やっぱり華やか! 第97回アカデミー賞のセレブのドレス姿をチェック!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#92】

1年に1度のアカデミー賞の発表の季節がやってきました。セレブリティ達が思いっきり華やかにドレスアップした姿を見られるこの機会を、早速ウオッチしたいと思います。
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
ついこの間、ゴールデングローブ賞の発表がありましたが、カレンダーはもう3月。映画業界が華やぐ「アカデミー賞」の発表が3月2日にロサンゼルス(LA)で行われました。
LAといえば、この冬は大規模な山火事で大きな被害を受けましたが、アカデミー賞の授賞式には鎮火に活躍した消防士さんたちも壇上に上がったとのこと。無事に授賞式が行われてよかったですね。

さて、授賞式、そしてその後のパーティなどでは素敵なドレスに身を包んだセレブリティ達がフラッシュを浴びています。不勉強ながら初めて名前を知った若い俳優さんたち、また久しぶりに元気な姿を見られて安心したベテランたち……など、今をときめく皆さんたちをウォッチしてまいりましょう。
マイキー・マディソン
Getty Images
主演女優賞を受賞したのは、マイキー・マディソン。いまシオヤが一番見たい映画『ANORA アノーラ』で、見事オスカーを獲得しました。ドレスはディオール。クリスチャン・ディオールが手がけた1956年春夏のオートクチュールドレスが元になっているのだそう。ピンクのサテンに黒のベルベットがあしらわれて、とてもディオールらしい上品なドレスですね! ダイヤがゴージャスなティファニーのジュエリーで、最高の輝きをまとって。
メグ・ライアン
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同じくディオールのドレスに身を包んだメグ・ライアン。彼女のトレードマークのようなふわふわのカーリーヘアといい、若い頃から印象が全く変わらず、キュートです! 透け感のあるアイボリー地に細かい装飾が施されたロングドレスは、とてもシックで華やか! 彼女の髪の色ともマッチしていて、大人の女性の魅力に溢れてます。
オスカー授賞式でのモニカ・バルバロ
©Getty Images
可憐なディオールのドレス姿を披露したのは『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で助演女優賞にノミネートされた、モニカ・バルバロ。ボリュームが美しい淡いピンクのシルクタフタのドレスが素敵です。身に着けているのは、ブルガリのハイジュエリー。フィオレヴァーのリングをしているのが見えますね。若きボブ・ディランをティモシー・シャラメが演じた『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で、彼女はジョーン・バエズを演じています。しかもその前には『トップガン マーヴェリック』で紅一点のタフな訓練生を演じていたのが彼女なんだそうです。印象が違いすぎて、気づきませんでした!
ゾーイ・サルタナ
オスカーにキスしているのは、『エミリア・ペレス』で助演女優賞に輝いた、ゾーイ・サルタナ。このたっぷりとしたドレープが美しいドレスは、サンローラン。この映画、サンローラン の映画製作会社「サンローラン プロダクション」が制作に関わっており、劇中でも多くのサンローランの衣装が登場するのだそう。日本での公開は3月28日からですが、これは早く見たいですね! そして彼女のデコルテには、美しく輝いているパンテールが見えます。カルティエのハイジュエリーが最もよく似合う舞台です。

アカデミー賞パーティでのヘイリー・ビーバー
同じくサンローランのドレスを着こなしていた、ヘイリー・ビーバー。異なる質感の黒で仕上がった美しいドレスが、カービーな彼女のスタイルにマッチして、とてもゴージャス! シックな黒いドレスをここまでゴージャスに着こなせるのは、まさにアメリカン・ビューティ、って感じですね。
やっぱり華やか! 第97回アカデミー賞のセレブのドレス姿をチェック!【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#92】_1_7
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ゴージャスといえば、こちらのセレーナ・ゴメスのドレス姿も、ため息もの。可愛らしいピンク地にビジューが輝いているドレスは、ラルフ・ローレンだそう。上品で可憐な雰囲気、よく似合ってます。そしてダイヤが煌めくネックレス、イヤリングにリングは、ブルガリのハイジュエリー。人気のセルペンティ・ヴァイパーのリングも見えますね。仕事柄、美しいハイジュエリーを見せていただく機会はありますが、やっぱり実際に身に着けている姿を見ると、憧れがさらに増すというものですね……!
イザベラ・ロッセリーニ
Getty Images
同じくブルガリの絢爛豪華なハイジュエリーを貫禄たっぷりにまとっていたのは、イザベラ・ロッセリーニ。映画『教皇選挙』で助演女優賞にノミネートされていました。ものすごく大きなサファイヤが輝くネックレスに、ブローチ、リングもブルガリ。 シオヤにとってイザベラ・ロッセリーニといえば、映画『ブルー・ベルベット』。まさにブルー・ベルベットなドレスを纏って登場したのは、やはり先日亡くなった監督(元恋人)のデヴィッド・リンチへの追悼の意なのかしら……?とリンチファンとしては勘ぐってみたりもしましたが、お元気そうで何より、です。

BLACKPINK LISA
©Getty Images
BLACKPINKのLISAも、身に着けていたのは、ブルガリのセルペンティ ヴァイパーのピアスとリング。すっきりとしたフォルムと黒と白のコントラストが映えるタキシードドレスに、シンプルなジュエリー使いは、真似したい!と思う女子が続出しそうです。
ガル・ガドット
©Prada
真っ赤な赤いドレス姿が「さすが、女優!」という感のガル・ガドット。かつて「ワンダーウーマン」を演じていましたが、強くて美しい、そのイメージぴったりのままの華やかさ。ゴージャスな赤いドレスはプラダ、ジュエリーはティファニーだそうです。
アカデミー賞でのハル・ベリー
全身キラキラと輝いているハル・ベリー。ブレスレットにしているのは、ポメラートのチェーンネックレス。よく見るとダイヤモンドパヴェが輝くリュクスなネックレスですが、サラっと手首に巻いているのがカッコいいです。イヤリングは同じくポメラートの「イコニカ」、さらに「カテネ」のリングを着用しています。
シャーロット・ローレンス
©Valentino/Getty Images
「わ、可愛い~♡」と声が出そうになったのは、モデル出身の歌手、シャーロット・ローレンス。ドレスはアレッサンドロ・ミケーレが手がけたヴァレンティノ。2025年春夏コレクション 'パヴィヨン デ フォリ' のルックと、ヴァレンティノ ガラヴァーニのアクセサリーを着用して登場。ピンクにフリルにチュールとドリーミーさてんこ盛りですが、どこかすっきりとボリュームのバランスが秀逸なのがさすがです。
アルバ・ロルヴァケル
©Valentino/Getty Images
そして同じく、アレッサンドロ・ミケーレによるヴァレンティノ初のオートクチュールコレクションを着こなしていたのが、アルバ・ロルヴァケルというイタリアの女優さん。こちらは黒と白のぐっとシックなルックですが、とっても素敵! シオヤが個人的に一番「着てみたい……」と思ったドレスです(笑)。46歳、とエクラ世代だそうで、いわゆる「肌見せ」でない大人のドレススタイル(オートクチュールですが……)の素敵な着こなしでした。
アカデミー賞授賞式、という世界中で最も華やかな場で、さらに輝きを増すセレブリティ達。まさに眼福、といったところですが、こうしてみると受賞作である映画作品も見たいものばかり。既に公開中のものもありますし、終わらないうちに早く見に行かないと! と期待と焦りが高まりました。
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