赤いドレスを纏った俳優・菊地凛子さんのポスターが
秋の日比谷の街一帯を華やかに彩りました。
今年は10月28日から11月6日までの期間に
開催されました。
コンペティション部門は2024年1月以降に完成した長編映画を対象に
110の国と地域から2023本の応募があり
15本の作品が上映。
日本の映画「敵」が3冠を達成するという快挙にて
映画祭の幕が下りました。
私は最終日のクロージング作品
「マルチェロ・ミオ」を拝見いたしました。
今年生誕100年を迎えるイタリアの映画監督
マルチェロ・マストロヤン二にオマージュを捧げた作品。
カンヌ映画祭でのコンペティションにて話題となり
東京国際映画祭のクロージング作品としてにて上映されました。
今作は、
娘キアラ・マストロヤン二、
母でありパートナーだったカトリーヌ・ドヌーヴを始め、
彼らと共にするスター俳優たちまでもが
すべて実名で登場するという超豪華さ!
なんだかんだあっても、皆ファミリーよ!!といった
実にイタリア的な結末が腑に落ちました~笑
彼をリスペクトしている人々によるウィットに富んだ作品です。
ドラマの背景を彩るフランス、イタリアの美しい風景も
とても心に残りました。