映画『SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース』を観て、ノルウェー旅を再び...

先日、映画『SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース』を観てきました。 きっかけは、いつかの北欧旅プランを練っている最中、お気に入りの北欧カフェで映画のフライヤーを偶然見つけたから。
北欧各国、全シーズンを通して何度か旅している経験もあることから
「次はどの季節に北欧旅をしようかな?」「大自然の映像に癒やされそうだなぁ」なんて、軽い気持ちで映画館へ。
鑑賞前夜、WEBより一番後ろの座席を指定購入した時から、ワクワクが止まりませんでした。

でも、『SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース』を見終わった後のいまの気持ち、鑑賞前には想像していなかった、感慨深さに満ちています。
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映画の舞台は、北欧の西側に位置するノルウェー。
ノルウェーといえば、フィヨルドとオーロラを真っ先にイメージされる方が多いかもしれないですね。

ネタバレになりそうなので、詳しい映画内容は省くのですが......
映画のなかでも、ノルウェーの山岳地帯「オルデダーレン(Oldedalen)」の大自然が全面に登場。
そして、豊かだけれどシンプルに生きる老夫婦より、"人生哲学とは"を再認識させられる内容です。
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マイコレクションである北欧関連映画のパンフレット。年表や資料など大切なデータも載っていることが多く必ず購入。 映画館では、ラプアンカンクリのリネン素材ストールが欠かせない(肌心地が最高です)
氷河、風、水の音、木々のさざめき、動物たちの鳴き声。
春夏秋冬を通した大自然の響きに、重厚な弦楽器の音色が重なり合い、魂まで揺さぶられる気持ちに。
フィヨルドの偉大さに終始圧倒されながら、自然と共に生きる厳しさ、自然環境の変化なども、まざまざと思い知らされます。

日本に住む私が、北欧を少し身近に感じているのは、父や祖父母の住んでいた北海道の光景や四季と重なるからでしょうか。
実際に住んでみないと分からない、大自然との付き合い方、
そしてかけがいのない人やものへの向き合い方も、学べたように感じています。


家族との絆や夫婦愛、自然との関わり方、人生観も改めて問いたくなる、エクラ世代の皆さまにも、必ず響くであろう映画ですので、ぜひご覧いただきたいな。

■改めて、ノルウェー旅記録を

映画を観て、数年前にノルウェーを旅した記憶も改めて蘇ってきました。

私が訪れたのは、ノルウェーの首都オスロ。
約1000年前に設立された、人口約70万人(岡山市とほぼ同じ)の都市です。
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撮影時期:2016年(旧ムンク美術館の入口にて、「ムンクの叫び」も鑑賞しました)
オスロ観光の見どころは、氷山のようなイメージで建築された、スノヘッタ設計〈オスロ・オペラハウス〉、ノーベル平和賞の授与式が行われる〈オスロ市庁舎〉、そして〈ムンク美術館〉などがあります。

ちょうど昨年の今頃、ムンク美術館(Munch)が装いも新たに移転オープン。
スペインの建築会社によるユニークな外観の建物へと生まれ変わったことから、いつかまた行ってみたい美術館のひとつです。

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    怒って地団駄を踏む小さな男の子『Sinnataggen(おこりんぼう)』は人気の彫像

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    121人の人物像が天国を目指して上へと次々とよじ登る様子

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    背負い投げ?でしょうか(謎すぎる!)

ノルウェーの有名な彫刻家グスタフ・ヴィーゲランが、生涯をかけて創り上げた〈ヴィーゲラン彫刻公園〉は私のイチオシおすすめスポット!

ヴィーゲランによる212点の石や銅、鋳鉄製の彫像のコレクションに圧倒されます。
入園料は無料。さらには、365日24時間開園と、観光客でも気軽に立ち寄りやすいのも嬉しいですね。

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古城〈アーケシュフース城〉は、ディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台モデルになったのをご存じでしょうか。
ノルウェーには、他地域にもアナ雪の聖地巡礼スポットはあれど、アクセスが良い都市にある点も◎

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ノルウェーは王室がある国でもあり、現国王が居城としている〈ノルウェー王宮〉も外観を見学出来ます
私のノルウェー旅は、首都オスロと、豪華客船の船上からの限られた時間でのフィヨルド鑑賞ばかりでしたが、少しでもイメージが沸いて貰えると嬉しいです。


次にノルウェーへ行く機会があれば、世界文化遺産のベルゲンのブリッゲン地区にも足を運んでみたいなぁと。
ハンザ同盟の時代より、商売の街として栄えてきたベルゲンは、7つの山に囲まれており、バイキング時代には、ノルウェーの首都だったことも。

4大フィヨルドの一つである、深さ世界一のフィヨルドの王様「ソグネフィヨルド」は、ベルゲンを拠点に、鉄道で行くことが出来るようです。

せっかくならば、フィヨルドの風景はクルーズ船で優雅に楽しむのも良さそう!
SDGsを大切にしているノルウェーでは、船のエンジンも全て電気で動いていることから、フィヨルド本来の静けさを体感出来るはず。
(この辺りですと、サウナに入って整った後は、フィヨルドにざぶん! が定番みたい)

ノルウェー人が最も大切にしている信念
“自然とともに共存する”ことを、フィヨルドと大自然からも感じ取ってきたいなぁ。



映画『SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース』で観てきた、雄大な大自然に包まれ溶け込む体験を、近い未来に叶えたいウィッシュリストに入れておきました。


izumin
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東京都在住。2000年頃よりWEBサイトやブログを手掛け、一眼レフカメラを相棒に世界中を駆け抜けてきました。“色彩豊かな魅せるカラフル旅”が人生のテーマ。夫婦揃って旅好き&食いしん坊。

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