テーブルを華やかに彩る大人の特別感「洋食器とカトラリー」

心にも時間にも余裕ができた昨今、上質で特別感のある洋食器は「やっぱりいい!」と改めて感じる。話題のレストランも、老舗ブランドの洋食器を使う店が多く現れ、その魅力が見直されている。今年は新しいアイテムを投入して、食卓にワクワクするような非日常感を演出したい。

 

 
①最上級の洋食器

Hermès(エルメス)

最上級の遊び心を食卓に

クオリティの高さはもちろん、上質な大人の遊び心がふんだんに発揮され、ファッション業界をはじめ、ファンの多いエルメスのテーブルウエア。新作「イポモビル」は陽気で食卓が楽しくなるコレクション。

エルメス

2021年に発表された、ティータイムのためのコレクション「イポモビル」。イポ(hippos)はギリシャ語で馬を意味し、背の長い馬が3枚のプレートに横断して描かれていたり、騎手の着衣を思わせるカラフルでグラフィカルな絵柄が目をひく。カレやホームコレクションも手がけるアーティスト、ジャン=パオロ・パニがデザイン。

最上級の遊び心を食卓に

「イポモビル」デザートプレート(φ21㎝)各¥19,250・ティーカップ&ソーサー ¥28,600/エルメスジャポン(エルメス)

最上級の遊び心を食卓に

ティーポット¥81,400・ティーカップ&ソーサー ¥28,600・クリーマー¥31,900・「オズレ」トレー(41×33㎝)¥147,400/エルメスジャポン(エルメス)

最上級の遊び心を食卓に

「デルタ」ベース¥437,800/エルメスジャポン(エルメス) ※価格はすべて参考価格

Ginori 1735(ジノリ1735)

再注目されるイタリアの粋

クラシックでどこか懐かしさを感じる柄と、イタリアらしい洗練された独特の色使いが新鮮なジノリ。グッチとのコラボも話題になった最注目ブランド。

Ginori 1735(ジノリ1735)
「オリエンテイタリアーノ」は、過去のデザインアーカイブから着想を得て、カーネーションをモチーフに現代に蘇らせた、ジノリ1735を代表するコレクションのひとつ。カラーバリエーションが豊富にそろい、1色でそろえても、色違いで組み合わせるのも楽しい。和洋中の料理や器に合わせられそうな、オリエンタリズムを感じるデザインが魅力。
[下から]「オリエンテイタリアーノ」アルプス プレート(φ27㎝)¥11,000・バリオ プレート(φ21㎝)¥9,900・アルプス ピクルスオーバル(22㎝)¥14,850・バリオ ピクルスオーバル(22㎝)¥14,850・バリオ プレート(φ27㎝)¥11,000・アルプス プレート(φ21㎝)¥9,900/リチャード ジノリ・アジアパシフィック(ジノリ1735)

J.L Coquet(ジャン ルイ コケ)

料理が映えるニュアンスカラー

世界の名だたるレストランやシェフから支持されるジャン ルイ コケのプレート。人気の「エミスフェール」シリーズは、料理が映える、ニュアンスのある絶妙な色がそろう。

J.L Coquet(ジャン ルイ コケ)
陶磁器で名高いフランス・リモージュ市近くの村で1824年に創業したジャン・ルイ・コケ。リモージュ産の土を独自に配合し、美しく高貴な白を生み出す技術でフランス政府から無形文化財企業として認定されている。
「エミスフェール」ディナープレート(φ27㎝)カーキ¥14,080・ディナープレート(φ27㎝)ヴァニラ¥14,080/アオセフランス(ジャン・ルイ・コケ)
パスタプレート(φ24㎝)ヴァニラ¥14,080
パスタプレート(φ24㎝)ヴァニラ¥14,080  その他/スタイリスト私物

Bernardaud(ベルナルド)

ノスタルジーのあるかわいさ

家族そろって食事をする日曜日をイメージし、アーカイブをもとに新たにデザイン。ブルーの愛らしいローズがさわやかに描かれた「ブロカント」シリーズ。

Bernardaud(ベルナルド)
1863年に創業のリモージュを代表する磁器ブランド、べルナルド。「ブロカント」シリーズは洗練された中にも懐かしさとぬくもりが感じられ、日々の食卓を優雅に演出してくれる。
「ブロカント」デザートプレート(φ21㎝)各¥8,800・「ソル」ラウンド タルトプラター(φ32㎝)¥53,900/ベルナルドジャパン

Gien(ジアン)

再注目されるフランスの粋

心浮きたつプレートいっぱいの花模様。食卓はもちろん、気持ちまで明るくなりそうなプレートを主役に、大人の女子会はいかが。注目レストランやカフェでも使用され、人気急上昇中。

Gien(ジアン)
1821年、パリの南にあるロワール河岸の町、ジアンで創業されたファイアンス焼の陶器ブランド、ジアン。高級感あふれるハンドペイント品から、デイリーに活躍するカジュアルシリーズまでと幅広いコレクションをもつ。ブランドを代表するフローラルシリーズから新しく誕生したのが、こちら。詩を意味する新シリーズ「ポエジー」は、可憐な野の花がたっぷりと描かれた華やかなデザイン。一枚でもテーブルがパッと明るくなり、会話もはずむ。
「ポエジー」デザートプレート(φ23.2㎝)各¥8,250/イクス(ジアン) その他/スタイリスト私物

 
②カトラリー名品5選

2つ目、3つ目のカトラリーなら、使い勝手はもちろん、使うことで気分が高揚するような美しいものを選びたい。卓上のアクセサリーのような感覚で、お気に入りを見つけて。

1.Christofle(クリストフル)

さすが老舗の収納した姿も美しいセット

シルバーのカトラリーで有名なフランスの老舗、クリストフル。実はステンレスのカトラリーも豊富にそろう、人気のアイテム。ケースも美しいセットなら、キッチンや食卓に置いて愛(め)でたくなる。

Christofle(クリストフル)
部分的に木があしらわれたモダンで美しいケースに、6人用ステンレスカトラリーが収められたセット「エッセンシャル」。シンプルで使いやすいデザインのテーブルフォーク、同ナイフ、同スプーン、コーヒースプーンが6本ずつ入っている。日々の食卓はもちろん、カジュアルなホームパーティにもケースごと出しておけばOK。好きなときに勝手にとって使え、これひとつあるだけで卓上がぐっと華やかになり見栄えする、人気のセットだ。
「エッセンシャル」6人用カトラリーセット(24ピース)¥99,000/クリストフル青山本店 その他/スタイリスト私物

2.Ercuis(エルキューイ)

シンプルで飽きのこない、長く愛せる名品

世界中のホテルやレストラン、オリエント急行の食堂車でも愛用されるエルキューイのカトラリー。レストランで使用し、その使い心地のよさから家庭用に購入する人も多いという人気の「シテュー」。

Ercuis(エルキューイ)
テーブルスプーン¥8,690・テーブルナイフ¥11,550・テーブルフォーク¥8,690/エルキューイ・レイノー青山店

3.Mepra(メプラ)

Mepra(メプラ)

気分を変えるなら注目のゴールドを

イタリアのメプラは独自の加工技術と高い強度が特徴のブランド。なかでもシンプルモダンなデザインの使いやすい「リネア」シリーズはイタリアでも人気。近年注目のツヤ消しゴールドをはじめブラック、ブロンズもそろう。
「リネア」ICE×GOLD テーブルスプーン¥6,820・テーブルナイフ¥10,230テーブルフォーク¥6,820/ニッコー

4.BERTI(ベルティ)

BERTI(ベルティ)

皿の上にスッと立つ、流線のフォルム

刃物で有名な街、イタリア・トスカーナ地方のスカルペリアで職人により手作りされ、極上の切れ味を味わえるテーブルナイフ。鎌倉のイタリアンレストラン、『オルトレヴィーノ』で実際に使っている人気のナイフをオンラインショップで販売。

「ベルティのナイフ」レッド 木箱入り6本セット¥52,800/オヴンクエ

5.Georg Jensen(ジョージ ジェンセン)

Georg Jensen(ジョージ ジェンセン)

卓上に宝石のようなときめきを

スターリングシルバーのカトラリーは、まるでジュエリーのような端正な美しさ。[右から]「コンチネンタル」ペストリーフォーク¥23,100・「ベルナドッテ」ペストリーフォーク¥21,450・「エーコン」ティースプーン(S)¥20,900・「ピラミッド」ティースプーン(S)¥18,700・「コンチネンタル」ティースプーン(S)¥19,800・「ブロッサム」ソルトスプーン(オーダー品)¥55,000/ジョージジェンセンジャパン(ジョージジェンセン)

 
③素敵なあの人の洋食器

シンプルで合わせやすい柄を(スタイリスト 青木貴子さん)

スタイリスト 青木貴子さん

スタイリスト 青木貴子さん

スタイリスト、ファッションディレクターとして雑誌、広告などで活躍。料理好きが高じて、レシピ本を出版した経験も。古伊万里をはじめとする和食器や洋食器と器選びのセンスも抜群。

洋食器の力を借りて非日常の特別感を味わう

自他ともに認める料理好き、そして器好き。そんな青木さんのご実家の食器棚には、物心ついたころから洋食器がセットで並んでいたという。

洋食器の力を借りて非日常の特別感を味わう
「愛用している洋食器は、実家から少しずつ譲り受けたものがほとんど。ブランドはさまざまですが、シンプルで比較的珍しい柄が多いかもしれません。可憐なロイヤルウースターのティーセットは、まるでイギリスのおままごとセットのようで、使うたびに優雅な、幸せな気持ちになれます。ふだんは食器棚に飾り、愛でて楽しんでいます。人をお招きして料理をふるまうときに洋食器は大活躍。ジノリの四角いプレートにオードブルを盛り合わせてお出ししたり。それだけで非日常のおもてなしの雰囲気が出て、食卓が華やぐ。洋食器は和食器とはまた違う、特別感を演出することができると思います」
パリのディオール本店で、ひと目惚れをしたというガラスのボウル
パリのディオール本店で、ひと目惚れをしたというガラスのボウル。外側がシルバー、内側がゴールドで、サラダやお鍋の具材などを盛りつけるのにぴったりだとか。
ジノリの四角いプレートはオードブルを盛ったり、
ジノリの四角いプレートはオードブルを盛ったり、小皿を置いてトレイとしても使えおもてなし時に大活躍。実家にはこのシリーズがフルセットであるとか。
ヘレンドの「インドの華」のプレートは、あまり主張せず、和洋に合う使い勝手のいい一枚。サラダにお菓子と何を盛っても映える。
ヘレンドの「インドの華」のプレートは、あまり主張せず、和洋に合う使い勝手のいい一枚。サラダにお菓子と何を盛っても映える。
アネモネの花が描かれた可憐なロイヤルウースターのティーセット。
アネモネの花が描かれた可憐なロイヤルウースターのティーセット。蓋にはアネモネが立体的にあしらわれている。ふだんはアルフレックスの食器棚に並べて収納。
ジョージ ジェンセンのティースプーンとケーキフォーク。
ジョージ ジェンセンのティースプーンとケーキフォーク。銀をたたき出したような風合いのある、美しいフォルムのカトラリー。

遊び心のある大胆な絵柄を楽しむ(マディソンブルー ディレクター 中山まりこさん)

マディソンブルー ディレクター 中山まりこさん

マディソンブルー ディレクター 中山まりこさん

マディソンブルー ディレクター・デザイナー。スタイリストとして活躍後、「マディソンブルー」をスタート。幅広い年代から絶大な支持を得、服・ものを通してスタイルの提案をしつづける。
撮影/YOSHIYUKI NAGATOMO

少しずつ違うものを組み合わせる楽しみも

手がけるブランドはもちろん、ご自身のまとうファッションから自宅インテリアにいたるまで、抜群の審美眼、センスを発揮する中山さん。選ぶ器にもただならぬこだわりが。

「和食器と違い、洋食器は形のバリエーションが少ないぶん、絵柄で遊びを取り入れています。プレート全体に絵が描かれていたり、食べ終わると絵が現れるようなものが好きですね。旅先やアンティークショップで購入したり、インスタで見つけた古い器にひと目惚れをし、現地の知人に頼んで手に入れたことも。古いものも現代のものも、手に入れたらふだんからどんどん使います。古いものは重さも心地よく、使っていて気持ちがいいですね。おもてなしのときはあえてひとりずつ違うグラスやカトラリーでお出しすることも。プレートも一枚ずつ違う絵のものを選んだり、少しずつ違うものが並んでいるのが好き。そのほうが食卓も楽しくなる気がします」

センスを発揮し、合わせの妙を楽しむ。大人ならではの粋な遊び心だ

何度も旅をしたモロッコで出会った器たち。
何度も旅をしたモロッコで出会った器たち。無地の器はタムグルートで、柄の器はフェズで購入。日本に持ち帰り、食卓に並べてみたらすごいパワーを感じたそう。トワルドジュイのランナーは目黒の『マ・ムール』で購入
]フランス、オー・バン・マリーのアンティークのプレート。 フランス、オー・バン・マリーのアンティークのプレート。
フランス、オー・バン・マリーのアンティークのプレート。躍動感あふれる魚が大胆に描かれ、一枚ずつ絵が異なる珍しいもの。真鍮と銀のコンビのサーバーはピュイフォルカのアンティーク
ディオールのプレートも一枚ずつ絵が異なり、並べるだけでも楽しい。
ディオールのプレートも一枚ずつ絵が異なり、並べるだけでも楽しい。
バカラとサンルイのアンティークグラス。
バカラとサンルイのアンティークグラス。シャンパンをエレガントに飲みたいと、背が低く飲みやすいゴブレットを収集
「意外に小さくてびっくりした」というラギオールのパリ・シテ島のお店。そこで出会ったデッドストックのカトラリーは、柄に木肌の美しい柘植(つげ)の木があしらわれている
「意外に小さくてびっくりした」というラギオールのパリ・シテ島のお店。そこで出会ったデッドストックのカトラリーは、柄に木肌の美しい柘植(つげ)の木があしらわれている
ひと目惚れをしたディオールのプレート。
ひと目惚れをしたディオールのプレート。「毎シーズン、コレクションのテーマに合わせてデザインされた器がとても素敵なんです」。トマトのコンポートを盛ったグラスは、バカラのアンティーク。カトラリーはアスティエ ド ヴィラット

 
④素敵なレストランの器「注目の3軒」

最近、レストランでの器事情が少し変わりつつある。華やかな器使いは、おいしい時間をより豊かにしてくれるのはもちろんのこと、自宅でのコーディネートの参考にも。味よし、器よし、インテリアよしの三拍子そろった、今注目の3軒をピックアップ!

1.Gucci Osteria da Massimo Bottura Tokyo(グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ)

グッチの世界観を器で味わう

「グッチ」とミシュラン三ツ星に輝き、世界ベストレストラン50で2度世界一に選出されたマッシモ・ボットゥーラシェフとコラボしたレストランでは、空間や器はもちろん、サービスまでがグッチの世界観で彩られている。「日本の食材を取り入れながら、イタリアの文化を表現したい」と話すアントニオ シェフの料理を引き立たせるのが、グッチ オステリアならではのジノリ1735製の器。大人ロマンチックな世界を「食と器」で体感できる。

グッチの世界観を器で味わう
「和牛 ミラノ風」。牛肉を片面だけフライにし、片面をミラノ風カツレツに仕立てた一品。同タイプのテーブルウエアはレストラン限定だが、グッチ公式オンラインショップgucci.comの、グッチ デコール コレクションにてテーブルウエアも購入できる
天気のよい暖かい日はルーフトップテラスでアペリティーヴォやバータイムを
天気のよい暖かい日はルーフトップテラスでアペリティーヴォやバータイムを。緑に囲まれた心地よい空間。手前にはバーも
「パンナコッタ 柚子のジュレと白エビ添え」。
「パンナコッタ 柚子のジュレと白エビ添え」。パンナコッタを前菜に応用した遊び心あふれるひと皿。甘エビの卵のブルーを生かした盛りつけ
バタフライのモチーフがデザインされた器には「サバ ナポリから東京へ」。
バタフライのモチーフがデザインされた器には「サバ ナポリから東京へ」。熟成サバをスティックセニョールとともに
「Room of Mirrors」と名づけられた美しいプライベートダイニング。
「Room of Mirrors」と名づけられた美しいプライベートダイニング。グッチ デコール コレクションのウォールペーパーで装飾された壁にヨーロッパのアンティークミラーが
イタリア ルネサンスとグッチの折衷的な美学を取り入れた店内
イタリア ルネサンスとグッチの折衷的な美学を取り入れた店内
1階の専用エントランスからの歩廊はミステリアスな雰囲気が気分を上げてくれる
1階の専用エントランスからの歩廊はミステリアスな雰囲気が気分を上げてくれる
アントニオ・イアコヴィエッロ氏。
アントニオ・イアコヴィエッロ氏。数々の名店を経て、昨秋に同店のヘッドシェフに就任

DATA

東京都中央区銀座6の6の12グッチ並木4F

☎03・6264・6606

ランチ 月〜土曜11:30〜14:30、日曜11:30〜15:30、ディナー 月〜土曜18:00〜23:00、アペリティーヴォ 月〜土曜16:00〜18:00、バー 月〜土曜18:00〜23:00(テラス席のみ、雨天・季節によって中止)

不定休

2.Ogasawara(オガサワラ)

力強い料理にドイツ名窯の器を

食通の間で評判の、一日1組限定の隠れ家レストラン。フレンチとイタリアンを融合させ、食材や調味料の組み合わせで食べ手をはっとさせる。力強い料理を受け止めるのが、「マイセン」の器。200年前のアンティークさえ、惜しげもなく使う。「骨董の風合いが、食卓に『格』を与えてくれます。料理を飾り立てない主義なので、かわりに器が華やかさを演出してくれています」とシェフ。

レストラン「オガサワラ」の力強い料理を受け止めるマイセンの器
「燻した関さばと桜肉のタルタル」。馬肉は塩麴でマリネ、鯖は燻製に。ナッツとスパイス、ビネガーのジュレ仕立てと。器は「インドの華」
「柿右衛門」などシノワズリなものや、「マイセンフラワー」など、
「柿右衛門」などシノワズリなものや、「マイセンフラワー」など、カップ&ソーサーも加えて幅広く収集
「あいち鴨の炭火焼き」。炭火で仕上げた鴨に、たまりじょうゆとシェリービネガーのソース。器は「ワインリーフ」
「あいち鴨の炭火焼き」。炭火で仕上げた鴨に、たまりじょうゆとシェリービネガーのソース。器は「ワインリーフ」
「噴火湾の毛蟹と焼きたてのアップルパイ」。紅玉と金時いもをバターソテーし、塩味で仕上げたものをパイ仕立てに。毛蟹の甘みと。器は「フルーツ」シリーズ
「噴火湾の毛蟹と焼きたてのアップルパイ」。紅玉と金時いもをバターソテーし、塩味で仕上げたものをパイ仕立てに。毛蟹の甘みと。器は「フルーツ」シリーズ
レストラン「オガサワラ」

DATA

東京都新宿区荒木町6の39 GARDEN TREE B1

☎03・3353・5035
16:30〜23:00 不定休(完全予約制)

おまかせコースのみ¥16,500〜

3.Saucer(ソーセ)

「ジアン」の器でコースに緩急を

ソースが主役の料理が味わえる、看板のないフランス料理店。ミニマルな店内には、よい意味での緊張感が漂う。そんな空気をやわらげているのが「ジアン」の器たち。素材に特化し、シンプルに仕上げるほど料理に無国籍感が出てきてしまうので、フランスの器を使うことで、フランス料理であることの演出効果が、と郡司一磨シェフ。

フランス料理店「ソーセ」
「小形牧場牛フィレ肉のロースト ソースボルドレーズ」。雪割草が上品なタッチで描かれた「アリス」で
「タルトタタン アールグレイのアイス」を「オワゾ・ブルー」に
「タルトタタン アールグレイのアイス」を「オワゾ・ブルー」に
シンプルなものから華やかなものまで20種ほどの「ジアン」をそろえる
シンプルなものから華やかなものまで20種ほどの「ジアン」をそろえる。左上のスープ皿のみスージー・クーパーのもの
フランス料理店「ソーセ」

DATA

東京都渋谷区恵比寿西2の7の10恵比寿第3 B1

☎03・6712・7713
18:00〜20:30(LO)㊡日曜

コース¥16,500、ワインペアリング¥8,800、グラスワイン¥1,760(サ別)

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