家族や友人にまごころを送りたい! 心温まる“一筆箋” 【プライベート編】

Eメール全盛の昨今、受け取るといっそううれしくなるのが手書きのメッセージ。そんな中、手紙ほど重苦しくなく、気軽に使えるという理由で愛用者が増えている「一筆箋」。家族、友人、習い事の先生などに添えるちょっとしたメモも、立派な一筆箋のひとつです。心温まる文例を専門家がシチュエーション別にご紹介。

【プライベート編】

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友人から借りた写真集を返すときに
【POINT_1】
親しい関係の相手なら、変型の一筆箋を使うほうが楽しい。耳を少し出すなどして本にはさむのもよし。友人あてなら、相手も自分も下の名前でOK。

【POINT_2】
「ありがとう」の中身や、感想を書き添えると、実感がより伝わりやすくなる。最後は、借りたことへの返礼になるような誘いや提案などで結ぶとベター。
きもの好きの義理の母の誕生日祝いに添えて
【POINT_1】
ワンポイントの柄で少し柔らかく、きもの好きな人には、和の雰囲気の絵柄が入った一筆箋で。季節感のあるものも良好。

【POINT_2】
選んだ理由、エピソードも大切。趣味に合わせた小物で、しかも孫と一緒に選んでくれたという点もうれしいはず。

ママ友に送る旅のパンフレットと一緒に
【POINT_1】
手短なメッセージなら、小さなカードに書いてクリップどめしても。花柄は女子の王道。「こんなのあるんだ」といってくれる相手なら、ナンシー関のイラスト柄も味わい深い。

【POINT_2】
短いながらも、「あいさつ/本文/結び」の定型を踏まえた例。つい本心から「取り急ぎ送ります」と書きがちだが、ポジティブな言葉で結んだほうが「ナイス幹事!」と好印象に。

もっと一筆箋上手になるために「響きの柔らかい言葉を使う」

ほどほどの距離感の人には、ていねいな言葉を使いたいもの。定番表現も、柔らかな言葉を選ぶとより女性らしい。
気分が上がる → 気持ちが華やぐ

うれしいです → うれしく思います

楽しみにしています→ 心待ちにしています

ご自愛ください→ お体、おいといください
教えてくれたのは…
手紙文化振興協会代表理事
むらかみかずこさん

新聞・雑誌等を通して、心が通じる手紙の書き方や楽しみ方を発信するとともに、手紙の書き方アドバイザー認定講座を行うなど、講師の育成にも取り組む。『一生使える、一筆箋の美しいマナーと言葉』など著書多数。

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