自転車で駆け抜けた!感動の世界遺産【スコータイ遺跡】

タイの遺跡を自転車で走る!20代の頃の夢を30年以上の時を経て、女子旅で実現した日
もうン十年以上前のこと。大学の卒業旅行はタイと香港でした。
時は湾岸戦争真っ只中で、両親に反対されながら出発した海外旅行。
タイ滞在は2週間くらいでしたが、旅行中にチェンマイで出会った西洋人の方に強力におすすめされたのが、スコータイ遺跡でした。
スコータイ
その前にアユタヤ遺跡でものすごく感動した私に、「アユタヤよりもっと素晴らしい。自転車で遺跡から遺跡をまわるのが本当にいいんだよ!」と。
それを聞いて、日程変更してなんとか行こうとしたのですが、諸事情でどうしても行けなかった場所、それがスコータイ遺跡。
あれから30年以上の時が流れて、、、
そんな気持ちもすっかり忘れていた頃、とうとう行くことができました!
仲良しのお友達との女子旅です!
スコータイ遺跡

● まずは列車でピサヌロークへ

スコータイは、13世紀のタイに出来た初めての王朝で「幸福の夜明け」を意味するそうです。
タイ仏教文化の基礎を築いた王国。
荘厳な寺院遺跡の数々や美しい仏像が、数百年の間ジャングルに埋もれていたため、保存状態がかなり良い状態で残っていて、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
スコータイいけきけ
スコータイの場所は、バンコクからさらに北の街、ピサヌロークから車で2時間ほど行ったところにあります。
空路もあるのですが、列車の旅がしたかった私たち
バンコクから電車でピサヌロークまで向かいました。
以前はバンコクの中央駅から出ていた地方都市に向かう列車、
今は、クルンテープ・アピワットという新しいターミナル駅から。
ピカピカの駅は、まるで空港ターミナルのようで、イメージする駅の装いから激変していました。
  • 駅

  • 自転車で駆け抜けた!感動の世界遺産【スコータイ遺跡】_1_4-2

タイの駅
近代的な駅のホーム。
でも電車は古い昔ながらの車両で、タイ人に囲まれて約5時間の時を過ごし、思ったよりあっという間に到着しました!
ピサヌローク
ピサヌローク駅
ピサヌローク駅
ピサヌローク駅についたら、スコータイ遺跡に行く観光客と客引きのタクシードライバーで大賑わい!という状況を予想していた私たちでしたが、
駅についても全く観光客がいない!
乗れそうな車もない!という予想外の状況に衝撃を受けました。
それでもなんとか車を手配することができて、無事にスコータイへの道へ!

● スコータイ遺跡に到着

スコータイに到着したのは、午後3時くらいでした。
スコータイ遺跡は遺跡全体が歴史公園になっていて、入場券を購入して中に入ります。
通りを挟んで向かいに自転車レンタルショップがありました。
ここで、まずは自転車を調達!
日本のママチャリが沢山並んでいました。学校の通学マークや警視庁の盗難防止シールが付いていたり、明らかに日本から運ばれた中古車がズラリ。
もしや盗難自転車では?という疑問が頭によぎった私です。
レンタサイクル
ショップのおじさんに自転車を選んでもらって、レンタル料は200円くらいでした。
レンタサイクル
到着した時間が午後3時くらいだったこともあり、おそらくツアー客は帰った後の時間だったのか、ゆっくり見ることができました。
スコータイ遺跡
  • スコータイ

  • スコータイ

スコータイ
遺跡は点在していてマップを見ながら移動します。
遺跡から遺跡は自転車で!
遠くにに見える遺跡に向かって、緑に囲まれた道を自転車で走り抜けます。
これが本当に気持ちよくて!
とても爽快でした!
サイクリング
花飾り
葉っぱで編んである花籠飾りは、熱心な信者さんがお供えされたものでしょうか。まるで芸術品のような仕上がり!
美しい遺跡を舞台にウェディングフォトを撮っているカップルも。きっと素敵な写真が撮れたことでしょう。
17時くらいに、西洋人観光客グループがガイドさんに連れられて集まってきました。
池の向こう側にスコータイで最も有名な遺跡『ワット・マハタート』が見える場所です。
サイクリング
気になったのでガイドさんに聞くと、ここがサンセットを見るベストロケーションとのこと。
フリーの椅子が沢山用意されているので、皆思い思いの場所に椅子を持ってきて、日が暮れるのを待つようです。
私たちも待つことにしました。
遺跡の夕暮れ
段々と日が暮れてきて、、、
うっすら赤くなってきた空にライトアップされた遺跡が浮かび上がります。
どんどん変わっていく美しい空の色を見ながら、学生時代の念願だったスコータイ遺跡に来られたことの幸せを強く感じました。
太陽が落ちた後の空の色と遺跡のシルエットは本当に美しく幻想的で、
800何前の昔もこの同じ情景を見ていた人がいるんだなぁと、知らない遠い過去に思いを馳せ、とても厳かな気持ちに。
遺跡のサンセット
遺跡の夕暮れ
日が暮れて真っ暗になった後、ライトアップされた遺跡のなか自転車を走らせるのもまた素敵な経験でした。
20代前半の夢を50代半ばで叶えることができた日。
送り出してくれた家族と、こんな遠くまで一緒に来てくれた友達に、心からありがとうと思った日でした。
遺跡をサイクリング
自転車
予定返却時間わ大幅に超えてしまった私たちを温かく待っていてくれたレンタサイクル屋さんのおじさん、優しかったです
さて。とうとう3月になり.Jマダム活動も新年度が開始しました!
今年度も、楽しい情報をお届けできるように頑張りたいと思います。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。これからも変わらずお付きあい頂けたら嬉しいです。
スコータイ遺跡
Follow Us
Kayo

Kayo

シンガポール在住、時々東京。日本に子供2人。元メディア業界勤務の主婦です。週2回ラウンドしているゴルフ好き。ブログではファッション、旅行など、心がトキメいた1コマを、私の視点でジャンルにこだわらす投稿中。一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです。

Instagram:bluemonyet

What's New

Feature
Ranking
Follow Us