岩手県一関市、猊鼻渓の舟下り。平泉にも寄り道。

幼少期以来の猊鼻渓。緑溢れる川、断崖絶壁の壮大な景色に感動。大雨の前に、平泉・毛越寺へも寄ってきました。
所用で岩手県一関市へ。

朝早く、清々しい空気・景色を楽しみながらドライブ気分で🚗

朝の用事が済み、午後までの空いた時間を利用して、一関市の観光地・猊鼻渓(げいびけい)の舟下りへ。

以前、訪れたのは小学生の頃。
50年近い年月を経ての再訪に胸が躍りました。
猊鼻渓⑥
台風10号の影響で、モワ〜っとした暑さ。

湿度も高く、汗だくでしたが、川のせせらぎの中にいると、暑さなんて何のその。
久しぶりの舟下りの期待に胸膨らませ、船着き場へ。

途中でスイーツはお約束、チョコミントのソフトアイスを食べながら、舟出を待ちます。
チョコミントアイス猊鼻渓
いよいよ舟出。
船頭さんは、おしゃべりが楽しいユーモア溢れる方。

先日の、私の地元・大曲の花火のツアー客団体様が、毎年舟下りを楽しんでいくのだと、教えてくれました。

岩手の人気者今昔物語なども聞かせてくれて、終始笑い声が上がる楽しい時間。
猊鼻渓⑦
楽しいおしゃべりと素晴らしい歌を披露してくれた船頭さん

以下、深い緑と奇岩・怪岩の中を、静かに進む舟下り、順番がズレているかもしれませんが、壮大な景色の写真をどうぞ。

可愛らしい鴨の姿もありますよ🦆

猊鼻渓⑤
猊鼻渓④
猊鼻渓③
↑↑舟の上からお金を投げて、入ると願いが叶うかも?という祠の賽銭箱。
一人だけ、一発で入った人が!
キーン!!と高音の金属音に、みんなで拍手喝采でした。


舟出から、30分ほどで折り返し地点に到着。

猊鼻渓②
猊鼻渓⑪
猊鼻渓①
猊鼻渓とワタシ
猊鼻渓の名前の由来となった、

「獅子ヶ鼻」

という名の岩↓↓

猊鼻渓獅子ヶ鼻
獅子ヶ鼻の岩
ここには大猊鼻岩の「願掛けの穴」という、運試しスポットがあり、ここで購入する運玉というものを対岸の穴に投げ、入れば願いが叶うといわれています。

私が乗った舟では、誰も入りませんでした。
野球選手でもなかなか入らなくて、けっこう難しいんだよと、船頭さんが教えてくれました。
猊鼻渓願掛けの穴
運試しスポット 「願掛けの穴」
猊鼻渓⑧
途中、急に天然のクーラーが作動するポイントがあって、涼やかな風が流れ、水と緑、心地よいひとときを感じられます。

ウグイや、大きな鯉が泳ぎ、エサを購入して川にまくと、ウグイがピチッと跳ねてエサを食べます。鴨も寄ってきて舟と並走するんです。
その姿がとても可愛らしい。

カワウの姿も見られました。
川に潜り、魚を捕まえて出てくるところも目撃できて、自然の様々な景色に感激!
猊鼻渓⑨
真鴨たちがどんどん寄ってきて、並走する様子がとてもカワイイ!!
猊鼻渓⑩
帰路で、民謡や三味線を長く嗜んでいるらしい(チラリとそんなお話しをしていました)船頭さんが歌い上げる

「げいび追分」

到着間際に歌ってくれた

「南部追分」

渓谷に響き渡る素晴らしい声に、また感激。
あっという間の90分でした。


舟下りのあとは、猊鼻渓から車で20分強、平泉・毛越寺(もうつうじ)へ。
毛越寺①
20年ぶりの平泉・毛越寺でしたが……
やはり台風10号の影響で午後から大雨の予報、見学しながら写真を撮っている途中、雷が鳴り出し、ついに雨が☔

宝物館も見たかったけれど、あまりの雷雨に耐えられず、後ろ髪引かれながらも毛越寺を後にしました。

雨が落ちてくる前に撮った写真がこちら↓↓
毛越寺⑥
毛越寺②
毛越寺③
毛越寺④
毛越寺⑤
ほんの10数分の滞在でしたが、記憶以上に美しい浄土庭園の趣に、感激しました。

いずれまた、ゆっくりと訪れてみたい。
中尊寺やその他も巡って、国の特別名勝や、世界遺産など、平泉の全てを久しぶりに楽しんできたいと、今から計画中です。

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ねね子

ねね子

秋田県在住。パートナー経営の地域密着型飲食店をお手伝い。映画大好き。猫がいれば幸せ。読書、スキンケア、天然石、イヤーカフにイヤリング、その他好きなものをあれこれ発信したいです。

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