[韓チャンネル]【前編】あなたの“あの頃”に響く、ドラマ「“応答せよ1988(原題)」

2016年8月28日
韓国で絶大な人気を誇ったドラマが、待望の日本初放送。現代を生きる私たちの胸に眠っているものが呼び起こされるかも。
最高視聴率視聴率“19.6%”。韓国ケーブルドラマの歴史を塗り替えている“応答せよ”シリーズの第三弾「応答せよ1988(原題)」が、ついに6月15日からMnetで日本初放送される。
本シリーズ全てに共通しているのは、ヒロインの夫探しを軸に、登場人物たちの青春時代を通して愛と友情を描いている、というもの。今回の「応答せよ1988(原題)」の舞台は1980年代だ。ソウル市双門洞(サンムンドン)の同じ路地に暮らす5つの家族たちの日常から、人情に溢れていた“あの頃”を映し出す。公園や路地で日が暮れるまで遊んだ日々。携帯電話も、ノートPCもなかった時代を、一緒に駆け抜けた5人の同い年の幼なじみたち。幼い頃から家族同然に過ごしてきた5人は、いつしかその関係を少しずつ変化させていく。

ヒロインのドクソンを務めるのは人気ガールズグループ、Girl's Dayのヘリ。また。彼女の幼なじみ役はイ・ドンフィ(ドンリョン役)、リュ・ジュニョル(ジョンファン役)、コ・ギョンピョ(ソヌ役)、パク・ボゴム(テク役)の4人が演じる。そして、ドクソンの両親役には“応答せよ”シリーズの看板俳優であるソン・ドンイル、イ・イルファが。ベテラン&新人俳優を、まさに適材適所に配置して、笑いあり、涙ありの家族ドラマに仕上げている。

韓国ドラマと聞くと、主人公が難病に侵されたり、恋人が生き別れた兄弟であったり、とドロドロ系の展開を想像しがちだが、本シリーズに、そんな刺激的なスパイスは使われていない。徹底した時代考証と上質なコメディセンス、選びぬかれた感動的なセリフ満載の脚本といった天然の素材で独自の世界観を作り上げている。それに加え、今回の「応答せよ1988(原題)」は、これまでのテーマである“友情”と“青春”に、より温かく、より深みのある“家族の物語”という新しいスパイスを投入したのだ。めまぐるしく移り変わる時代を強く、明るく生きる家族たち。その笑顔の裏側をも、しっかりと描いている。三姉弟の長女の孤独や次女の寂しさ、一人っ子の切なさ、父親や母親を早くに亡くした子どもたちの健気さ。そして、子にそんな思いをさせてしまっている親の申し訳なさ……。5家族のエピソードを多面的に描くことによって、胸を打つ感動的な物語に仕上がった。

誰もが“あの頃”を持っている。本作は、2016年を生きる私たちの胸に眠っている、愛しくて懐かしい感情を呼び起こすに違いない。

後編は、本作でヒロインの幼なじみであり、天才棋士テク役を演じた俳優パク・ポゴムさんのインタビューを掲載します。
【番組情報】
ドラマ「応答せよ1988(原題)」
■CS放送 Mnet 
本放送:(水)(木)22:00~23:40
再放送:(木)(金)8:00~9:40、(日)9:00~12:20(2話連続放送)
© CJ E&M CORPORATION, all rights reserved.
文/中川 薫

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