雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。

光とアートに包まれる、昭和の竜宮城での不思議なひととき。 「百段階段なのに99段!?」──完ぺきじゃない美しさを体感する旅。
昭和10年に建てられた百段階段は、木造建築で「昭和の竜宮城」とも呼ばれる東京都指定有形文化財です。
食事や宴の間として使われた7つの部屋を、99段の階段がつないでいます。それぞれの部屋の天井やふすま、欄間には当時の最高の芸術が施され、まるで一歩一歩がアートの世界への扉になっているよう。
現在はその部屋を展示室として使い、様々な企画展が行われています。2025年10月1日からは当面休館となるため、今の姿を見るのは今しかありません。
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_1
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_2
こんにちは
チームJマダムメンバーのマサコです
私たちが訪れたのは、【和のあかり・百段階段2025 百鬼繚乱】という企画展。
鬼をテーマにした38名のアーティストによる照明、日本画、陶芸、伝統工芸、現代アートなど、多彩な作品が展示されています。中でも青森ねぶたの展示は大きな目玉で、迫力ある造形と光の演出に思わず声が出るほどでした。
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_3
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_4
天井も美しすぎて、首がもげそうになるくらい見てしまいます
「これは和モダン?」「こっちは幻想的!」と神妙に見たかと思ったら、「コレ○○さんっぽくない?!」とゲラゲラ笑ったり。

それぞれが心に響く体験を一緒に過ごせるのが嬉しい時間でした。
きっと昭和の時代、宴にいた人々もここで楽しい時間を過ごしたんだろうな。
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_5
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_6
一番上の部屋の窓から見える景色は、階下からそびえる木々の葉の部分に。緑のキャンバスのようですね。
「百段階段」という名前ですが、実際には 99段しかないそうです。
森羅万象、私たち人間も完ぺきではないということから99段にされていると知り、納得すると同時に、この建物の粋さを感じました。

完ぺきではないからこそ、隙間があり
隙間があるからこそ、そこに風が吹き抜けたり、何か面白いものを発見したり。

だから、私たちも自然も変わっていくし、未来は見えないけれど、きっと美しい。
そう思うと、今この瞬間に、友人たちと過ごせることは尊い時間だなと改めて思います。
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_7
そして、私たちは、どんな未来の階段を昇っていくのだろう
以前から行きたい、行きたいと思っていた百段階段。
以前、行く予定だった時に、ちょうどコロナに罹患してしまい断念していたのですが、休館前に滑り込みで訪れることができて、本当に良かったと思いました。

私のリクエストに快く賛同してくれた友人たちに感謝です。
またいつか新しい姿になった雅叙園・百段階段に、みんなで訪れることが出来たらいいな。
雅叙園・百段階段で過ごす、百嬉繚乱の夏のひととき。_1_8
年齢も住むところも違うのに、今ここに集える幸せよ!
百段階段の企画展への入場にはランチとセットになったプランがあるので、改めて食事のお店を探す時間もかからず日差しもさけることができました。
2025年9月23日までの企画展ですが、この夏から秋にかけての東京への旅にオススメします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Follow Us
マサコ

マサコ

兵庫県在住の独身OL。ファッション好きが高じてスタイリング・カウンセラー®、スカーフストールスタイリスト®としてセカンドキャリア構築中。関西を中心に日常の美味しい時間、楽しい体験を発信していきたいです。

Instagram:masako.ii

What's New

Feature
Ranking
Follow Us