玄関やリビングに…お客さまを出迎える花の飾り方【花生師・岡本典子さんに教わる"花あしらい”】
年末年始に向けて、ゲストを迎える機会も増えてきたのでは? 今回は人気の花生師・岡本典子さんに、一年の節目にふさわしい花あしらいのコツを伝授していただきました。
お客さまを出迎える花はインパクトを大切に
玄関やリビングにつながる空間に生ける花は、“ようこそ!”という思いを表現したい。「それには第一印象のインパクトが大事。アンティークカラーの大きな紫陽花など、何かひとつ目をひくような花材を入れるのも方法です」。紫陽花、ヘプタコディウム、ブルーアイスなど、ボリュームがある花材を低く生けて、赤紫色の実がついたシンフォリカルポスをのびやかに生ける。「シンフォリカルポスのツヤのある実と、起毛したテキスタイルのようなグレビレアゴールドの葉をあしらいました。色みだけでなく、違う質感を合わせると奥行きのある表情に」。
[花材]
紫陽花、シンフォリカルポス、ヘプタコディウム、グレビレアゴールド、ブルーアイス、ユーカリ
リビングの花はリラックス感を生み出して
「リビングには、ボリュームも花材の種類も抑えたものを。そうすることで、圧迫感のない、リラックスした雰囲気をつくり出します」。直線的な2つのガラスの器にチョコレートコスモスやスプレーバラ、アンスリウムを、余白をつくるように挿し、キャンディのような実がついたスズメウリの蔓で2つの花器をつなぐ。「ひとつの花器で完成を目ざすとむずかしい花材や組み合わせでも、花器を2つ使うとバランスがとりやすくなります」。
[花材]
スズメウリ、チョコレートコスモス、アストランティア、アンスリウム、スプレーバラ
岡本典子
おかもと のりこ●’75年、東京都生まれ。花はな生いけ師し 。テレビや雑誌の装花やスタイリングなどを手がける。東京・世田谷にオープンしたアトリエ「Tiny N Abri」で不定期にレッスンを開催。著書に『はじめてのスワッグ』(文化出版局)など。
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