【大人が楽しむ夏のフルーツレシピ】スイーツだけじゃない!桃を使った絶品料理レシピ

今まさに旬を迎えるフルーツ、桃の楽しみを、料理家・坂田阿希子さんに教わります。今回は「白桃のセビーチェ」と「桃のガスパチョ」のレシピを伝授。この時期だけの贅沢なアペロが完成!

白桃のセビーチェ

柑橘を使った魚介のマリネ・セビーチェを白桃と合わせたひと品。にんにくが香るオリーブオイルとフレッシュなセロリの香味、ライムの酸味に桃のジューシーな甘味がよく合う。桃の器に盛りつけて、冷えたシャンパーニュで乾杯!

白桃のセビーチェ

材料(2人分)

白桃…2個
白身魚の刺身(鯛など)…80g
セロリ…1/4本
しょうが…1片
にんにく…1片
ライムの搾り汁…1/2個分
青とうがらし(生)…2本
ミント、香菜…各適宜
オリーブオイル…大さじ2
塩…適量

作り方

❶桃は割れ目のところに軽く包丁で切れ目を入れ、熱湯にさっとくぐらせて氷水にとり、しっかり冷やしておく。

❷刺身は削ぎ切りにしてボウルに入れる。セロリはごく細かいみじん切りに。しょうがはすりおろす。にんにくはみじん切りにする。

❸フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、ゆっくりと加熱する。にんにくがカリカリになって香りがしっかりたってきたら、②の刺身のボウルに熱いまま入れる。

❹③にセロリ、しょうが、ライムの搾り汁、塩、輪切りにした青とうがらしを加えてさっとあえる。冷蔵庫で30分ほどマリネし、①の1個分の桃を皮をむき角切りにしたものを加える。

❺①の残りの桃を縦半分に切り、皮をむいて種をとり、下の部分を少しだけ平らにしてお皿に盛りつける。④を盛りつけ、好みでミントや香菜を添える。

桃のガスパチョ

ライムの酸味、ヨーグルトのコクが味の決め手に。氷水できりりと冷やして盛りつけるのが鉄則。ライムの皮のビターな香りがリッチで、のどを通るさわやかさとともに、果実味と酸味が体にしみわたるよう。

桃のガスパチョ

材料(1杯分)

白桃…1個
トマト(小)…1/2個
ヨーグルト…大さじ1
ライムの搾り汁…小さじ1
オリーブオイル…大さじ1~2(白桃、トマトの量により調節する)
塩、ライムの皮、ミント、オリーブオイル…各適量

作り方

❶桃は皮をむいて適当な大きさに切る。トマトは湯むきして種をとりザク切りにする。桃は盛りつけ用に一部とっておく。

❷ミキサーに①の桃、トマト、ヨーグルト、塩、オリーブオイルを入れて撹拌する。ボウルに移して外側から氷水に当て、ゴムべらなどで混ぜて全体がしっかり冷たくなるまで冷やす。

❸盛りつけ用にとっておいた桃は角切りにし、オリーブオイル、ライムの搾り汁、塩少々でさっとあえる。

❹②を器に盛りつけ、③をのせ、ライムの皮、ミントを添える。

Profile

坂田阿希子
さかた あきこ●料理家。『洋食KUCHIBUE』『BONJOUR KUCHI BUE』店主。出版社勤務を経て独立。料理人とのコラボレーションにも関心が集まる。『サカタフルーツパーラー フルーツを楽しむ56のレシピ』(グラフィック社)ほか著書も多数。

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    「ピッツァもフォカッチャも、とても自由な食べ物です。好きな季節の野菜、フルーツ、ハーブをトッピングして焼けばよくて、あつあつをみんなでほおばりながら、赤ワインを飲むのは最高」。有元さんが日本の風土に合わせて作りやすく考えたレシピは、超シンプル。「ピッツァには具がたくさんのって、チーズがかかったイメージがあるかもしれませんが、あれはアメリカ的なピザ。イタリアのピッツァやフォカッチャはもっと素朴で、だからこそ小麦のおいしさ、野菜などのおいしさが引き立ちます」。この野菜にはこのハーブ、というおすすめの組み合わせをご紹介。一度食べたら忘れられない魅惑の味ばかりです。

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