実は女性以上に大変!? 夫の更年期・対策編 【日常生活や夫婦の対応法】

2018年8月18日
男性ホルモンは徐々に減少することや、ストレスなどで大きく減ってしまう場合もあることを知り、対策を考えることが必要。日常生活で男性ホルモンを増やす方法や、夫婦の時間の持ち方で気をつけたいことをご紹介します。

男性ホルモンは健康に生きるためのホルモン

男性の40〜50代は働き盛り。一方で無理がきかなくなってくる時期でもある。「疲れたなあ」「なんとなく調子が悪い」。夫に、そんな口癖が増えてきたら、男性更年期障害の疑いが。
「男性の場合、性ホルモンがガクンと減ることはあまりありません。それでもストレスなどがトリガーとなり、男性ホルモンが大きく減ってしまうと、心身に深刻な影響が出てきます。朝起きられなかったり、うつ病のようになったり、突然冷え症になったり。これこそが、男性にもある更年期障害、LOH症候群です」と小林一広先生。
 男性ホルモンは、性機能だけでなく、骨や筋肉の維持、肥満の抑制、動脈硬化予防、うつ症状の抑制など、全身の健康に関与していることが、近年わかってきた。
「充実した人生を送るためにも、男性は男性ホルモンを高く維持することを目ざすべき。まずは男性更年期にも治療法があることや、どうしたら男性ホルモンが増えやすく、減りやすいのかなど正しい情報を知ることが大切です。ただし、不調のすべてが更年期の症状とはかぎりません。検診など、健康チェックを欠かさないことも大切ですね」

【対策編】

Q1.夫に受診してもらいたいとき、どこをすすめたらいいでしょうか?

A.泌尿器科または、最近増えてきているメンズヘルス外来をすすめましょう。

「通常、泌尿器科で診てもらえますが、男性は自尊心が強いので病気と決めつけられるのはいやがるもの。まずはネットで公開されているセルフチェックをすすめてみるのもいいですし、または、健康診断のつもりで、メンズヘルス外来をすすめるのも手。男性更年期障害のチェックや血管年齢検査などトータルで男性の健康を診るドックなどもあり、メンズヘルスクリニック東京でも『男性力ドック』を実施(初回¥32,400)しています(www.menshealth-tokyo.com)

Q2.LOH症候群と診断されたらどのような処置がされるのですか?治療で治るものですか?

A.生活指導も行いますが、治療ではテストステロン補充療法が効果的です。

「生活指導、漢方薬、ホルモン補充療法などで治療をしていきます。ED(勃起不全)にはバイアグラなどの勃起補助薬を使いますが、血管機能改善やテストステロン値を上げる働きも期待できます。重症の場合は、ホルモン補充療法が有効。現在、日本で保険適用が認められているのは注射のみ。ただ、打って3日後ぐらいから体内血中濃度が下がっていくので、当院では注射に加えて自宅で使用できる塗り薬(自費)を処方しています。ホルモン補充療法を行うクリニックは限られるので、事前にネットなどで調べるとよいでしょう」

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