【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85

あっという間に師走。ホリデーシーズンです!この時期クリスマスリースの作成をお願いしている友人が、今年は「手作りリース教室」を開くと聞き、参加してみることにしました!
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
師も走る12月。ずっと暖かった東京も、やっと冬らしい気温になってきました。Webエクラを見ていると「クリスマスリースを作りました」といった内容のブログが並んでいて「……もう、そんな季節なのね……」と忙しすぎて全く季節を味わう余裕のない我が身を呪っていたのですが、そんな折、友人からお知らせが。長くクリスマスリースを作ってもらっている友人が、今年は手作りリース教室を開催するというのです。生の実や枝葉を使ったフレッシュリース、このところすっかりおなじみになりましたね。自分で作れるなら、作ってみたい! ……と、参加させていただくことにしました。
クリスマスリースの花材
会場につくと、漂うすっきりとした香り。これぞ、森の香り!……と、テーブルに目をやると、美しいグリーンが用意されています。こちらが、クリスマスリース作りに必要な一人分の花材です。まるっと「グリーン」と書きましたが、詳しく教えてもらうと、モミ、ヒムロ杉、ブルーアイス、ユーカリベリー、シルバーブルニア、ガルピニ、バーゼリア、ナンキンハゼ……と、初めて聞く名も多く、興味がそそられます。
全体に色味の少しずつ異なるグリーンが中心、そこにさらに白や茶がかった実が加わって、想像するにシックな色味のリースができあがりそうです。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_3
事前に持参するよう言われていたのは、花材用のハサミと、ハンドクリーム。一応、軍手も用意していたのですが、先生から「触っているうちにヤニが指についてくるから、ハンドクリームをしっかり塗っておいた方が、洗い流しやすい」と聞いて、素手でトライすることに。ハンドクリームをしっかりと手指にすりこみます。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_4
まずは、リースの上部に麻ヒモで輪っかを作ります。飾るときに引っ掛けられるようにする輪っか、ですね。今回のリース作りは、すべて麻ヒモ一本で仕上げるとのこと。通常ワイヤーを使ったりするそうなのですが、ワイヤーよりも扱いやすく、手が痛くなることもないのだとか。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_5
まずは、大量のグリーンを、短く切っていきます。手にしているのは、柔らかく、扱いやすいというヒムロ杉です。「大体このくらいの大きさで~」と短くカットしたお手本を見せてもらったのですが「あんまり短くても、リースに結び付けられなくなりそう……」と、おっかなびっくり、ついつい長めに切ってしまい、後で先生に短く切り直してもらうという手間をかける羽目に。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_6
これはモミです。クリスマスの主役、といっていいほどのモミの木ですが、このような形で目の前に現れると「……どこをどう切って、リースに仕立てればいいのか……」と悩みます。大きなモミの木ですが、小さな葉っぱがこんな風にぎっしりと付いているんですね。このモリっとした立体感が、リースにボリュームを出してくれるのでしょう。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_7
すべての枝葉を短くカットするだけで、20分ほどかかりました。どの葉も実もキレイで、このまま眺めていたい気分でしたが、初心者のシオヤ、周りのみなさんより大分遅れをとっているのに気づき、急ぎ次の作業に取り掛かります。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_8
作り方のイメージとしては、リースの土台に、左右交互、斜めにグリーンを置いて、麻ヒモで縛り付けていく、というステップ。写真は、最初に数種類の葉と実をまとめて麻ヒモをかけているところ……なのですが、ちょっとボリュームや置き方に無理があったので、この後やり直しています(笑)。ただこの「麻ヒモで縛る」だけで、グリーンは不思議なほど土台にしっかり固定されるんですよね。「途中でやめて、トイレに行っても大丈夫! ほどけたりしません!」と先生が何度も言ってましたが、本当にその通り。やはり麻も同じ植物だからでしょうか。しっかりとグリーンと土台のリースとになじんで固定してくれました。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_9
完成に近づいてきました。……と、いきなり途中を端折りすぎて申し訳ありません……!
実は最初、グリーンをバランスよく置いていくのが難しく、ボリュームに差が出てしまったり、種類が重なってしまったりで、何度かやり直し、先生に手伝ってもらい……と、写真を撮っている場合ではありませんでした(泣)。しかし、試行錯誤ののち、やっとラストに到着。麻ヒモやリースが見えないように、うまくグリーンをかぶせて、最後麻ヒモでしっかり固定すれば、完成です!
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_10
できました! 「もう少しユーカリをカッコよく飛び立たせたい……」「ここの部分、モリモリしすぎてる……」等々、手直ししたい部分は多々あるのですが、ここに至るまで「……なんだかもう、完成までたどりつけないのではないか」という不安と闘いながらのレッスンだったので、まずはリースの体を成したところで、ほっと一息。なんとか持って帰れるところまで整えることができました。

周りを見ると、同じ花材、同じ分量で作っているのに、それぞれどこか違うリースの出来上がりで、とても面白い体験でした。
【50代の習い事】冬の森の香りに包まれて…手作り「クリスマスリース」にトライ!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#85_1_11
早速、家に帰って飾ってみました。葉っぱや枝の飛び出し方が、だいぶワイルドですが、ま、初めてだしこんなものかな! と、思いながら、部屋の中に漂う冬の森の香りに癒されています。

今回のレッスン中、シオヤが悪戦苦闘している一方で、先生(長年の友人)が自分でもお手本のリースを仕上げていたのですが、その早さと美しさに、改めて驚きました。いつも作ってもらっているリースが、この早さで作られていたとは……さすが、プロ! と、感心するばかり。
これだけの量の花材を準備するだけでも大変だろうなあ……と、見えない手間や苦労に感謝しつつ、お蔭でなんとか完成できたクリスマスリース、なるべく長く楽しみたいと思います。
Follow Us

What's New

Feature
Ranking
Follow Us