夫婦の格差が露呈⁉ "定年後”の夫婦関係【夫の定年】

アラフィー女性100人に実施したアンケートの中でも目立ったのが「夫と一日中顔を合わせるのが不安」といった声。専門家が良好な夫婦関係を続けるためのコツをアドバイス。
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よりどころをなくした夫は妻だけが頼りに

“自由喪失問題”について、夫の心情を解説してくれたのは、定年男性を多数取材してきた作家の髙橋さん。

「皆さんがそろって口にしたのが、妻への感謝。会社というよりどころをなくした男にとって、頼れるのは妻だけ。ゆえに、ひとりで出かけようとする妻に、『どこに行くんだ』『いつ帰るんだ』『オレも行く!』と、すがってしまうのです。なので、夫が定年した途端、『自由が欲しいの』とは切り出さず、うまくコトを運んでいただければ」

 髙橋さんは、「定年は、夫と妻との格差を露呈させる」とも。

「エクラ世代だと、家のことは妻がメインでというケースが多いかと思います。イレギュラーなことも起こりますから、日常生活を維持するのは大変なこと。たいていの男は、定年後、初めてそれに気づきます。そして悟るのです、『生きるという土俵では、妻はプロで、自分はアマだ』と。そのくらい力量が違うのですから、妻が夫をハンドリングするのは簡単。夫の定年に思うことはいろいろおありでしょうが、上手にリードし、良好な夫婦関係を続けていただけると、我々男としては大変ありがたいのです」(髙橋さん)
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1.夫がゴロゴロするのは誰にでも起こる自然現象なのだと理解を

2.居場所をなくした定年夫は不安。妻だけが頼りという胸の内を察して

3.生きるプロたる妻が、アマである夫を上手にリードすべし

教えてくれたのは…
心療内科医 姫野友美さん
東京医科歯科大学医学部卒業、’05年、ひめのともみリニックを開設。栄養療法に精通し、脳・心・体からストレスや病気にアプローチする。『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)など、メディアでも活躍。

ノンフィクション作家 髙橋秀実さん
’61年、横浜市生まれ。『定年入門 イキイキしなくちゃダメですか』ではリアル定年を取材。著書に『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』『損したくないニッポン人』『人生はマナーでできている』など。

夫の定年 記事一覧

  • 専門家が徹底ジャッジ! 定年後の「夢」と「不安」【夫の定年】

    アラフィー100人にアンケートを実施。“夫の定年”に「いろんな意味で不安」という声が多い反面、「忙しくてできなかったことに、一緒に挑戦したい」といった夢と希望に胸を膨らませる人もいるなど実に様々。50代女性に行ったアンケートに寄せられた、「夢」と「不安」の声を専門家のアドバイスと共にご紹介。

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