そして、翌朝のスタートは、大好物の朝市、東門市場から。醤油漬けのアサリ、ローストした丸鶏などの店がずらりと並び、その間をスクーターがひしめき合っています。どの街でも繰り返される朝の光景。近くの嘉義城港廟にお参りもしました。パワースポットとも言われ、300年を超える歴史ある廟にはお線香の香りと、お供えの白いチャンパの花の香り、静かな時間が漂います。この後、自転車でスイスイと、御香屋のあるロータリーへ。街の中心のこのロータリーには野球投手の像があります。映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』のゆかりの地でもあるのだそう。御香屋の並びに、嘉義在住の友人アンバーが子供の頃から親しんで来た懐かしい味の店という七彩冰果店があり、気持ちのいい朝、朝食にパイナップルジュースと氷の乗ったプリンをいただきました。この雰囲気、癒されます!
タピオカミルクティーの店もロータリーの並びに見つけ、あまり興味がないふたりなのにブームに便乗。こちらの店には小山園の抹茶を使ったタピオカドリンクもありました。食べ歩きも終盤となり、台中在住の食いしん坊仲間ニッキーのリストにあった、”台湾10大炒飯”ランキングで4位に入ったというチャーハンの店、慶昇小館でランチ。沙茶牛肉炒飯と饂飩湯(ワンタンスープ)をオーダー。これが噂に違わずスペシャルな味!!お腹に余裕があったら、周りの常連さん達のように海老チャーハンも食べたかった、、、。後ろ髪引かれつつ、台北への帰途につきました。台北からのショートトリップ、やっぱり楽しいし、おいしい。勢いよくお勧め店リストを送ってくれる食いしん坊の友人達に感謝しつつ、次は花蓮に行ってみたいなあと思案中です。