まずは、ホテルでもらった”散歩録”地図に14軒も紹介されている、嘉義といえばの鶏肉飯をランチに。台北の友人ステラ、嘉義在住のアンバーのお勧め、郭家鶏肉飯へ(ちなみに台中に住むニッキーは大同火鶏肉飯推し)。鶏肉飯はシンプルで優しい味わい!そしてもち米にピーナッツ入りの腸詰の形をしたものも指差しオーダー。みたらし団子のタレがかかっていて、好みでした!!
今回の旅の目的とも言える、魚の頭のスープの林聡明沙鍋魚頭も近かったので、早速行ってみることに。店先でテイクアウト用、店内用にグツグツ大鍋で煮込んでいるスープには、白菜、豆腐、湯葉、木耳、豚肉、ネギ、沙茶醬などなどが。魚の頭を揚げ続ける鍋もあり、豪快。ひっきりなしにオーダーが入ります。コクレン魚の頭の身は鱒に似ていて、コラーゲンたっぷり。野菜の甘みたっぷりの具沢山スープに、Q麺を入れたメニューは17時から限定だそうでそちらも人気だそう。ご飯ものメニューも充実でまた行きたい!
お腹はじゅうぶん満たされたので、ニッキーとアンバーが激しく推す、行列必至の”グレープフルーツジュース屋”さん御香屋に。なぜ、グレープフルーツジュースに行列???と思いきや、飲んでびっくり、タピオカの次はこれが来るといいな!と思うくらい美味。紅鑽葡萄柚綠茶は、ピンクグレープフルーツの果肉と果汁に、阿里山が近いからか中国緑茶をブレンド。さらに干し梅の甘じょっぱさがふわり。こんなに行列なのに、嘉義にしかない店だそう。翌日トライした、パッションフルーツと緑茶のブレンドにも目から鱗でした。
嘉義の食べ歩きの夕暮れどきには、嘉義に住む友人アンバーのお気に入りだという玖珈琲へ。バリスタのマンゴーさんが、オリジナルブレンドの美味しいコーヒーを選んでくれました。台湾はお茶もコーヒーも同じくらい感動するほど美味しいですよね。居心地のいいこの店を出たときに見た、やわらかな薔薇色に空が染まる夕焼けはまさにマジックアワー、幻想的でした。