若いときとは違うアプローチを！大人肌に“響く”運命のブライトニングコスメ＜まとめ＞

透き通るようだけど生命力も感じさせる、美容家・神崎恵さんの肌。美肌キープの秘訣を聞いてみると、一筋縄ではいかない大人の肌を上向きにする、ブライトニングのコツが見えてきた。

「理想は光をいっぱい取り込んで跳ね返せる肌。でも、人は年を重ねると、ブライトニングだけでは追いつかない！ 外に出た途端、ダメージを受けてくすんでいく……の繰り返しなので、少し違うアクションを起こさないとダメだと思っています。まず守ることは本当に大切。だから日焼け止めは量をきちんと。そして肌を守るという意味で、この季節、防御力の高いパウダーファンデーションも使うようになってきました。昔はベースメイクはとにかく仕上がり重視だったのですが、好きな肌に仕上げるのと肌を守るのは別問題とわかってきたので、好みの範囲でそういうアイテムを取り入れています。ブライトニング美容液はもちろん使いますが、めぐりをよくしたり、内服で補ったりすることも必要に。肌体力が弱っている大人は、こういうワンプロセスあってのブライトニング。単に美容液をつけても理想の肌に行きつけないし、結果を体感できない。それがエクラ世代なんだと思います」（神崎さん）

「使用量を見直し、クリームタイプは人さし指の先から第２関節までの量をつけるように。塗り直しもものをいう年代なので、UVカット効果のあるパウダーも◎」（神崎さん、以下同）。重ねてこそ守れると心得て。

軽やかでなめらかな感触。タカミUVプロテクション SPF50・PA++++ 30㎖ ￥4,400／タカミ

ヨレ、水や汗、皮脂に強い。SHISEIDO パーフェクト サン プロテクター ローション SPF50+・PA++++ 50㎖ ￥6,600／SHISEIDO

守るケアの一環としてのインナーケアはマスト。一般的な美白ケアにはビタミンC系、肝斑には専用の医薬品を。「特に肝斑。紫外線に当たると鮮明に出てくるのですが、飲んでいるときは調子がいいと感じます」。

ビタミンC3種20 00mgとビタミンB群を配合。 the CB＋ with Liposoma l Vit C 30包入り￥12,960／TAKAKOスタイル

主成分はトラネキサム酸。8週間の服用で肝斑を改善。トランシーノEX（第1類医薬品） 240錠￥7,260（編集部調べ）／第一三共ヘルスケア

メラニンを排出させることも大切。「ブライトニング美容液とめぐりケアはセット。代謝を高める炭酸ケアを加えると、ブライトニングの効果を得やすいですね」。

毛穴の約20分の1サイズの炭酸の泡が浸透。血流に働きかけ、肌の土台をつくる。キメ細かい泡の感触もくせになる。ソフィーナ iP ベースケア セラム〈土台美容液〉 90g ￥5,500／花王（SOFINA iP）

若いころとは違い、明るさの手応えがなかなか得られない大人の肌。そんな肌を根本ケアするアプローチ＆新製品を美賢者が推薦。

ロングセラーでありながら、名声に甘んじず、進歩しつづける美容液は、悩み深き大人の味方。先進技術を取り入れた名品3品は、あれこれ試してきた人でも納得感が高いはず。

（左から）

「いったん頑固なシミができたら紫外線を防いでも濃く大きくなるという新発見から開発された話題作。レーザー治療のアフターケアや再発予防にも」（美容コラムニスト　近藤須雅子さん）。
「いつの時代も最先端の知見を重ね、かたちにしていることへの信頼感。肌感はモチッ」（美容エディター　入江信子さん）。

シミ特有の細胞老化に着目。
45g（医薬部外品）￥11,000／資生堂

「濃密なのにみずみずしく浸透。もっちりつややかに整う極上感は、美容スキルの高い大人にこそふさわしい」（美容ジャーナリスト　安倍佐和子さん）。
「なめらかでコクのあるテクスチャーがスルスルとなじみ、さらりと仕上がるのが心地いい。内側から輝くようなツヤ肌をまといたいときに」（美容家　小林ひろ美さん）。

肌のオーラ阻害物質をケア。
30㎖ （医薬部外品） ￥22,000

「使うほど肌になめらかさと明るさが戻り、透明感も押し上げられ、肌全体のクオリティが高まる」（トータルビューティアドバイザー　水井真理子さん）。
「攻めも守りも隙なくこなす。美白美容液として1品組み込むのに価格、テクスチャー、即効性への期待感などトータルでバランスがいい」（美容エディター　平 輝乃さん）。

独自成分UP302に加え、ナイアシンアミドとビタミンCをイン。
50㎖ ￥16,940

ブライトニングは継続が肝心。となると、日々必ず使うローションやクリームで透明感を底上げしていくのも手。数ある中から、実感、使い心地ともに満足できる製品はこちら！

「みずみずしいのにしっとりしみわたるテクスチャーは、導入美容液のよう。厳選4種のビタミンCと複合成分配合という攻めの処方も、くすみや色ムラなどの悩みを抱えるエクラ世代にとっては、どれほど頼もしい存在か！」（美容ジャーナリスト 安倍佐和子さん）。

肌細胞のにごりの原因、リポフスチンに対応。
150㎖ ￥4,950／ロート製薬

「ミルクのようなテクスチャーが肌に広がると、みずみずしく変化。1回で驚くほど柔らかくツヤのある肌へと仕上げる瞬発力があり、続けると小ジワも毛穴も目立たない透明肌に！」（トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん）。

今春、新ラインとしてデビュー。植物由来の成分とナイアシンアミド、Wの成分がシミを根本からケア。
100㎖ ￥17,820

「資生堂が誇る美白有効成分4MSKが目覚ましい速さで届く先進のテクノロジーを搭載。プルプルのジェルはベタつかないのに、肌の深いところまで潤いでひたひたに満たしてくれる」（美容エディター 平 輝乃さん）。

美白成分の肌へのなじみや浸透の持続性がアップ。ターンオーバーの乱れも戻し、健やかに。
50g （医薬部外品） ￥10,450

「スフレのように軽く、過酷な夏場でも余裕で使いこなせそう。優しくエレガントな香りにもテンションアップ」（美容家 小林ひろ美さん）。

美容成分としてエーデルワイスエキスを活用。美白のほか、皮脂のベタつき、日焼け後のほてり、肌荒れも防ぐマルチぶり。
50㎖ （医薬部外品） ￥17,600／パルファン・クリスチャン・ディオール

プラスアルファのアイテムとして今季注目したいのは、集中ケアとデイケア。デイケアは、インナー系とブライトニングもできる日焼け止めから選んで。

「ひとり何役もの万能コスメ。乾燥しやすくハリも不足しがちな肌に潤いを与え、刺激から守り、メイク効果で瞬時につややかなハリ美肌へ」（美容家 小林ひろ美さん）。
「紫外線防御はあたりまえ、それ以上の付加価値を求める欲張り派に最適解といえる傑作」（美容ジャーナリスト 安倍佐和子さん）。

美白しつつUVの炎症ダメージをケア。
SPF50+・PA++++。35㎖ （医薬部外品） ￥3,740

「過酷化する夏の日射しの中、内側からアプローチできる心強いサプリ。塗る×飲むでUVに負けない対策ができそう」（トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん）。
「酸化や糖化を抑える働きも備えているから、揚げ物好きやスイーツ派の酸化＆糖化ぐすみの予防にも力を発揮してくれそうと、期待度はMAX」（美容コラムニスト 近藤須雅子さん）。

紫外線ダメージを多角的に防ぐ。
120粒入り￥6,480

「圧倒的な美白速度を誇るコウジ酸がさらに加速して、くすみが晴れていく実感が。手応えがあるから楽しく継続でき、日に日に透明感が増すから似合う口紅の色が増えていく」（美容コラムニスト 近藤須雅子さん）。
「とにかく結果がスピーディ。潤いとハリも相まって肌に光が回る」（美容エディター 入江信子さん）。

1回1本の集中ケア美容液。
1.5㎖×28個 （医薬部外品） ￥27,500

 くすみが気になるとき、即効性なら洗顔が一番。厚くたまったメラニン含みの角質を取り去り、触れるとすべやか、あかぬけた肌トーンを味わって。

「メイク汚れはもちろん、大気汚染物質も取り除くフォーミュラは今の時代にマッチ。濃密な泡立ちですっきり整う洗い上がりは心まで解放されるよう」（美容ジャーナリスト 安倍佐和子さん）。
「ストレスまで洗い流す芳香と贅沢な泡立ちが魅力。ストレス要因のシミは意外に多いから心を癒す使い心地は重要」（美容コラムニスト 近藤須雅子さん）。

ナイアシンアミド配合。150㎖ ￥11,000

「角質を落としつつ落としすぎないギリギリを攻めた結果のくすみ抜けした仕上がりを堪能。肌を磨くとはこういうことかと再認識」（美容エディター 入江信子さん）。
「顔を埋めると窒息しそうなほどの泡。今回、肌を落ち着かせるベータグルカンを新配合し、キメが整ってつるんとした肌に」（美容エディター 平 輝乃さん）。

落とす力×レーヌデプレのエキスで明るく。
150㎖ ￥4,950

「優しくなでるだけで肌全体のゴワつきがクリアに。毛穴の凹凸（おうとつ）を感じさせないなめらかで柔らかな触り心地、透明感のあるフレッシュな素肌に整えてくれる」（トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん）。
「肌当たりもマイルドで、力を入れなくても簡単に角質ケアができるのがありがたい」（美容家 小林ひろ美さん）。

マイクロスクラブと美容成分でくすみをオフ。
100㎖ ￥22,000