漫画LOVERが本気で選ぶ!笑って泣ける、コミックエッセイ 五選

気になる"未経験事"をリアル体験したいなら、コミックエッセイにまさるものなし。エクラ世代の漫画好きたちが、夫婦や子育てに関する名作をピックアップ!
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1.『お互い40代婚』
作者のたかぎさんが、ひとりで暮らす
日々を描いていたころからのファン。そんな彼女が結婚→お母さんに(勝手に感慨深い)。出てくる人はみんないい人で、出てくるごはんはおいしそう。普通の日常、最高! (関さん)

¥たかぎなおこ (KADOKAWA ¥1,100)
2.『妻に恋する66の方法 3』
中年漫画家の「僕」が、「え、そこも!?」という意外な視点で妻(もっちり体型)のかわいさ、すごさを延々語る……のが心地よし。結婚生活が長くなると忘れがちな、"好きだから結婚した"気持ちを呼び起こす。(門倉さん)

福満しげゆき (講談社 ¥590)
3.『ダーリンは72歳』
破天荒なふたりのなかなか異常な結婚生活。なのに気づけばホロリ。70歳の巻では、高須先生が残された人生の短さに思いを馳せ、悪いところは直すからすぐいってと西原さんに呟くシーン、涙腺崩壊。けなげ! (関さん)

西原理恵子 (小学館 ¥1,000)
4.『カルト村で生まれました。』
「所有のない社会」を目ざすカルト村で生まれ、両親と離され、労働、空腹、体罰があたりまえの暮らしを送った主人公。へーへー、ほおおと知らない世界が広がり、深く読んでも浅く読んでも興味深い! (福田さん)

高田かや (文藝春秋 ¥1,000)
5.『よんこまのこ 6』
漫画家一家の子供観察日記ですが、おもしろいのはダンナさんが描いているところ。4コマ作家さんゆえか、毎回ちゃんとオチがあり、大変なことも多いはずなのに、ほぼ笑いへ昇華しているのもすごい。(田中さん)

重野なおき (竹書房 ¥1,000)
おすすめしてくれた、漫画LOVERSのみなさま
門倉紫麻さん(漫画ライター)
メディアで漫画に関する記事を企画&執筆中。公私にわたり深い漫画愛を育む。文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査員。

渡邊麻実子さん(主婦)
ふだんは青年漫画誌に夢中。闘病など閉塞感を伴うテーマを、小気味よく突破してくれるコミックエッセイの存在をリスペクト。

中田涼子さん(フラワースタイリスト)
娘の子育て中、読んで参考にしたコミックエッセイは数知れず! 最近は漫画を夫とシェアしてコミュニケーションツールに。

エクラ副編O
コミックエッセイはエクラ世代の作家が多いので、気になるものがあれば即買い。SNS上の漫画情報も常にチェック。

福田里香さん(お菓子研究家)
著書『まんがキッチン』『まんがキッチン おかわり』では、愛する漫画の世界をスイーツで表現。人気漫画家との対談も収録。

森井ユカさん(立体造形家)
粘土を使ったキャラクターデザイン、漫画のキャラの企画・立体化を手がける。雑貨コレクター。漫画家たちとの交流も深い。

関 好江さん(お笑いコンビ・ボルサリーノ)
料理と漫画が大好き。森三中やオアシズなど、関さんのごはんを食べた者は全員出世。著書に『食べると人生が変わる! 開運飯』。

田中香織さん(書店員)
ジュンク堂書店時代は、名物書店員として数々のメディアで注目漫画を紹介。現在はネット書店TORICOにて仕入れを担当中。

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