おいしい蕎麦を食べに深大寺へ 豊かな自然と秋バラにも癒されました♡

最初、夫婦でハマっているのがお蕎麦です。秋晴れの休日に、東京郊外にある蕎麦で有名な深大寺界隈に出かけてきました。

当日朝に思いつき…「そうだ、深大寺に行こう♪」

深大寺の本堂へ続く門をくぐります
深大寺の本堂へ続く門をくぐります。
息子が独り立ちしてから
その日の予定は、その日に決めることが増えた私たち夫婦。

朝、目覚めると天気は快晴!
最近、夫婦でハマっているお蕎麦を食べに
蕎麦の名所として知られる
東京都調布市の深大寺に行こうと閃きました〜。

都会の喧騒から離れ、美味しい蕎麦を食べたい!
そんな提案に、夫も二つ返事で賛成してくれました。
自然豊かな深大寺の界隈
深大寺の界隈は、閑静で自然豊かな土地柄。
境内近くの参道は、お茶屋さんや
風情ある蕎麦の名店が、所狭しと軒を連ねています。

アラフィー夫婦の「いつか行きたい場所」リストの一つだった深大寺。
急いで身支度をして、家を出発。
到着したのはまだ10時半前だというのに、
人気のお蕎麦屋さんは、すでに長蛇の列!

深大寺は私たちが想像していた以上に、
人気の観光地だったのですね!

それでも、道を一本外れれば、豊かな自然に触れ合うことができます。
延命観音の手前のベンチで森林浴
延命観音の手前のベンチで森林浴
人混みが苦手な我々夫婦は、
神代植物公園方面にある
お蕎麦屋さんを目指して歩くことに。

すると、先ほどの賑わいは嘘のように
豊かな自然が広がっていました。

途中にはベンチがあり、ちょっと一休み。
森林浴を楽しみます〜。

平日のデスクワークが長くなると
時々、こんな風に自然に身を放り出したくなります(笑)
空気がおいしい!
手打ちそばの名店「松葉茶屋」
手打ちそばの名店「松葉茶屋」
延命観音さまに手を合わせた後、
お目当てのお蕎麦屋さんに向かいます。

今日のランチは、十割蕎麦がいただける
「松葉茶屋」さんへ。

深い緑の木々から漏れる光が美しい道を
元気に登りきると
「う~」、ここも既に行列が!

それでも、「下の参道よりは短いよね」と
気を取り直し、行列の中へ。
  • 黄色の提灯が目印

    黄色の提灯が目印

  • 自然に囲まれたそば処「松葉茶屋」

    自然に囲まれたそば処「松葉茶屋」

深大寺の豊かな自然に囲まれた中では
行列も不思議と苦になりません。

そして、ふと後ろを振り返ると
短時間のうちに
行列はさらに伸びていました。
早起きしてよかった!

店内にはコナラの古木が

店内にはコナラの樹がそのまま残っている
店内にはコナラの樹がそのまま残っている
列が少し進むと、風情のある店内が見えました。

「えっ、なにコレ?」
なんと、店内には大きなコナラの古木が
そのままの姿で残っていました。

十割蕎麦と揚げたての天ぷらとの相性は抜群

十割蕎麦と揚げたて天ぷら
(手前)十割蕎麦と揚げたて天ぷら (奥)八割蕎麦と天ぷらのセット
思っていたよりは早く、席に着くことができました。

松葉茶屋は、季節などに合わせて
そば粉の原料や挽き方を変えて提供するという
こだわりのお店です。

私は十割蕎麦を、主人は八割蕎麦をオーダーして
食べ比べてみることにしました。

小麦粉を使用せずに100%蕎麦粉だけで打った
つなぎゼロの十割蕎麦は、
蕎麦本来の風味が感じられて美味しかったです。

一方、八割蕎麦も、のど越しが良く、
どちらもそれぞれの旨さがしっかり感じられました。

そして、オーダーを受けてから
揚げる天ぷらは、美味しいに決まっています!

自然の中で味わうお蕎麦は最高でした。
待ってでも食べたい!
また、紅葉の時期に再訪したいと思います。
(今日よりさらに早起きしよう)

再び深大寺へ

深大寺の本堂
深大寺は東京都では浅草寺に次ぐ、古い歴史を持つお寺です。
創建は、なんと奈良時代の733年(天平5年)!
この日は3連休とあって、多くの方が参拝されていました。

私たちもまずは本堂から、ゆっくりと参拝します。
緑深い木々に囲まれた元三大師堂をバックに記念撮影
緑深い木々に囲まれた元三大師堂をバックに記念撮影
次は、本堂の左にある元三大師堂へ。

参拝した後は、魔除けの効果があるとされるお札を購入。

玄関の外側には、悪魔を降伏する「角大師」のお札を
内側の室内には、家内安全の利益を与える「利生(りしょう)」のお札を
飾るのがルールだそうです。

そういえば、時々飾っているお家があり、
何なんだろうと思っていたので
謎が解けました。
  • 深大寺の元三大師降魔札

    こちらのお札は玄関の外に

  • 深大寺の元三大師利生札

    こちらのお札は家の中に

国宝「釈迦如来像」は優しいお顔

国宝 釈迦如来像
深大寺にある釈迦如来像は、東日本最古の国宝仏
深大寺では、国宝に指定された
飛鳥時代後期の「釈迦如来像」を、ガラス越しに見ることができます。
(撮影は不可)

こちらの釈迦如来像は東日本最古の国宝仏。
「少年を思わせるようなお顔」と称され、
思わず見入ってしまう、優しい微笑みが印象的でした。

なお、深大寺開創1300年記念行事の一環として
世界的な建築家である隈研吾氏の設計のもと、
釈迦如来像を安置する新たなお堂「白鳳院」の建立計画が進行中だそうです。

「バラフェスタ」が開催中の神代植物公園で、秋バラを愛でる

神代植物公園内にあるバラ園
神代植物公園内にあるバラ園
せっかく深大寺に来たなら
すぐそばにある神代植物公園も必ず訪れたいスポットです。

ちょうど今は秋バラの季節。
「バラフェスタ」が開催中(2024年11月17日まで)でした。
  • 赤いバラ

  • 白いバラ

  • ピンクのバラ

  • ピンクと白のグラデーションが美しいバラ

  • 薄いピンクのバラ

  • 真っ赤なバラ

園内には、赤やピンク、白、黄色など
色とりどりのバラがたくさん。

世界的な賞を受賞したバラのコーナーがあったり
日本で端正込めて作られたバラなど
目と香りで楽しませてくれます。

同じ赤やピンクでも、微妙に色が違っていて
園内をぐるぐる回る夫婦(笑)
おいしい蕎麦を食べに深大寺へ 豊かな自然と秋バラにも癒されました♡_1_18
広い園内を歩いているだけでも
とても気持ちがよく、気分もリフレッシュしていきます。

大温室でもお花を満喫

  • 大温室の中にある花手水

  • 大きなハンギングフラワー

バラ園の先にある大温室では
熱帯・亜熱帯の珍しい植物が鑑賞できます。
スイレンやベコニアなど種類も豊富で
花好きの方には特におすすめです。

ダース・ベイダー発見!?

  • 見た目はダース・ベイダーそのもの

    見た目はダース・ベイダーそのもの

  • アリストロキア・サルバドレンシス

    アリストロキア・サルバドレンシス

大温室にはこんな珍しい植物も!
見た目がスターウォーズの
ダース・ベイダーに似ていると
話題になったそうです。

行かれた方は、ぜひ探してみてください。

秋の風物詩「巨大ススキ」も見ごろ

おいしい蕎麦を食べに深大寺へ 豊かな自然と秋バラにも癒されました♡_1_21
神代植物公園の秋の風物詩と言われるのが
「パンパスグラス」。

見た目は「巨大ススキ」といったところですが
秋になると、茎の上に長さ約50センチ~80センチ
の羽毛のような花穂をつける点が特徴とのこと。

この日は、ちょうど見ごろを迎えており
青空とパンパスグラスの素敵な写真が撮れました。
  • 巨大ススキと記念撮影

    巨大ススキと記念撮影

  • 芝生広場でのジャズコンサート

    芝生広場での約30分のジャズコンサート

芝生広場ではちょうど
無料のバラコンサートの開催時間に。

タイミングが良く、思いがけず
芝生に座って、ジャズを楽しむことができました。

もしかすると、覚えていてくださる方もいるかもしれませんが
我々は「がんがん歩く夫婦」です。

この日も深大寺周辺をくまなく歩き
公園内も長めのウォーキングして、しっかり歩数を確保!

帰りは吉祥寺に出て、夕食用の
お惣菜(久しぶりに、吉祥寺さとうのメンチカツも)を購入して帰りました。
こんな手抜きができるのも、子育て卒業のアラフィー夫婦ならでは!

この日は、自宅からそう遠くないのに
まるで旅をしたかのような満足感!
「旅に出たいけど、今は無理」という
そんな忙しい皆さんにこそ、おすすめしたい秋の日帰り旅でした~。

また季節を変えて、美味しいお蕎麦を食べに訪れようと思います。
蕎麦の名店発見の旅は続く……。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
CHIKAO

CHIKAO

東京都在住。ライター兼ディレクター。夫と社会人の息子の3人家族です。旅、食、インテリア、コーヒー、映画、神社巡りに興味津々!自分の楽しみや新しい挑戦、日々の気づきなどを楽しく発信していきたいです。

Instagram:chikachika_i

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