【失敗しない!高齢者施設選びのポイント】シニア向け分譲マンションが資産に!?

高齢者に嬉しいサービスが付帯しているシニア向け分譲マンションが増えている昨今。アクティブシニアが気になっている資産になる分譲マンションについて、専門家が解説。

教えてくれたのは…

シニアの暮らし研究所 岡本弘子さん

シニアの暮らし研究所 岡本弘子さん

長年、高齢者施設の入居相談を行い、講演会や書籍監修など幅広く活躍。シニア住宅相談員の育成にも力を注ぐ。『人生最後に失敗しない! イラストと図解でよくわかる 高齢者施設の選び方』(宝島社)なども監修。
「LIFULL 介護」編集長 小菅秀樹さん

「LIFULL 介護」編集長 小菅秀樹さん

日本最大級の老人ホーム検索サイト「LIFULL 介護(ライフルかいご)」の編集長。テレビ・ラジオで介護施設の解説、講演など活動は多岐にわたる。YouTubeやSNSでも介護情報を積極的に発信している。

市場はまだ小さいものの売却や賃貸、相続も可能
バリアフリー設計で、コンシェルジュの常駐や安否確認など、高齢者にうれしいサービスが付帯しているところも多い、シニア向け分譲マンション。大浴場やフィットネスジムを併設したり、さまざまなレクリエーションを提供する物件もあり、アクティブシニアに注目されている。「有料老人ホームは利用するための権利を購入するだけなのに対し、シニア向け分譲マンションは、不動産を購入する=資産になります。なので、売却や賃貸、相続も可能。まだ全国に100件ほどですが、今後さらに増えるでしょう」(小菅さん)

「介護や医療機関と連携がある物件もありますが、基本的には自立した人向け。重度の介護状態になったら転居を余儀なくされる場合もあります。また、市場が小さいので、売却価格や賃貸料は本来の価値より低くなりがち。ただし、こうした物件の仲介に力を入れる不動産会社が増えつつあるので、今後は、“シニア向け”という付加価値が価格に反映されるかもしれません」(岡本さん)

資産になる分譲タイプが気になる!
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