。広間には、アポロンが神々に囲まれながら太陽の戦車を駆る姿や、四季を象徴する彫刻などが施され、まさに神話の世界に迷い込んだかのような感覚を覚えます。 

しかし、宮廷がヴェルサイユ宮殿へと移ると、広間の装飾は未完成のまま長い年月が過ぎていきました。19世紀後半になると、ようやく大規模な改修が行われ、最終的にはドラクロワなど水時の一流芸術家たちによって仕上げられました。特に、天井画の中には彼らの個性や卓越した技術が反映されており、ルブランの構想をさらに高める形で完成を迎えました。 






短時間でルーブルを楽しむポイント

短時間でルーブルを楽しむポイント 

◎ ミュージアムパスを活用し、待たずに入館
 
◎ 事前に回る展示を決めておく(公式アプリの活用がおすすめ) 

◎ 見どころを絞り、人気作品は空いている時間を狙う 

◎「アポロンのギャラリー」など、ルーブルならではの壮麗な空間を堪能  









限られた時間でも、ポイントを押さえればルーブル美術館を十分に満喫できます。フランスを訪れた際は、ぜひスムーズで充実した美術館巡りを楽しんでみてください! 





  • ルーブル美術館(Musee du Louvre)

    ルーブル美術館

  • パリ  ミュージアムパスでおトクに!ルーブル美術館(Musée du Louvre)見どころとアクセス方法【フランス パリ】_1_16-2

ルーブル美術館( Musée du Louvre)

住所
Rue de Rivoli, 75001 Paris, France

電話番号
+33 (0)140 20 5050

公式ホームページ
https://www.louvre.fr/en (英語)
https://www.louvre.frl(フランス語)








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東京都在住 フラワーサロン主宰 花やインテリアなど、好きな物やことについて発信します

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