【美容クリニックでシミとり】基本を知ってギモンや不安を解消!

優秀ファンデーションでも隠しきれなくなってくる、アラフィー世代のシミ。「クリニックでプロの手に託せば、シミも気分もスッキリ! ?」と思いながらも二の足を踏んでいるあなたのために、知っておきたいシミ取りの基本情報を専門医に伺いました。
小田ユイコがレポート!
美容ジャーナリスト 小田ユイコ

美容ジャーナリスト 小田ユイコ

30年にわたり美容コンテンツを編集&執筆。大人の女性を真に美しくする情報収集に情熱を傾け、精力的に取材活動を続ける。
お話をうかがったのは…

クロスクリニック銀座院長 石川浩一先生

防衛医科大学校卒。’98年、クロスクリニック開業。’14年にクロスクリニック銀座開院。マシンを駆使した的確な治療が評判。

 

銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生

東京女子医科大学卒。医学博士。皮膚科専門医ならではの皮膚を熟知した「お見立て」が人気。テレビほか、多方面で美容の真実を啓蒙。

こんなことが不安で、 クリニックのシミとりに 二の足を踏んでいます

【編集部に届いた読者のホンネ】

「そろそろ、やらないと……でも……」

「こんなことが不安で、クリニックのシミとりに二の足を踏んでいます…」

Q.この目立つシミ、 クリニックなら一発でとれるんですよね!?

A.いいえ。50年の間に蓄積したシミは、一発ではとれないのです

アラフィー世代は、子供のころ日焼け止めの習慣がなく、20代までの日焼けの“つけ”が肌に蓄積。「たいていのかたに、とれやすいシミととれにくいシミが混在。メラノサイトが活性化しつづけている根深いシミは、1回で黙らせるのはむずかしいのです」(石川先生)。長期戦の覚悟が必要だ。

とれやすいシミととれにくいシミが混在

Q.肝斑とくっきりジミ、いっぺんに治療できますか?

A.肝斑を怒らせなければ、同時の治療も可能です

最新鋭の治療機器、ピコレーザーなら可能!「熱ではなく衝撃波でシミを粉砕し、出力を調節できるピコレーザーは、熱刺激に弱い肝斑を怒らせることなく明るくしていくことができます」(慶田先生)。今までむずかしかったいっぺんの治療ができる時代に!

 

Q.ダウンタイムを避けられませんか?

A.残念ながら、目立つシミをとるためには避けられません

レーザーを当てれば、シミが浮き上がってかさぶたになるのは避けられない。「ただし、最新鋭のピコレーザーの場合、従来の機器に比べて周辺への影響が少なく、かさぶたも薄い膜のよう。そのかさぶたも数日でとれ、メイクもできるので、ダウンタイムは短くなりました」(慶田先生)。

 

Q.シミをとっても、また出てくるってホント?

A.可能性大。シミはいわば“慢性疾患”と思うべし

目には見えなくても、ビジアという肌診断器で見ると、潜伏ジミはいっぱい!「活性化しつづけているメラノサイトは、いわば慢性疾患。糖尿病や高血圧と同様、根治がむずかしいのです。ただし定期的に“シミ抜き”し、日焼け止めを欠かさず、肌をていねいにケアすれば、出現を抑えることは可能です」(石川先生)。

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