ペットのお金事情②ペットの年間経費、Jマダム宅ではなんと!

栄養や病気予防に配慮したペットフードを吟味し、トリミング代やトレーニング費用も惜しまないJマダムたち。予防接種や治療費なども合わせ、ペットのためにいったいいくら使っている? 衝撃のアンケート結果を公開!
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ペットを飼っている、または最近まで飼っていたJマダムたちに、「思いがけず費用がかかったこと」を聞いてみた。3位から1位までをみてみよう。
3位は「大型ペット用品」(6ポイント)。特に小型犬を室内で飼っている家庭で、ペットサークルやケージにお金がかかるケースが多いようだ。「今年フレンチブルドッグの仔犬が我が家にやってきました。最初は小さなケージでよかったけれど、思いがけずぐんぐん成長して、そのたびにサイズアップで買い替え。最初に大きいゲージを用意しておけばよかった…」(Mさん)「リビングのインテリアに合うように、白い木製のケージをネットで探して購入。満足してますが、かなり予算オーバーです」(Sさん)
2位は「ペットホテル・ペットシッター」で10ポイント。こちらも、愛犬家からのコメントが多く寄せられた。「旅行好きな私が家を空けるときのお預かり代が、けっこうかさみます。でも毎日愛犬の写真が送られてくるので安心」(Mさん)「年に2回の旅行に愛犬を連れていき、宿泊先の近くのペットホテルに預けます。近いことがポイントなので、値段は気にしません」(Aさん)
そして、36ポイントを獲得しダントツ1位に輝いたのが「動物病院」。毎年の予防接種やノミ・ダニ駆除などのほか、特に高齢になったペットの検査や治療にお金がかかるようだ。「糖尿病になり、血糖値コントロールのための入院が3泊で4万円でした」(Tさん)「急に足を引きずりだしたので病院でレントゲンを撮ってもらったら、それだけで15000円かかりました」(Mさん)「13歳で腎臓病に。月に1回検査や薬、自宅で1日おきの皮下注射。治療費は大変だけれど、少しでも長生きしてほしい」(Yさん)
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ペットには健康保険がないので、病気になったときの検査や治療費は全額自己負担。どうしても高額に。そんな病院代に加えて、ペットフードやトリミング代、ペットホテル代など、飼い主の思いひとつで、お金をかけようと思えばいくらでもかけられる。Jマダムたちの家庭で一年間にかかるペット関連費用は、合計でいくらくらいなのだろう。
その結果が、上のグラフ。2万円以下ですんでいる家庭から50万円以上かかるという家庭まで、実にさまざま。飼っているペットの種類や年齢、頭数によって差が開いてしまう事情もあるだろう。
「年に何回か動物写真家に撮影してもらっています。写真集にしたり、タオルなどのグッズを作ったり。必要経費というより私たち家族の趣味なので、金額のことはあまり気にしていません」(Yさん)というJマダムもいるが、医療費以外にお金がかかるというケースは少数派。やはり経費の大部分を占めるのが医療費だという声が多い。
「月々のトリミング代のほか、予防接種や治療費がかさんで年に20~30万円はかかっています」(Uさん)や、「動物病院とペット保険、それにペットホテル、しつけトレーニング、トリミング。これで年間30万円以上」(Yさん)
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何にお金をかけるかは人それぞれだが、大切な家族であるペットと少しでも長く一緒に暮らしたい、病気になったら治してあげたいと願うのは、Jマダムたちに共通の思い。「生き物の命を預かっている以上、治療にお金がかかるのは当たり前のことです」(Sさん)と、動物病院にかかる費用を惜しむような考えはみじんもないようだ。とはいえ、家計を圧迫するような費用がかかりそうな事態になったら、いったいどこまで治療するのかといった壁にぶち当たる可能性も…。
そうならないためにも、ペット保険に加入するJマダムが増えている。ペット保険に「加入している・かつて加入していた」というJマダムは、全体の35%に達した。その保険料は、月々「2000~3000円」がもっとも多く56%。2位は「7000~1万円」で22%、「3000~5000円」と「5000~7000円」がそれぞれ11%だった。高額の保険料には、多頭飼いのケースも含まれる。
日本でのペット保険加入率は、一説によると約5%とか。Jマダムたちの加入率35%は、それだけペットの命の重みと誠実に向き合い、ペットの幸せを願っている証なのかも。愛しいペットとの暮らしに幸あれ!

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