華組 大岩三智子ブログ

大岩三智子

大岩三智子

医師

関西在住。主人と、まだまだ無邪気な息子たちと共に「おもろい」毎日を過ごしています。エクラが提案する素敵な50代に憧れる一人として、その成長の過程に「クスッ」と笑えるエッセンスを添えて、読者の皆さまにお届けできればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

Instagram:bikatu_dr.micchan

秋のアートトリップ大塚国際美術館へ

三連休は、家族で徳島の大塚国際美術館へ。 日本最大級の陶板名画美術館です。
ウェブエクラの読者の皆様こんにちは!
みなさんは、アートというとどこを思い浮かべますか?

我が家は「大塚国際美術館」です。
昨年初めて訪問したのですが、すべてが名画!そして圧倒的なスケールの大きさ!
今回は二度目の訪問です。
大塚国際美術館
システィーナ礼拝堂を完全に再現されています。定期的に、解説もしてくれるので、礼拝堂にゆっくり座って鑑賞もできます。
「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業に
徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29412平米)を有する「陶板名画美術館」。

山をくり抜いて造られたという壮大な空間は、歩くだけで非日常へ連れて行ってくれます。

「陶板名画美術館」という名前の通り、世界中の名画が原寸大で陶板に焼き付けられ、展示されています。
まずは圧巻のシスティーナ礼拝堂の天井画。

これを実際に描いたミケランジェロもすごいですが、曲線の陶板に焼き付ける技術も素晴らしい。
大塚国際美術館
フォトスポットも充実しています
美術館というと写真が撮りにくい場所もありますが、ここはフォトスポットがたくさん。
そのまま絵画の世界に入り込んだような写真が撮れて、思い出がぐっと鮮やかに残ります。
大塚国際美術館
Jacket:Yanuk
One-piece:RALPH LAUREN
Belt:RALPH LAUREN
Necklace : Hermes
家族で楽しむアートの旅

もちろん、アートというと大人のためだけと思いがちですが、この美術館は子どもたちも一緒に楽しめる場所。

「静かに鑑賞」「線から近づいたらダメ!」など普通の美術館はこどもにとっては苦痛
もちろん大声をだしたり触るのは許されませんが、広大な展示スペースなので、
どんな名画だとしてもお客さんが混雑することがなく、ゆったり見て回れます。
大塚国際美術館
大塚国際美術館では、名画を陶板に焼き付けて再現しています。
陶板とは、陶器の板に絵画を焼き付ける技術のこと。通常の絵画と違って、耐久性が高く、長期間保存できるという特長があります。

焼き付ける際には、色を重ねながら焼き、細かいディテールを再現するため、陶板の表面に微細な凹凸をつけて絵の質感を表現します。
これにより、画家たちの筆致や色合い、光の表現まで忠実に再現されるんです。

この技術で再現された名画は、実物に負けないほどの迫力と美しさを持っており、絵画に込められた情熱やエネルギーがしっかり伝わってきます。
秋のアートトリップ大塚国際美術館へ_1_5
ミレー作「オフィーリア」 よく子供がお風呂で眠たくなって、浮かぼうとするので、「オフィーリア禁止!」といいます(笑)
家族で、アートを楽しむのが週末の我が家の朝の習慣。

「美の壺」「日曜美術館」や子供たちがお気に入りの「猫の目美術館」などアートを題材にしたテレビ番組をゆったり見るのが楽しいんです!

ルネッサンス絵画ゾーンは子どもが知っている絵も沢山
大人も美術番組で語られる絵の裏側(歴史的背景)も含めて楽しく鑑賞できます。
大塚国際美術館
この表情は真似できない
大塚国際美術館
こんな楽しいフォトスポットもあります ターバンの先がマントに巻き込まれてしまっているのが残念、、
大塚国際美術館で素晴らしいと思ったのは、名画が持つ永遠性とその“手が届くような距離感”。

通常、私たちは美術館に行くと、作品に近づくことができるものの、実際に触れることはできません。
ここでは陶板に焼き付けられた名画を、まるで自分がその世界に入ったかのような感覚で鑑賞できる。

モネの睡蓮や、ダヴィンチの最後の晩餐は、まるでその場に自分が立っているような錯覚を覚えるほど、迫力満点です。
  • ゴッホ

    ヒマワリ

  • 秋のアートトリップ大塚国際美術館へ_1_8-2

    6枚のヒマワリのなかで好きな一枚で

ゴッホの「ひまわり」―実は7枚もあった!?

みなさん、ゴッホの「ひまわり」実は7枚もあるって知っていましたか?
あの鮮やかな黄色でおなじみのひまわり、実は7枚のバージョンが存在したんです。

でも、1枚は第二次世界大戦の空襲で焼失してしまったとか。
今現存しているのは6枚を見比べられるのはここだけ!!

贅沢な空間です
秋のアートトリップ大塚国際美術館へ_1_10
館内は暖かくて、ジャケットもいらないくらいです
大塚国際美術館は、
「芸術の秋を家族で楽しみたい」
「旅行気分でアートに浸りたい」
そんな方にぴったり。

広大な館内は、一度では巡りきれないほど。
また季節を変えて訪れたい、そんな特別な場所です。
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