CNBLUEのジョン・ヨンファが2年ぶりに日本の“BOICE”の前へ帰ってきた!「東京ドームでヘリから飛び降りたい」

ソロアーティスト、ジョン・ヨンファが、約2年の時を経て日本に帰ってきた。除隊後初の単独ファンミーティング“JUNG YONG HWA(from CNBLUE)Solo Fanmeeting 2019 in Japan –Y’s Home-”を横浜と神戸(全6公演)で開催、彼との再会を待ちわびたたくさんの“BOICE(ファンの総称)”との優しい時間を過ごした。 そのファンミーティングの初回も初回、パシフィコ横浜で行われた12月24日昼公演の模様をお届けします。
ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)
本公演はライブとトークの二部構成。「Y’s Home」の文字通り、ファンが待つところがヨンファのホームだった。

14時32分。会場が暗転し、オープニング映像が流れる。するとクリスマスにふさわしいモノトーンのカッチリ衣装でヨンファがステージに登場。キリッとした表情から少しイタズラっぽい笑みを浮かべ、「準備はいいですかーっ!」と客席を煽る! 

1曲目は『That Girl』。セクシーなメロディにダンスをのせて、目の前のファンのハートに火をつけると、すぐさま『Summer Dream』へ。爽やかなラブソングで魅せ、BOICEたちへ愛を畳みかける。
「2年間ずっとBOICE(CNBLUEのファン)のことが”恋しくて”この曲を選びました」と、離れていた時間の心境を明かし、思いはさらに募り、3曲目の『恋しくて』へ。両目をつむったまま、心を振り絞るような歌声に、客席のあちこちから震える声が聞こえていた。

ヨンファは客席に向かって語りかける。

「(この2年間)みなさんは僕にとってどんな存在ですか?ということを考えていたんですけど、真っ暗な空に浮かぶ星じゃないかなって。みなさん、僕の星になって、ずっと僕を照らしてください」と、『星、あなた』へ。この曲は明るい曲調。

まるで彼とBOICEたちが手と手を取り合ってスキップをしているかのようだ。曲中に“愛している”という言葉が出てくるたび、ヨンファからの熱烈なウインクや、投げキッスがスクリーンに映し出される。会場はその度「私も愛してる!」「照らすよ!」との掛け声が。

するとヨンファが「(自信満々な顔で)でしょ? 次の曲も、僕の大好きな曲です。『オレのことスキでしょ。‐ 君は僕に恋をした ‐』」と紹介すると、客席のボルテージはマックスに! 

ステージを縦横無尽に走りながら、持てる愛を客席へ注ぎこむヨンファ。その愛に応えるように客席も大合唱! 
約2年ぶりに、互いの愛を確かめあったヨンファとBOICEは、この上なく幸せな笑顔に包まれたのだった。
ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)
ヨンファの部屋をイメージしたという自宅風セットに転換し、トークコーナーへ。

MCとして登場した古家正亨氏の合図で「ヨンファ、おかえりー!」と会場が一体になって出迎える。
すると「ただいまー!」とヨンファが嬉しそうな顔で、いい返事。久々に実家へ帰ってきた甥っ子を出迎えるような気持ちになって、ほっこりする客席なのだった。

ヨンファは、バシッとした敬礼とともに「(みなさんと再会できて)本当に幸せ。心からの声です。素敵な時間を作りましょう!」と流暢な日本語で挨拶。それからハワイに行ったことや、『幸せのパンケーキ』を食べて幸せになったと言ったりして近況報告。すると、小道具のウクレレを発見、「今日のために新しい曲を作ってきたんです」と歌い出す。

♪日本のみなさん、ありがと~と、即興で弾き語ったものの、ウクレレのチューニングが絶望的に合っておらず、彼もBOICEも苦笑い。ジェイク・シマブクロならぬ、ジェイク・ヨンブクロとして歩みは始まる……ことはなかった…。
ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)
BOICEと会えなかった2年間、彼がどんな毎日を送っていたかを知るべく作られた「国と民を守るエリート戦士特攻隊兵長ヨンファ」と題したコーナーでは、入隊前、丸刈りになる過程を撮った映像など、硬軟入り混じった映像が流れる。

特に、高さ11メートルのヘリコプターからの降下訓練映像のハードさに息を飲む客席。この訓練は彼の所属していた隊ならではのものだったようで、ヨンファは「この訓練は3か月に1度。映像とは違って安全ロープなしでやるんです」と力強く補足。驚く客席に向かって、当時の様子を自身のボイスパーカッションのヘリ音付きでエアー再現。

「もし、東京ドームでコンサートをやったなら、オープニングでヘリからステージに飛び降りたいです!!」と強く語っていた。どうやら軍隊生活は楽しかったようで、トークの途中、突然のほふく前進まで飛び出していた。
ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)
トークはほぼ日本語で対応。2年のブランクを感じさせない日本語スキルは「新海誠監督のおかげなんです」と、最近はずっと映画『君の名は。』や『天気の子』など、アニメで日本語を学んでいたことを明かす。「僕の使う日本の単語は高級でしょ?」と、まるで覚えたての言葉を親に自慢する五歳児のよう。そしてそれを親目線であたたかく観客が見守った。
公演は、当初の予定時間を30分以上過ぎていたらしく(笑)、締めのトークを急かされると、それまでの飄々とした雰囲気から一変、真摯な表情へ。

「会えなかった間、ずっとこの日を想像してきました。この舞台に立つことを夢見てきました……みなさんの前で舞台に立ってライブをする瞬間が、僕にとっての最高に幸せな瞬間です」と言葉を詰まらせる。「今も夢みたいなんですけど、2年間、待っていてくれてありがとうございます。そしてこれからもずっとずっと……今も未来も、毎日一緒にいてください」と、ファンへの感謝の言葉で公演を締めくくった。
ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)
なお、最終公演となった神戸の夜公演のエンディングでは、こんな挨拶も。

「これが終わりじゃなく、2020年からが新しいスタートです。東京ドームまで一緒に行きましょう。皆さんがいれば実現できると思います」と述べると、CNBLUEについても言及。
「CNBLUEのことでたくさん心配かけましたが、僕たちはバンドだから、“いつかまた”と思いながらこれからも頑張ります。応援よろしくお願いします。2020年はもっと頑張りたいです。そして2020年も、一緒に行きましょう。ありがとうございました!」
本公演を皮切りに、2月26日に日本で3枚目となるソロアルバム『FEEL THE Y’S CITY』をリリース、全国ツアー「JUNG YONG HWA JAPAN CONCERT 2020 “WELCOME TO THE Y’S CITY”」を発表したヨンファ。その合間にはワールドツアーも控えている。

現在は他メンバーが入隊中のため、所属バンド、CNBLUEとしての活動が難しい中、しばらくの間、ヨンファはソロ・アーティストとして走っていく。

だが、彼は決して一人ではない。‘BOICE’という、熱く優しく頼もしい伴走者たちとともに2020年を駆け抜けるはずだ。

ジョン・ヨンファ(from CNBLUE)
■全国ツアー情報
公演名:JUNG YONG HWA JAPAN CONCERT 2020 “WELCOME TO THE Y’S CITY”
会場・公演日時:
【愛知】名古屋国際会議場センチュリーホール
2020年3月2日(月) 17:30開場 18:30開演
2020年3月3日(火) 17:30開場 18:30開演
【大阪】オリックス劇場
2020年3月11日(水) 17:30開場 18:30開演
2020年3月12日(木) 17:30開場 18:30開演
【神奈川】パシフィコ横浜国立大ホール
2020年3月14日(土) 17:00開場 18:00開演
2020年3月15日(日) 16:00開場 17:00開演
※ツアーの詳細は公式サイトで確認ください。
■リリース情報  JAPAN 3rd ソロアルバム『FEEL THE Y’S CITY』

■リリース情報  JAPAN 3rd ソロアルバム『FEEL THE Y’S CITY』

2月26日発売/ワーナーミュージック・ジャパン
・初回限定盤(CD+DVD) 4,950円(税込)
・通常盤(CD) 3,300円(税込)
・BOICE限定盤(CD+DVD) 5,500円(税込)

■公式サイト https://www.jungyonghwa.jp/

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