美しいものを求めて アートに触れる白金の散歩スポット五選

趣のある古くからの商店街がちらほら残る、白金エリア。美術館を中心に、ギャラリーや工芸店、レストラン、焼き菓子屋さんと、魅力が詰まった秋のアート鑑賞に適した散策スポットをご紹介。

2.使い方も積極的に提案する、白金の新しい工芸店 雨晴(あまはれ)

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手にとっているのは、大阪の和泉市で活動するガラス作家・辻野剛主宰の「fresco」の作品。手仕事ならではのニュアンスと気軽に取り入れやすいプロダクト感の両立は、’50年代のフィンランドのガラスのよう
’15年の冬にオープンした、日本の美しい暮らしの道具を集めたコンセプトショップ。「雨の日も晴れの日も心からくつろげる暮らし」にふさわしい、食器、茶器、酒器など食卓を彩るものを中心に、花器、盆栽なども扱う。セレクトはすべて主人の金子憲一さんが行っており、定期的に作り手を招いて、ワークショップや暮らしの楽しみ方を提案している。10/7より唐津の土屋由起子の個展を開催。絵付け教室も予定している。
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    沖縄の気候は、漆の乾燥に最適といわれる。輪島で修業した夫妻の工房「木漆工とけし」の漆器。椀が各¥10,000。下段は、唐津で活躍する土屋由起子の平鉢(6寸¥8,000)と四方皿(¥3,500)。どちらもシンプルで使いやすい

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    沖縄の工芸作家の作品が多いのは「雨晴」の特徴のひとつ。そのいずれもが、ことさら民芸風の素朴さを強調するのではなく、土地の素材を使い、今の暮らしに取り入れやすい造形になっている。色鮮やかな茶碗は、古い湧田焼の「マカイ」をベースにしたもの。壹岐幸二作。¥3,000 

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器好きならついつい長居してしまう、品数の豊富さ。唐津の岡晋吾の磁器、沖縄のおおやぶみよのガラスなど地方の人気作家だけでなく、大黒屋の江戸木箸など東京の名品もそろう
●東京都港区白金台5の5の2 
☎03・3280・0766 
11:00~19:30 
㊡水曜
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